耐容上限量について

ぷっちょ
いつもお世話になりありがとうございます。

お忙しいのに沢山質問してしまい、すみません。

食品から摂取するもので、よく耐容上限量は○○mgまでですというのを見かけるのですが、これは、この量をこえて摂取しなければ、例えば数日続けて推奨量より多く取ったとしても、健康被害は無いという認識で合っていますでしょうか?

つわりがひどい妊娠初期に、昆布の佃煮を食べていた時期が数日間あったのですが、妊娠中は昆布のヨウ素が良くないと目にしたました。
メーカーにヨウ素の量を確認したところ、私の場合は1日あたり、多くて1.48mgくらい摂取していた事になるようです。
毎日この量ではありませんが、これより少ない摂取量も含めて、多分連続して4日間くらいは食べていたような記憶があります。

推奨量よりだいぶ多いですが、耐容上限量を超えていなければそこまで悩む必要はないのでしょうか…?
お腹の赤ちゃんが心配で検索魔になってしまいます。
つわりの時期でそれ以外口に出来たのはチョコくらいなので、出汁とかで摂取してるとかはないとは思います…

今更ながらですが、今後の勉強の為にも教えていただけると幸いです。

2024/4/30 9:52

久野多恵

管理栄養士
ぷっちょさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

食事摂取基準では、エネルギーや栄養素の「摂取量の範囲」を定めて、欠乏症だけではなく過剰摂取も防ぐことができるよう配慮されています。

それぞれの基準は、エネルギーについては「推定エネルギー必要量」、栄養素については、「推定平均必要量」、「推奨量」、科学的根拠が得られない場合の「目安量」、生活習慣病予防のため当面の目標とすべき摂取量やその範囲を示す「目標量」、とり過ぎることで健康を損なうことのない最大量を示す「耐容上限量」という指標が設定されています。

推奨量よりも多く摂取していたとしても、耐容上限量を大きく超えるということがなければ、ご安心いただいて良いと思います。

厚生労働省は、1日のヨウ素の推奨摂取量は成人男性・成人女性ともに130μgと設定していますが、甲状腺ホルモンが出産に大きく関わるホルモンのため、 妊婦の推奨摂取量は+110の240μgとなります。 また、妊娠期の耐容上限量を2000μgと設定しています。2000㎍は、2mgと変換します。

1.48mgの摂取であれば、耐容上限量を超えていないので問題ないですよ。
妊娠期は不安が募ることもあると思います。何かご不安な点がありましたらいつでもご相談くださいね。
よろしくお願いいたします。

2024/5/3 7:53

ぷっちょ

妊娠17週
いつも丁寧に返信いただきありがとうございます。
勉強になります。

ありがとうございました!

2024/5/3 10:33

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