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便秘対策

豆鉄砲
初めまして、現在7ヶ月になる娘を母乳とミルクの混合で育てています。
離乳食を始めて、2ヶ月程経ちました。最近、便秘がちです。マッサージをやったりサツマイモ、リンゴ等の食物繊維が多そうな物も食べています。ヨーグルトも良いと聞いたので食べさせてみようと考えています。そこでヨーグルトはベビーダノンのように、赤ちゃん用の物の方が良いのでしょうか??また、毎日食べさせて良いものなのでしょうか??一回の適量もふまえて教えていただければと思います。

2020/10/16 17:12

久野多恵

管理栄養士
豆鉄砲さん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

7か月のお子様の便秘対策についてのご相談ですね。
食物繊維を意識されたり、マッサージも実践されているのですね。 とても良いと思います。

ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は腸内環境を整える働きをしますので、便秘対策には有効です。
赤ちゃん用のものでも良いですし、大人が召し上がる砂糖の含まれていない、「プレーンヨーグルト」でも大丈夫です。 比較的甘味のないものから慣れさせてあげると甘味に慣れ過ぎず良いのかなと思います。プレーンタイプが好まないのであれば、多少味のある赤ちゃん用のものを使用されても良いと思いますよ。

ヨーグルトは毎日食べさせても大丈夫です。 離乳食中期の1回の離乳食に与えられる乳製品の量は50~70gですので、多くてもその程度の量で進めましょう。 その他のたんぱく質を与えるのであれば、その他のたんぱく質との割合を考えて量を加減しましょう。離乳食中期(7~8カ月頃)のたんぱく質の1回の目安量は以下になります。

◉たんぱく質
魚10~15g
または肉10~15g
または豆腐30~40g
または卵黄1個~全卵1/3個
または乳製品50~70g

例えば、魚類・肉類を10g与えるのであれば、目安
量の2/3量ですので、ヨーグルトは目安量の1/3量与えることが可能となりますので、ヨーグルトは20g程度は与えても大丈夫という事になります。

その他の便秘対策は以下を参考にして下さい。

◎水分をしっかりと摂る
◎不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよく摂る
◎腸内環境をよくする善玉菌(ビフィズス菌・乳酸菌・納豆菌)を積極的に取り入れる。

細かく解説していきますね。
水分については、喉が渇いたタイミングで白湯や水や麦茶を与えると良いですね。離乳食量や哺乳量に影響が出ない程度の水分補給を考えましょう。果物やゼリーなども水分補給になりますし、離乳食に味噌汁やスープなどの汁物をつけてあげるのも良いでしょう。

食物繊維は不溶性と水溶性がありますが、いも類や野菜類など不溶性のものばかりとっても、かさが増して便が出ずらくなってしまうという事がありますので、海藻類・豆類・果物類などから水溶性の食物繊維を摂るように心掛けましょう。

また、腸内環境を良くする為に発酵食品をとりいれましょう。 離乳食が進み、腸に入る食材が色々と変化する事で、腸内細菌のバランスも変わってきます。色々な食べ物を食べられる様になってくると、だんだんと腸内の悪玉菌が増えてきて、腸内環境が悪化してしまう事が便秘の原因になる事があります。
善玉菌を増やす様に意識すると腸内環境が整いますので、ビフィズス菌や乳酸菌や納豆菌などの善玉菌を意識して取り入れるようにしましょう。
ヨーグルトや納豆は効果的ですし、ヨーグルトも数種類のものを取り入れる事で、メーカーによって違いのある乳酸菌を色々と取り込めます。味噌も発酵食品ですので、離乳食の風味づけや味噌汁とあげると良いですね。

2020/10/16 22:49

豆鉄砲

0歳7カ月
大変、丁寧な御返答有難うございます。詳しく回答していただいたので、とても参考になりました。

2020/10/16 23:24

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