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10ヶ月後半の息子の手づかみ食べの進捗とその他離乳食の進め方について
Miyuki
こんにちは。タイトルの件について相談させて下さい。息子の首座りと自分でお座りの安定を待ってから7ヶ月半から離乳食を始め、現在10ヶ月後半で離乳食中期の内容を2回食で進めています。
基本的にはしっかり噛む練習をする+できるだけ離乳食で栄養を取れるよう目安料をしっかり食べて欲しいとの思いから、スプーンで食べさせています。
ただ、食べ物に手が出始めたので柔らかさは中期のまま人参や大根、さつまいもをかじり取れるくらいの大きさにしてスプーンで食べ終わった後につかみ食べさせています。
現状、積極的に食べるというよりは手でべちゃべちゃ触って遊ぶという感じで、私が代わりに口に持っていっても食べることが少なく、自分で食べるのは稀です。ただ、時々与える苺やブロッコリーは自分で口に持っていって食べます。
おかゆや芋の中期の内容のペーストも手では触りますが自分で口に持っていくことはありません。
離乳食自体を遅く始めたということもあるんですが、開始後3ヶ月時点、10ヶ月半という月齢で手づかみ食べの進捗はこんな感じでも大丈夫なのでしょうか?
それとも皆さん、この月齢ならもっと積極的に自分で手づかみして目安量を全て完食されるんでしょうか?この場合、そのために工夫できることがあれば教えて頂きたいです。
また、栄養面でも消化面でもメリットが高いように思うので重ね煮で調理したものを離乳食に取り入れようかと思っています。
ただ、重ね煮は基本的に野菜を煮る調理法なので食感が全てやわらかくなると思います。
この場合、例えば後期頃から野菜以外のお米をおにぎりにしてかみちぎる練習にする、魚などは従来の噛むことを意識した内容にするなどすれば、咀嚼力に問題をきたすということはないのでしょうか?
息子は若干消化が弱いようなので、噛む力と消化力の向上、そして栄養バランスを加味して進める必要があるのですが、どんな形がベストか模索しているところです。
長文になってしまいましたが、ぜひアドバイスを頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
基本的にはしっかり噛む練習をする+できるだけ離乳食で栄養を取れるよう目安料をしっかり食べて欲しいとの思いから、スプーンで食べさせています。
ただ、食べ物に手が出始めたので柔らかさは中期のまま人参や大根、さつまいもをかじり取れるくらいの大きさにしてスプーンで食べ終わった後につかみ食べさせています。
現状、積極的に食べるというよりは手でべちゃべちゃ触って遊ぶという感じで、私が代わりに口に持っていっても食べることが少なく、自分で食べるのは稀です。ただ、時々与える苺やブロッコリーは自分で口に持っていって食べます。
おかゆや芋の中期の内容のペーストも手では触りますが自分で口に持っていくことはありません。
離乳食自体を遅く始めたということもあるんですが、開始後3ヶ月時点、10ヶ月半という月齢で手づかみ食べの進捗はこんな感じでも大丈夫なのでしょうか?
それとも皆さん、この月齢ならもっと積極的に自分で手づかみして目安量を全て完食されるんでしょうか?この場合、そのために工夫できることがあれば教えて頂きたいです。
また、栄養面でも消化面でもメリットが高いように思うので重ね煮で調理したものを離乳食に取り入れようかと思っています。
ただ、重ね煮は基本的に野菜を煮る調理法なので食感が全てやわらかくなると思います。
この場合、例えば後期頃から野菜以外のお米をおにぎりにしてかみちぎる練習にする、魚などは従来の噛むことを意識した内容にするなどすれば、咀嚼力に問題をきたすということはないのでしょうか?
息子は若干消化が弱いようなので、噛む力と消化力の向上、そして栄養バランスを加味して進める必要があるのですが、どんな形がベストか模索しているところです。
長文になってしまいましたが、ぜひアドバイスを頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2024/6/13 5:07
Miyukiさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。
10か月半のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
開始時期がゆっくりだったものの、手づかみすることに興味があり、お子様の意欲を大切に触らせてあげているのはとても良いことですね。
用意できる時だけ、食事と一緒に手で掴めそうなもの,
興味がありそうなものをお皿に置いてあげるだけで良いです。 それを掴んで握りつぶしたり、ぐちゃぐちゃにしたり、投げ飛ばしたりという行動も手づかみ食べの前段階として大切な行動です。 目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという一連の行動は、目と手と口の協働運動が獲得されていないと難しいです。 手に持ったものを口まで持っていくという距離感を覚える過程も必要ですし、その前段階の色々な食材をたくさん手で握って体験し、食材の特性を学ぶ機会を増やしてあげるのはとても大切です。
手づかみ食べは、上手に食べる事を目的とせずに、食材と触れ合う貴重な時間だと考え、握りつぶしたりすることも少し見守ってあげても良いと思います。握りつぶして手についた食材を、口まで持っていけるようにお母様が少し介助してあげるのも良いと思います。
時々イチゴやブロッコリーなどは口まで持っていけるということなので、とても良い状況かと思います。 今のペースで食材に触れる機会を作ってあげるというスタンスで進めて良いと思います。
手づかみ食べの進み具合や興味はお子様それぞれですので、手づかみでないと食べないというお子様もいれば、全く興味を示さないというお子様もいます。周りをみて焦ったり、同じように進めなくても良いので、お子様の興味のままお子様の意欲を大切にして、大人が子供のペースに合わせるように進めていかれると良いと思います。
今できる事とすれば、興味を持っている時にお子様の意欲を制御しない事なのかなと思います。ダメダメされると意欲もなくなりますし、食事の時間が楽しいものではなくなってきますので、上手にきれいに食べる事を目的とせずに、食材と触れ合っていけると良いですね。
今の時期は煮たり茹でたりという調理法が中心で問題ないです。 重ね煮などもとても良い調理法ですね。柔らかさについては、同じ調理法であっても肉や魚、野菜の違いによって変わりますし、煮たり茹でたり以外の揚げ物や炒め物等はまだ固すぎる時期かなと思います。
今は固いものをあげて咀嚼力をつけるというよりも、柔らかいものを少しずつ大きくして、舌を上あごに押し付けておしつぶしながらもぐもぐ食べたり、奥の歯茎で押しつぶしてカミカミして食べる方法を学んでいく段階なので、固さにこだわらなくても大丈夫です。
もう少し固形のものを食べられるようになってきたら、おにぎり等をかじり取って食べる練習も良いと思います。魚や肉はぼそぼそして固くてかじり取りが難しいことが多々ありますので、引き続き細かくして何かに混ぜてあげる方法で問題ないです。 ひき肉量理は肉団子にするなどの方法で進めても良いです。要は、その時のお子様の口腔発達によって食材も変化させて、少しずつ食べる力を育ててあげれば良いですよ。
離乳食の開始が少しゆっくりめでしたが、離乳食後期の月齢ではありますので、お子様が食べられるのであれば、それに近づけた離乳食に変化させても問題ないですよ。急な変化はお勧めしませんが、ゆっくりめだったからといって、それに合わせてゆっくりと進めるというよりも、お子様の口腔発達に合わせて進めることが大切となります。
どんな形状がベストであるかは、実際に食べ方や好みを見てみないとわかりませんが、野菜などのやわらかいものを少しずつ変化させてみて、一進一退で進めていけると良いですね。
よろしくお願いいたします。
ご相談いただきありがとうございます。
10か月半のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
開始時期がゆっくりだったものの、手づかみすることに興味があり、お子様の意欲を大切に触らせてあげているのはとても良いことですね。
用意できる時だけ、食事と一緒に手で掴めそうなもの,
興味がありそうなものをお皿に置いてあげるだけで良いです。 それを掴んで握りつぶしたり、ぐちゃぐちゃにしたり、投げ飛ばしたりという行動も手づかみ食べの前段階として大切な行動です。 目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという一連の行動は、目と手と口の協働運動が獲得されていないと難しいです。 手に持ったものを口まで持っていくという距離感を覚える過程も必要ですし、その前段階の色々な食材をたくさん手で握って体験し、食材の特性を学ぶ機会を増やしてあげるのはとても大切です。
手づかみ食べは、上手に食べる事を目的とせずに、食材と触れ合う貴重な時間だと考え、握りつぶしたりすることも少し見守ってあげても良いと思います。握りつぶして手についた食材を、口まで持っていけるようにお母様が少し介助してあげるのも良いと思います。
時々イチゴやブロッコリーなどは口まで持っていけるということなので、とても良い状況かと思います。 今のペースで食材に触れる機会を作ってあげるというスタンスで進めて良いと思います。
手づかみ食べの進み具合や興味はお子様それぞれですので、手づかみでないと食べないというお子様もいれば、全く興味を示さないというお子様もいます。周りをみて焦ったり、同じように進めなくても良いので、お子様の興味のままお子様の意欲を大切にして、大人が子供のペースに合わせるように進めていかれると良いと思います。
今できる事とすれば、興味を持っている時にお子様の意欲を制御しない事なのかなと思います。ダメダメされると意欲もなくなりますし、食事の時間が楽しいものではなくなってきますので、上手にきれいに食べる事を目的とせずに、食材と触れ合っていけると良いですね。
今の時期は煮たり茹でたりという調理法が中心で問題ないです。 重ね煮などもとても良い調理法ですね。柔らかさについては、同じ調理法であっても肉や魚、野菜の違いによって変わりますし、煮たり茹でたり以外の揚げ物や炒め物等はまだ固すぎる時期かなと思います。
今は固いものをあげて咀嚼力をつけるというよりも、柔らかいものを少しずつ大きくして、舌を上あごに押し付けておしつぶしながらもぐもぐ食べたり、奥の歯茎で押しつぶしてカミカミして食べる方法を学んでいく段階なので、固さにこだわらなくても大丈夫です。
もう少し固形のものを食べられるようになってきたら、おにぎり等をかじり取って食べる練習も良いと思います。魚や肉はぼそぼそして固くてかじり取りが難しいことが多々ありますので、引き続き細かくして何かに混ぜてあげる方法で問題ないです。 ひき肉量理は肉団子にするなどの方法で進めても良いです。要は、その時のお子様の口腔発達によって食材も変化させて、少しずつ食べる力を育ててあげれば良いですよ。
離乳食の開始が少しゆっくりめでしたが、離乳食後期の月齢ではありますので、お子様が食べられるのであれば、それに近づけた離乳食に変化させても問題ないですよ。急な変化はお勧めしませんが、ゆっくりめだったからといって、それに合わせてゆっくりと進めるというよりも、お子様の口腔発達に合わせて進めることが大切となります。
どんな形状がベストであるかは、実際に食べ方や好みを見てみないとわかりませんが、野菜などのやわらかいものを少しずつ変化させてみて、一進一退で進めていけると良いですね。
よろしくお願いいたします。
2024/6/15 8:29
Miyuki
0歳10カ月
久野先生、大変丁寧な返信を頂きありがとうございます!手づかみ食べについてはこのまま息子のペースに合わせて進めて良いとのこと、安心しました。
調理内容は中期ですが、目安量は月齢に合わせた後期の内容をそれぞれスプーンで毎食食べられていますので、つかみ食べについてはあまり気にせず、今後も食べるか食べないかは別にして色んなものを出し続けることで対応していきたいと思います。
重ね煮についてもアドバイスありがとうございました。柔らかさというよりは大きさなんですね。最近、つかまり立ちもできるようになったのでそろそろ後期の調理法に移行しようかと思っていました。
まずは全がゆを軟飯にしてみて様子を見て、そこから野菜を潰さず徐々に歯茎で挟める大きさに変えて与えてみたいと思います。
すみません。念のため確認なのですが頂いたアドバイスの後半に出てくる「もう少し固形のものを食べれるようになったら」というのは後期の歯茎食べの大きさのものということでしょうか?それとも完了期あたりのものでしょうか?
可能であれば重ねてお伺いできると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
調理内容は中期ですが、目安量は月齢に合わせた後期の内容をそれぞれスプーンで毎食食べられていますので、つかみ食べについてはあまり気にせず、今後も食べるか食べないかは別にして色んなものを出し続けることで対応していきたいと思います。
重ね煮についてもアドバイスありがとうございました。柔らかさというよりは大きさなんですね。最近、つかまり立ちもできるようになったのでそろそろ後期の調理法に移行しようかと思っていました。
まずは全がゆを軟飯にしてみて様子を見て、そこから野菜を潰さず徐々に歯茎で挟める大きさに変えて与えてみたいと思います。
すみません。念のため確認なのですが頂いたアドバイスの後半に出てくる「もう少し固形のものを食べれるようになったら」というのは後期の歯茎食べの大きさのものということでしょうか?それとも完了期あたりのものでしょうか?
可能であれば重ねてお伺いできると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
2024/6/15 8:56
Miyukiさん、こんばんは。
追加のご質問について、固形のものをかじり取って食べられるような仕草が見られたら、おにぎりなどのかじりとりを試してみても良いと思います。
いちごやブロッコリーは前歯でかじり取っていますか?
かじり取りができるようになってくると、手づかみ食べも進んでくるかもしれないですね。
実際に見てみないと具体的なことは言えないのですが、お子様の口腔発達の状況を見ながら、食べられそうな形状のものを少しずつアップして進めてみてくださいね。
よろしくお願いいたします。
追加のご質問について、固形のものをかじり取って食べられるような仕草が見られたら、おにぎりなどのかじりとりを試してみても良いと思います。
いちごやブロッコリーは前歯でかじり取っていますか?
かじり取りができるようになってくると、手づかみ食べも進んでくるかもしれないですね。
実際に見てみないと具体的なことは言えないのですが、お子様の口腔発達の状況を見ながら、食べられそうな形状のものを少しずつアップして進めてみてくださいね。
よろしくお願いいたします。
2024/6/17 20:24
Miyuki
0歳10カ月
久野先生、引き続き大変分かりやすい回答をありがとうございます。
出した時に毎回必ずとは言いませんが、苺やブロッコリーはそのままの形や大きめで与えているため、前歯でかじり取りをしながら食べています。
時々与える生のキュウリも皮の部分も含めかじり取って柔らかい部分はモグモグして食べます。
ただ、前歯はまだ上4本、下2本の合計6本しかないため、かじり取りの力もまだ弱いのかな?と思っています。
(本格的に前歯をしっかり使ってかじり取りができるようになるのは前歯8本が生えそろってからという認識なんですが、この認識で合っているでしょうか?)
ただ、今のような形でおにぎりもかじり取りにチャレンジできそうなら軟飯ではなく普通のご飯のおにぎりをかじり取り用に別に準備しても良いかなと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします。
出した時に毎回必ずとは言いませんが、苺やブロッコリーはそのままの形や大きめで与えているため、前歯でかじり取りをしながら食べています。
時々与える生のキュウリも皮の部分も含めかじり取って柔らかい部分はモグモグして食べます。
ただ、前歯はまだ上4本、下2本の合計6本しかないため、かじり取りの力もまだ弱いのかな?と思っています。
(本格的に前歯をしっかり使ってかじり取りができるようになるのは前歯8本が生えそろってからという認識なんですが、この認識で合っているでしょうか?)
ただ、今のような形でおにぎりもかじり取りにチャレンジできそうなら軟飯ではなく普通のご飯のおにぎりをかじり取り用に別に準備しても良いかなと思いました。
どうぞよろしくお願いいたします。
2024/6/17 22:54
Miyukiさん、こんばんは。
好きなものはかじり取って食べられているのですね。とても良い状況かと思います。
かじり取って食べることは、8本そろっていなくても出来る子は出来ますし、全く生えていなくても歯茎でかじり取って食べられるお子様もいます。また、8本生えていてもかじり取らない子もいます。
歯が生えていたほうが、かじり取りはしやすいですが、そろっていなくてもその時のお子様の咀嚼力に合わせた形状のものをかじり取れれば問題ないです。
現状であれば、普通のご飯のおにぎりを試してみても良いように思いますよ。
好きなものはかじり取って食べられているのですね。とても良い状況かと思います。
かじり取って食べることは、8本そろっていなくても出来る子は出来ますし、全く生えていなくても歯茎でかじり取って食べられるお子様もいます。また、8本生えていてもかじり取らない子もいます。
歯が生えていたほうが、かじり取りはしやすいですが、そろっていなくてもその時のお子様の咀嚼力に合わせた形状のものをかじり取れれば問題ないです。
現状であれば、普通のご飯のおにぎりを試してみても良いように思いますよ。
2024/6/18 22:37
Miyuki
0歳10カ月
久野先生、引き続き大変丁寧なお返事を頂きありがとうございます!
歯が生えてきたらそれに伴って自然にかじり取るようになるものと思っていたのですが、そうではないんですね。
先生のお陰で、うちの子はおそらく現状では「歯はある程度生えてはいるけど、自分の興味の向くものしかかじり取らないタイプ」かなと気付けました。
分かりました。早速、普通のご飯でおにぎりのかじり取りも挑戦させてみたいと思います。
ありがとうございます!
歯が生えてきたらそれに伴って自然にかじり取るようになるものと思っていたのですが、そうではないんですね。
先生のお陰で、うちの子はおそらく現状では「歯はある程度生えてはいるけど、自分の興味の向くものしかかじり取らないタイプ」かなと気付けました。
分かりました。早速、普通のご飯でおにぎりのかじり取りも挑戦させてみたいと思います。
ありがとうございます!
2024/6/18 23:45
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