帝王切開での出産後について

かみきちさん、ご相談承ります。
ご心配なお気持ちですね。気胸を経験された後、これまでにも風邪や運動などの慎重な行動と共に生活されてきたことと思います。そして今回はご妊娠ですから、嬉しいことと不安で、お気持ちが揺れ動いていらっしゃることと思います。
今23週。子宮が少しずつ、お腹の中の腸や胃の場所を押し上げながら膨らんでいます。出産は10か月かけて変化した子宮の、急激な収縮です。気胸になる可能性は、医師がおっしゃるとおりあります。そのために手術という出産方法を選択し、いつでもかみきちさんの状況に対応できるように主治医は準備しています。

お産は誰もが命がけです。そのために医療者はママと赤ちゃんとそしてご家族を支えます。かみきちさんの体調を、主治医が把握してくれていることが何よりも安心です。呼吸器科の医師への連携もしてくださっているのではないでしょうか。
だからこそ、不安も、症状も、ちょっとしたことと思われることも、まずは主治医に伝えてくださいね。そしてぜひ入院中に関わることになる助産師にも、気持ちを伝える機会をもらってください。お互いに不安や心配事を共有することで、ご出産までに信頼関係が強くなり、かみきちさんの大きな安心につながります。

大切なかみきちさんの、大切なからだのこと、出産のことをお伝えくださりありがとうございます。不安を感じるお気持ちは、ご自身のこと、赤ちゃんのことを大切だと思っている証拠です。
どうか一人で抱え込まず、支えてくれる人と医療者がいます。たくさん頼って相談していただきたいです。
よろしくお願いいたします。

かみきちさん、ご返信ありがとうございます。
お腹の大きさと比例するかのように、予定日や手術日が近づくと、心配な気持ちが大きくなるかもしれません。またお腹が大きくなると、呼吸が浅くなりがちです。猫背になってしまう方もいらっしゃいます。
体型が変化しても、かみきちさんの心地よい呼吸が続けられるように、体を整えましょう。できるだけのことを続け、不安を育てすぎないように、お気持ちも強く育ててほしいなと思います。
このたびはご相談くださりありがとうございました。