間食について

しょこさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

１歳のお子様の間食についてのご相談ですね。
幼児期はしっかりと食べられていてもそれだけでは不足する栄養が出てくるため、その分を補食で補っていくことが推奨されています。

たとえば、牛乳などの乳製品や果物類、芋類などは不足しがちな食材であったり、３食だけではしっかりとエネルギー量が補えないこともあります。

お子様によって活動量や体格が違うので必要量にも違いはありますが、身長と体重が成長曲線のカーブに沿って伸びているということが１つの目安になります。

補食は、全体のエネルギーの１０～１５％程度が目安です。与える時間や量は子供任せにせずに、子供の片手に乗り切る分だけと決めてメリハリをつけて与えるのも大切です。
〇１～２歳児の推定エネルギー必要量
男　950kcal/日　　女　900kcal/日
　
１～2歳児は100～150kcal程度の補食を与えるのが目安となります。(児の発達を見ながら補食量は加減する事が大切)　　

牛乳・乳製品は食事の中に取り入れにくいものであるので、補食の時間に与えると栄養バランスが整え易いとされます。　乳製品は、牛乳やフォローアップミルク、ヨーグルト、チーズなどですが、すべて合わせて、1日３００～４００ｇ程度が目安となります。

おやつの目安例
【１～2歳頃】1日1回～2回　合わせて下記量
・バナナ1本、チーズ1かけ、麦茶（約130kcal）
・ゆでさつまいも50g、牛乳100ml（約130kcal）
・ロールパン1個、りんご1/4個、麦茶（約130kcal）

食事との間隔が2～3時間あくように。「今日の分」など、食べる量だけお皿に出すのがおすすめです。おやつを食べすぎて食事量が減ってしまわないように、おかわりはさせないようにすることもポイントになります。
しっかりとエネルギー量やグラムを計る必要はないですが、お子様の片手に乗り切る分と考えて進めるとわかりやすいかと思います。

食事がしっかりと食べられていて、発育も問題ないのであれば、補食が必須ということはないですが、不足しがちな栄養を食事の中に取り入れつつ、栄養バランスを気にしていかれると安心ですね。

よろしくお願いいたします。

しょこさん、こんばんは。

離乳食後にミルクを飲んでいるとのことは問題ないです。
離乳の完了は1歳～1歳半頃を目安としていますので、そのころまでに卒乳できれば大丈夫ですよ。

牛乳に関しては、ミルクを飲んでいる状況であれば必須ではないので、哺乳瓶に入れて飲ませなくてはいけないものではないですし、幼児期に少しずつ慣れていけばよいので、哺乳瓶以外で練習していくと良いですよ。
哺乳瓶からもらえるものはミルクであると認識していますので、同じ哺乳瓶から違う味のものはあまり飲ませない方が良いと思います。ミルクまで飲まなくなってしまうこともありますので、ミルクは哺乳瓶で飲むもの、牛乳はコップやマグ等で飲むものと認識させてあげると良いですね。

よろしくお願いいたします。