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突然始まった食べムラについて
nen
もうすぐ一歳になりますが、ここ数日で急に食べムラが増えました。
気に入らないものはイヤイヤと顔を振って食べようとしません。
ミルクや牛乳は以前からあまり好きではありません。
今まで食べたがらないことがほとんど無かったので、どう対処したら良いのかわからず…
完了期や卒乳以降、べーっと吐き出したり、食べたがらない時、残してしまった時は食事を切り上げてしまってよいのでしょうか。
またその際の栄養不足はどう対処したら良いものでしょうか。
また、白米を嫌がるようになってしまったのですが毎回混ぜごはんやふりかけなどで問題ないのでしょうか。
また白米を食べるようになって欲しいのですが、アドバイスいただけると幸いです。
気に入らないものはイヤイヤと顔を振って食べようとしません。
ミルクや牛乳は以前からあまり好きではありません。
今まで食べたがらないことがほとんど無かったので、どう対処したら良いのかわからず…
完了期や卒乳以降、べーっと吐き出したり、食べたがらない時、残してしまった時は食事を切り上げてしまってよいのでしょうか。
またその際の栄養不足はどう対処したら良いものでしょうか。
また、白米を嫌がるようになってしまったのですが毎回混ぜごはんやふりかけなどで問題ないのでしょうか。
また白米を食べるようになって欲しいのですが、アドバイスいただけると幸いです。
2024/4/10 12:36
nensさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。
もうすぐ1歳になるお子様の食べムラについてのご相談ですね。
この時期になると自我が芽生え始めて、自己主張が伸びてくる時期なので、その影響が食事にも現れてきてしまいます。 栄養バランスよく食べて欲しいと思っていても、なかなか難しいのがこの頃のお食事です。
今まで食べていたものをある日から突然食べなくなったり、特定のものばかり欲しがったり、遊びに夢中で椅子に座らなかったりという行動もこの時期には良く見られます。
これらの自我の芽生えはお子様の健やかな成長の証でもありますので、上手く付き合っていけると良いですね。
この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。
食事を綺麗に食べられなくても大丈夫です。 手づかみで握りつぶしたり、投げ飛ばしたりという経験も貴重な食体験ですし、次はどのくらいの力加減で握ったらつぶれないかな?という事を自分自身で体験して学んでいきます。 汚しながら、潰しながら、投げ飛ばしたりしながら食材の特性を学んでいる学習の時期だと考えると、少し楽になるかと思います。
親と子供の役割分担を決めて、ストレスが無いように進めてみて下さいね。
偏食外来のパンフレットに参考になる内容がかかれていますので、ご覧いただければと思います。
「神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット」
https://kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/pamphlet/
また、食事の際に何か楽しい要素を取り入れて頂くと、だんだんと食事にも興味が出てくるのかなと思います。 好きなパンをクッキー型で一緒にくり抜いて、そこにツナやチーズや卵などを挟んで、一緒におままごと感覚で調理過程を手伝ってもらうという方法もお勧めです。 そのような楽しい経験の積み重ねが、その他の食材も食べてみようかな?と思えるきかっけ作りにもなりますよ。
野菜スープに入れる野菜も可愛い形にくり抜いたり、一緒にフリフリおにぎりを作ったり、パンにヨーグルトなどを塗ってくるくるサンドイッチを作ったり、お子様ができそうな事を一緒にやってみるというのもポイントとなります。
お人形に食べさせる真似をしたり、お母さんとお子さんで食べさせ合いっこをするのも良いですね。
お子様の興味があるものは何かな?と考えつつ、何かテンションが上がる要素をとりいれながら進めていけると良いですね。
大人の食事からの取り分けをして同じものを食べられる喜びを伝えてあげるものお勧めです。煮物や汁物、鍋物、蒸し料理など、大人のメニューを考える時に、子供に取り分けできるものは何かな?と考えて進めていけると良いですね。
この時期は間食の時間もお食事の一部をなるものを与えるのが望ましいので、食事を切り上げて摂りきれなかった栄養を間食の時間に補食として与える様に考えていけると良いですね。 間食として望ましいものは、おにぎり、ホットケーキ、蒸しパン、スティックパン、コーンフレーク、ふかし芋、ヨーグルト、チーズ、果物などです。
おやつの取り入れ方について、また、小食の対応について私が監修した記事がありますので、参考にして頂けたら幸いです。
【子どもが偏食になる原因を解説!栄養の不足分はおやつでカバー!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14916
【小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14918
偏食や食べむらの対処の基本は、「決して無理強いしない」「スプーンで食べさせるよりも、手づかみ食べを進める」「空腹をつくるためにだらだら食べをせずに、20~30分以内に終える」「気が散らないように食事環境を整える」「して欲しいことをし始めたら褒め、して欲しくないことは注目しない」です。
この時期突然白米を食べなくなるということは、意外と多いです。白米を食べないという事も一時的な事が多いので、その他の穀類も使用しつつ、白米は無理しない程度に進めましょう。
白米を与える方法としては、今までも色々とやられていたと思いますが、
・子供と一緒にフリフリおにぎりを作って、楽しい雰囲気で進めてみる。
・おにぎりに、きな粉や青のりや刻み海苔やかつお節をトッピングしたり、チーズやしらすなどを混ぜこんで旨味をアップする。
・ご飯にキャラクターや可愛い形の海苔を一緒に乗せる。
・子供用のふりかけを使用する。
・ベビーフードを参考に味をつける。
今まで試したものもあると思いますが、時間を置いて試すとまた違った反応になる事もありますので、根気強く進めてみて下さいね。
それでも食べ進まない場合は、その他の穀類で主食の部分を補ってあげましょう。 麺類、オートミール、パスタ、いも類、ビーフン、コーンフレーク、お好み焼き、などでも主食となります。 粉ものは小麦でなく米粉を使用したり、米粉パスタやビーフンなどの米が原料の麺類を使用しても良いと思います。
色々記載しましたが、何かヒントになりそうなことがあれば幸いです。
無理なく取り組めそうなところから少しずつ進めてみましょう。
ご相談いただきありがとうございます。
もうすぐ1歳になるお子様の食べムラについてのご相談ですね。
この時期になると自我が芽生え始めて、自己主張が伸びてくる時期なので、その影響が食事にも現れてきてしまいます。 栄養バランスよく食べて欲しいと思っていても、なかなか難しいのがこの頃のお食事です。
今まで食べていたものをある日から突然食べなくなったり、特定のものばかり欲しがったり、遊びに夢中で椅子に座らなかったりという行動もこの時期には良く見られます。
これらの自我の芽生えはお子様の健やかな成長の証でもありますので、上手く付き合っていけると良いですね。
この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。
食事を綺麗に食べられなくても大丈夫です。 手づかみで握りつぶしたり、投げ飛ばしたりという経験も貴重な食体験ですし、次はどのくらいの力加減で握ったらつぶれないかな?という事を自分自身で体験して学んでいきます。 汚しながら、潰しながら、投げ飛ばしたりしながら食材の特性を学んでいる学習の時期だと考えると、少し楽になるかと思います。
親と子供の役割分担を決めて、ストレスが無いように進めてみて下さいね。
偏食外来のパンフレットに参考になる内容がかかれていますので、ご覧いただければと思います。
「神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット」
https://kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/pamphlet/
また、食事の際に何か楽しい要素を取り入れて頂くと、だんだんと食事にも興味が出てくるのかなと思います。 好きなパンをクッキー型で一緒にくり抜いて、そこにツナやチーズや卵などを挟んで、一緒におままごと感覚で調理過程を手伝ってもらうという方法もお勧めです。 そのような楽しい経験の積み重ねが、その他の食材も食べてみようかな?と思えるきかっけ作りにもなりますよ。
野菜スープに入れる野菜も可愛い形にくり抜いたり、一緒にフリフリおにぎりを作ったり、パンにヨーグルトなどを塗ってくるくるサンドイッチを作ったり、お子様ができそうな事を一緒にやってみるというのもポイントとなります。
お人形に食べさせる真似をしたり、お母さんとお子さんで食べさせ合いっこをするのも良いですね。
お子様の興味があるものは何かな?と考えつつ、何かテンションが上がる要素をとりいれながら進めていけると良いですね。
大人の食事からの取り分けをして同じものを食べられる喜びを伝えてあげるものお勧めです。煮物や汁物、鍋物、蒸し料理など、大人のメニューを考える時に、子供に取り分けできるものは何かな?と考えて進めていけると良いですね。
この時期は間食の時間もお食事の一部をなるものを与えるのが望ましいので、食事を切り上げて摂りきれなかった栄養を間食の時間に補食として与える様に考えていけると良いですね。 間食として望ましいものは、おにぎり、ホットケーキ、蒸しパン、スティックパン、コーンフレーク、ふかし芋、ヨーグルト、チーズ、果物などです。
おやつの取り入れ方について、また、小食の対応について私が監修した記事がありますので、参考にして頂けたら幸いです。
【子どもが偏食になる原因を解説!栄養の不足分はおやつでカバー!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14916
【小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14918
偏食や食べむらの対処の基本は、「決して無理強いしない」「スプーンで食べさせるよりも、手づかみ食べを進める」「空腹をつくるためにだらだら食べをせずに、20~30分以内に終える」「気が散らないように食事環境を整える」「して欲しいことをし始めたら褒め、して欲しくないことは注目しない」です。
この時期突然白米を食べなくなるということは、意外と多いです。白米を食べないという事も一時的な事が多いので、その他の穀類も使用しつつ、白米は無理しない程度に進めましょう。
白米を与える方法としては、今までも色々とやられていたと思いますが、
・子供と一緒にフリフリおにぎりを作って、楽しい雰囲気で進めてみる。
・おにぎりに、きな粉や青のりや刻み海苔やかつお節をトッピングしたり、チーズやしらすなどを混ぜこんで旨味をアップする。
・ご飯にキャラクターや可愛い形の海苔を一緒に乗せる。
・子供用のふりかけを使用する。
・ベビーフードを参考に味をつける。
今まで試したものもあると思いますが、時間を置いて試すとまた違った反応になる事もありますので、根気強く進めてみて下さいね。
それでも食べ進まない場合は、その他の穀類で主食の部分を補ってあげましょう。 麺類、オートミール、パスタ、いも類、ビーフン、コーンフレーク、お好み焼き、などでも主食となります。 粉ものは小麦でなく米粉を使用したり、米粉パスタやビーフンなどの米が原料の麺類を使用しても良いと思います。
色々記載しましたが、何かヒントになりそうなことがあれば幸いです。
無理なく取り組めそうなところから少しずつ進めてみましょう。
2024/4/13 12:06

nen
1歳0カ月
大変丁寧にご回答いただきありがとうございます。
軟飯から少し柔らかめの3倍がゆ程度に戻したら食べるようになったので、まだ少し早かったのかなと思いました…
手づかみ食べや自分のスプーンで食べるのも好きなのですが、ワンプレート等で一度に出すとよく噛まずに次々に食べてしまいます。
かなり早食いにもなってしまうので誤嚥や窒息が怖く…各品ごとに皿を出したり下げたりしつつペースをこちらで調整しながらやらせているのですが、どの程度サポートすべきでしょうか。
月齢が進み徐々に慣れてくればワンプレートでも一気食いしなくなるものでしょうか…
また別件ですみませんが、
完了期の肉魚の量は15〜20g程度かと思いますが、この量にプラスしてミルク、牛乳やヨーグルトを食べさせるのはたんぱく質過多になるのでしょうか。
卒乳に向けて乳製品の摂取量に悩んでおります…
軟飯から少し柔らかめの3倍がゆ程度に戻したら食べるようになったので、まだ少し早かったのかなと思いました…
手づかみ食べや自分のスプーンで食べるのも好きなのですが、ワンプレート等で一度に出すとよく噛まずに次々に食べてしまいます。
かなり早食いにもなってしまうので誤嚥や窒息が怖く…各品ごとに皿を出したり下げたりしつつペースをこちらで調整しながらやらせているのですが、どの程度サポートすべきでしょうか。
月齢が進み徐々に慣れてくればワンプレートでも一気食いしなくなるものでしょうか…
また別件ですみませんが、
完了期の肉魚の量は15〜20g程度かと思いますが、この量にプラスしてミルク、牛乳やヨーグルトを食べさせるのはたんぱく質過多になるのでしょうか。
卒乳に向けて乳製品の摂取量に悩んでおります…
2024/4/14 12:09
nenさん、こんばんは。
食べ方を見ているわけではないので、一概には言えないですが、一般的には食事は子供主導ですすめると良いと言われますよ。
次々に入れ込んだとしても、食べずらさを感じながら少しずつちょうどよい量を学んでいったり、たくさん失敗をしながら学習していくという方法が推奨されます。
ただ、見ていて危ない量を口に入れたり、誤嚥・窒息の危険性がある場合は、大人がサポートしなくてはいけないということも確かです。
一気食いについてはお子様それぞれではありますが、よく噛んで食べられるようになったり、かじり取って食べられるよになったら、だんだんと食べるペースも落ち着いてくるのかなと思います。
幼児期になると、食事のたんぱく質とはべつに、乳製品を1日300~400ml程度摂取することが目安なので、目安量程度のたんぱく質を食事で摂取していても、それにプラスして乳製品を上記量摂取してもたんぱく質の摂り過ぎにはならないので大丈夫です。
よろしくお願いいたします。
食べ方を見ているわけではないので、一概には言えないですが、一般的には食事は子供主導ですすめると良いと言われますよ。
次々に入れ込んだとしても、食べずらさを感じながら少しずつちょうどよい量を学んでいったり、たくさん失敗をしながら学習していくという方法が推奨されます。
ただ、見ていて危ない量を口に入れたり、誤嚥・窒息の危険性がある場合は、大人がサポートしなくてはいけないということも確かです。
一気食いについてはお子様それぞれではありますが、よく噛んで食べられるようになったり、かじり取って食べられるよになったら、だんだんと食べるペースも落ち着いてくるのかなと思います。
幼児期になると、食事のたんぱく質とはべつに、乳製品を1日300~400ml程度摂取することが目安なので、目安量程度のたんぱく質を食事で摂取していても、それにプラスして乳製品を上記量摂取してもたんぱく質の摂り過ぎにはならないので大丈夫です。
よろしくお願いいたします。
2024/4/16 22:37
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