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早食いになってしまいます。

ばんび
もう少しで1歳になる娘がおります。
歯の生え方がゆっくりなようで下の前歯が2本のみです。 それでも、よく食べるのですが、最近どんどん早食いになってきて、よく噛まなかったり口に入れる量もかなり大きく、それでも潰してすぐに飲み込んでしまいます。
一口サイズに切るより、自分の歯茎で噛み切ることが大事と聞いていたので、野菜もスティック状やいちょう切りを大きく厚めに切ったりして、手に持ち食べさせてはいるのですが、とにかく一口量も多く、飲み込むまでの噛む回数(すり潰す回数) も少なくあっという間です。
もっと、硬めに茹でてあげても良いものでしょうか。今は歯茎で潰せる固さなのですが。柔らかすぎなのでしょうか。

 もう一つお聞きしたく、寝る前にだけミルクを少し飲んでいます。そのままミルクを飲んでこてっと寝ることも多いのですが、やはり歯磨きをしないとまずいでしょうか。2本しか生えていませんが、朝は、歯ブラシで嫌がりますがなんとか少し磨いてあげて、一応ガーゼで拭いてはいるのですが、夜もやった方がいいでしょうか。
離乳食は基本、野菜の味しかまだやっていないのですが、間食に赤ちゃんせんべいなど市販のものも食べています。 
アドバイス、よろしくお願いいたします! 

2020/7/6 10:05

久野多恵

管理栄養士
ばんびさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。

もうすぐ1歳になるお子様の離乳食についてのご相談ですね。
自分の歯で噛み切るように、野菜スティックや厚めのいちょう切りなどを手にもって食べてもらっているのはとても良い状況ですね。 

早食いになってしまう要因としては、食材が柔らかかったり、小さすぎたりして、もぐもぐカミカミの回数が少ないという事も一因にあると思います。
食事を丸呑みする事が多いという事ですが、お口の発達には個人差がありますので、これから食体験を増やしていく事で、固いものは奥歯で噛み潰して食べる様に変化していきますし、柔らかいものは数回もぐもぐするだけでも飲みこむという、食べ方の区別も覚えてきます。

ただ、ちいさすぎたり、柔らかすぎると、奥の歯ぐきで押しつぶしてたべる、かみかみとする動作はあまり引き出されませんので、柔らかく煮込んだ野菜などは、ごろごろと大きいまま与えてみましょう。 自分に丁度良い1口量を覚えるには、前歯でかじり取って食べる事が大切になってきます。 その点、ばんびさんは噛み切って食べてもらえるように工夫し、とても上手に進められていますね。是非続けてあげて下さい。

また、お子様の口幅よりも大きいものを与える事で、口には押し込めませんし、前歯でかじり取って丁度良い1口量をだんだんと学習してきます。 誤嚥しない様に見守りは大切ですが、おにぎりやサンドイッチ、おやき、ホットケーキ、蒸しパン、お好み焼き、茹で野菜などがかじり取りやすいメニューかと思います。口幅よりも多きくする事が、口の中に押し込めないポイントになります。前歯でかじり取って食べる事は、お母さんがお手本となり見せてたくさん見せてあげて下さいね。 

1歳以降の離乳食完了期の、食材の固さの目安は、「歯ぐきで噛める固さ」:肉団子くらいの固さです。  もぐもぐが少ないなと感じるのであれば、少し固さを増してあげても良いと思います。 色々な固さのものを準備して、食べ方の変化を観察してあげて下さいね。

寝る前のミルク後の歯みがきについては、ミルクの成分のみですと虫歯のリスクはそう高くないのですが、離乳食の食べ粕などが残っていて、そこにミルクなどが付着すると、虫歯のリスクが高くなってしまします。 ミルクの前に歯みがきやガーゼで拭くなどして頂き、ミルクを飲ませてあげるという事で虫歯のリスクは軽減しますし、ミルク後にガーゼ等で拭えるのであれば、軽く拭ってあげると良いと思います。
ミルク後に白湯を飲ませられるのであれば、飲ませてあげると良いですが、無理そうであれば、上記法をお試しくださいね。

離乳食は基本、素材の味そのもので食べてもらって大丈夫です。 薄味を心掛けていらっしゃって素晴らしいと思います。 今後は離乳の完了に向けて、大人の食事からの取り分けも進めていきたい時期になりますので、その際に、薄く味がついている程度のものは少しずつ体験していっても良いのかなと感じます。お子様用に作っている離乳食にあえて味付けをしなくても良いですが、大人の取り分けを進めるにあたって、少しずつ、色々な味を体験させてあげるのも良い食体験になると思います。 無理せずゆっくりと進めましょう。


2020/7/6 10:38

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