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大豆製品の食べ過ぎ

ぽん母
2歳2ヶ月の娘がいます。
最近軽度の小麦と牛乳のアレルギーがあるとわかり、医師からは牛乳をなるべくやめて豆乳を与えるようにと言われました。
そこで毎日豆乳を100〜150mlほどを、牛乳と割りながら飲ませて いましたが、大豆製品の摂りすぎは良くないと知り不安になっています。
娘は納豆や豆腐が大好きで 1日おきくらいに納豆ひとパックを食事の中で出していましたし、豆腐を混ぜたハンバーグなどもよく作って食べさせていました。

そこで質問ですが、豆乳を毎日飲ませる時は1日何mlを飲ませたらいいのか、他の大豆製品は1日どのくらいならOKなのか教えていただきたいです。  
よろしくお願いします。

2024/3/15 8:10

久野多恵

管理栄養士
ぽん母さん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

2歳2か月のお子様の大豆製品についてのご相談ですね。
医師から牛乳の代わりに豆乳を与えるようにという助言があったとのこと、その意図がどこにあるかはわかりませんが、
一般的には、豆乳は牛乳の代替品ではないですし、牛乳は主にカルシウム補給として与えていますので、牛乳が飲めない場合は他の乳製品で補ってあげるようにお伝えしています。牛乳の代替としては、ヨーグルトやチーズ、スキムミルク、フォローアップミルク等になります。
病院食でも牛乳の代替はヨーグルトとなります。

大豆製品の摂り過ぎは大豆イソフラボンの過剰摂取にもつながりますので、注意が必要です。

成人は、1日70~75mg/日という大豆イソフラボンの上限量が決められていますが、幼児や乳児は、安全性が認められるデータ不足から、目安量や上限量は決められていません。 よって豆類の目安量決められていないのが実際です。
どんなものでもある特定の食材ばかりを食べるという事は、食の偏り、栄養の偏りに繋がりますので、食べ過ぎには注意しましょう。成人の半分くらいを目安としておくと良いと思います。

納豆1パック(40g)に含まれる大豆イソフラボン量は、約29mgとなります。
その他の大豆製品に含まれる大豆イソフラボン含有量を記載しますので、参考にして頂けたらと思います。
・豆腐(100g)   20.3mg
・豆乳(100ml)  24.8mg
・味噌(10g)     5.0mg  
・煮大豆(20g)   14.4mg
・油揚げ(20g)    7.8mg

こちらの数値を参考にしていただき、1日の大豆イソフラボン量が成人の上限量の半分くらい程度で調整していただくと良いように思いますよ。

アレルギーの度合いにもよりますが、重篤なアレルギーでなければ、反応が出ない少量であれば、少しずつ摂取して耐性をつけていくというのが現在の進め方であることが多いです。
豆乳にはカルシウムはあまり含まれませんので、牛乳の代替とするならば、上記のような乳製品やカルシウムの多い食材を意識していくと良いと思います。

【カルシウムを多く含む食材】
◉乳・乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ・フォローアップミルク・スキムミルク)
◉小魚・乾物(高野豆腐・切り干し大根)
◉海藻類(わかめ・ひじき・のり)
◉大豆製品(豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)

よろしくお願いいたします。

2024/3/17 22:41

ぽん母

2歳2カ月
返信ありがとうございます。
医師から「乳牛の飼料には大量の農薬が 使われているので牛乳に農薬の成分が凝縮されていることになる。沢山飲ませると発達障害になるのでやめた方がいい」というようなことも聞かされたため、不安になって言われるまま豆乳を飲ませていました。
けれど大豆イソフラボンの摂りすぎも良くないのですね。 

カルシウムの多い食材を取り入れながら少しずつ牛乳を飲ませるようにしてみます。
また痒がるようであれば別の病院に行ってみたいと思います。

ありがとうございました。 

2024/3/18 8:04

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