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離乳食とフォローアップミルクについて

ゆりぴ
生後10か月の男の子です。
離乳食を3回食にして3週間ほどになります。
食べる量は毎回30g〜45gほどです。
毎朝7時半すぎに起きてご飯を食べさせているのですが
お腹が空きすぎて泣きながら数口食べすぐミルクを
欲しがります。 ミルクを150ml飲ませた後にまた離乳食を食べると問題なく食べれます。
本来なら離乳食を食べて足りない分ミルクを飲ませるという順番だと思うのですが、中々上手くいかず悩んで
います。また、お腹が空いて目が覚めてしまった時も
ミルクを先に飲ませてしまいます。

また離乳食の量が中々増えず、フォローアップミルクに
変更したのですが、まだ育児用ミルクでもよかったのでしょうか⁇

2023/12/4 11:19

久野多恵

管理栄養士
ゆりぴさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

10か月のお子様の離乳食やミルクについてのご相談ですね。
離乳食本やサイトには、離乳食⇒ミルクという順番で与えることが目安として書かれていますが、お子様によってはその逆で進める方もおられますし、ミルクを飲まないと離乳食を食べないというお子様もいますので、臨機応変に対応して大丈夫ですよ。
離乳食⇒ミルク⇒離乳食と進めても良いですし、最初からミルク⇒離乳食でも良いです。
お子様が欲しがるものを無理に制御することはないので、お子様のペースに合わせて、楽しい雰囲気を作りながら進めていけると良いですね。

ミルクに関しては、この時期の完全栄養食である育児用ミルクで継続されて良いと思いますよ。

フォローアップミルクは育児用ミルクの代替品ではなく、もともとは牛乳の代替品として開発された商品です。牛乳で過剰になるたんぱく質やミネラルを減らして、鉄分やビタミンDなどを強化したものです。 

離乳時期にフォローアップミルクの積極的使用をお勧めるのは、離乳食の進みが悪くて鉄分不足が強く疑われる場合のお子様、完全母乳育児のお子様などです。 

離乳食をある程度食べられていますし、育児用ミルクを飲んできたお子様は過度な鉄分不足なるという事は考えにくいので、乳児向けに開発されている育児用ミルクで継続されて良いと思います。 フォローアップミルクを使用してはいけないという事ではありませんが、1歳までの乳児期の発達は育児用ミルクと離乳食で賄うのが通常です。

フォロ―アップミルクの使用月齢が9カ月~となっているので誤解を招き易く、9カ月になったら必ずフォローアップにしなくてはいけないと考えるママさんも多くいらっしゃいますが、フォローアップミルクの使用は必須ではありませんし、離乳食を食べてくれているお子様は育児用ミルクで継続されるかたが多いように思いますよ。

もしフォローアップミルクを取り入れるのであれば、育児用ミルクと併用して使用されてみてはいかがでしょうか?
離乳食後と離乳食の素材として使用するのはフォローアップミルクで、しっかりと飲むときは育児用ミルクにするという使用でも良いと思います。

1歳を過ぎて離乳の完了を考える時には、育児用ミルクをだんだんと減らしていき卒乳しますが、その代わりの栄養としてフォローアップミルクもしくは牛乳をコップやストローなどで与えていきます。 フォローアップミルクは1歳~3歳児の不足しがちな栄養を補給するためのものとしては推奨していますので、卒乳後にフォロミを取り入れる方も多くいらっしゃいます。

以上の点を考慮いただき、ご家庭に合った方法で進めてくださいね。
よろしくお願いいたします。

2023/12/4 23:00

ゆりぴ

0歳10カ月
お返事ありがとうございます。
ミルクが先でも問題ないとの回答を
いただき安心しました。
フォローアップミルクについても
詳しく教えていただきありがとうございます。私自身あまり知識がなく、生後9か月になったら段々鉄分やカルシウムが不足してくるため変えないといけないのだと思い込んでました。
 いま残っているフォローアップミルクを
飲み終えてからはまた育児用ミルクに
戻したいと思います。

2023/12/5 10:42

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