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離乳食の開始時期について

とみ
初めまして。
あと1週間で5ヶ月になる息子を育てています。
海外に住んでおり、7ヶ月後半に日本に帰国予定です。

先日首がまだすわっていないと言われうつ伏せの練習をしています。だいぶ長く顔をあげられますが、縦抱っこをすると首がグラグラするのでまだまだ時間がかかりそうです。
 
離乳食は日本の方法で進める予定で、日本の市販のベビーフードを使用します。
アレルギーの出やすいものは早くあげた方が良いと思うのですが、首がすわらない場合はそれに伴い遅らせても問題ないのでしょうか。
また、日本に帰ってから卵を始めたいと思うのですが、生後8ヶ月以降にスタートするのは遅いでしょうか。
理由としては日本の食材を使って始めたいだけで、完全に私のわがままです…

どうぞよろしくお願い致します。

2024/2/29 14:09

久野多恵

管理栄養士
とみさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

4か月のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
こちらでは「授乳・離乳の支援ガイド」をもとに離乳食を進めていくことを推奨していますが、そのなかの開始のサインとしては、「首がしっかりとすわっている」ということが大切な条件となります。
アレルギー特定原材料等もそうですが、離乳食の開始は、首がしっかりと座ってからが安心かと思います。 その理由としては、首がぐらぐらしている状態では、離乳食をあげづらいのと、誤嚥してしまう可能性もあります。また、離乳食初期は口に入った食べ物を舌の前後運動を使って、ごっくんと飲み込むことが目的ですから、
首がすわって、支えてあげると座った姿勢が保てるというような条件がそろっていると安心です。
離乳食開始のサインは下記になります。参考になさってください。

【離乳食開始OKのサイン】
◎5~6カ月になった(早産児の場合は修正月齢で)
◎首がすわり、支えがあれば座れる
◎大人が食事をしていると、声を出す、よだれを出す、口をもぐもぐと動かすなどして興味をもっている
◎スプーンなどを口に入れたとき、舌で押し出すことが少なくなった

卵の開始時期について、「与えられる月齢になったら故意に遅らせることなく与える。」というのが日本アレルギー学会の見解です。
早期に摂取を開始して、アレルギーのリスクが低下したのは、アトピー性皮膚炎の児に対して行った欧米の研究です。アレルギーの出やすい食材を早期に与えることで、必ずしもアレルギーのリスクが低下するということではないので、ご家庭の判断で、故意に遅らせることなく進めるということが推奨されますよ。
与える時期については、ご家庭の判断となりますので、良い悪い、早い遅いと判断することは難しいですが、離乳食を開始して1か月後くらいに卵を開始する方が多いように思います。
ご参考までによろしくお願いいたします。

2024/3/3 9:36

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