フルーツについて

みいさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

10か月のお子様のフルーツについてのご相談ですね。
キウイフルーツの種や白い部分については、いつから食べて良いという明確な決まりはないです。ただ、消化機能や食べやすさ等を考慮すると、1歳くらいまでは、取り除いてあげると食べやすいと思いますよ。種が入ることで見た目でも少し抵抗感が出るというお子様もいますし、まだ消化機能は未熟なことがありますので、決まりではありませんが1歳くらいを目安にしておくと良いと思います。

離乳食期の果物は基本的に非加熱で与えて良いものですが、加熱したほうがアレルゲン性が低下することと酸味が抑えられて柔らかくなり食べやすいというメリットがあります。
キウイフルーツに関しても、その他の果物でも同じですが、加熱したものに慣れたら、少しずつ加熱時間を少なくして、生の状態に使づけても良いですよ。

フルーツの缶詰について、シロップ漬けが主になると思いますので、離乳食期ではあまりお勧めはしていないです。甘みは赤ちゃんにとってはとても嬉しいものですが、癖になることも多いです。
果物そのものだけでも充分に糖分が含まれますので、シロップ漬けのフルーツは、赤ちゃんにとってはとっても甘いものであり、満腹感が出てしまったり、癖になって甘くないものを食べなくなるというケースもあります。
フルーツ缶を与えてはいけないものではないですが、与えたい場合は、そのまま与えるのではなく、野菜と混ぜてサラダ風にしてみたり、ヨーグルトに混ぜて強い甘みを感じにくくしたりという工夫で、少量使いであれば良いと思いますよ。
よろしくお願いいたします。