妊娠糖尿病の治療について

初産婦☆男の子ママさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。

妊娠糖尿病の診断がつき、受診と治療を続けているのですね。妊娠糖尿病は、一般的な糖尿病とは違って数値的には軽いものであります。出産と同時に治る方がほとんどですし、妊娠期と特有のホルモンによる影響で高血糖が続いてしまうというメカニズムですし、糖分を赤ちゃんに運ぶための働きでインスリン抵抗性が働いているということも言えますので、この時期には多いものでもあります。
ご自身の管理が悪いということではなく、胎児に栄養を送るための影響でもありますので、ご自身を責めずに病院の助言で管理できるようになったことを、前向きにとらえていただけると良いと思いますよ。

【妊娠糖尿病の判断基準】
７５ｇOGTTにおいていこの基準の1点以上を満たした場合。
①空腹時血糖値　　　92㎎/dl以上
②1時間値　　　　　180㎎/dl以上
③2時間値　　　　　153㎎/dl以上

こちらはあくまでも７５ｇOGTTの糖負荷検査を行った場合の数値ですので、いつもの食事でのインスリン使用の判断は医師によると思います。

医師は今までの経緯や食事の現状、胎児の状況、血液検査、尿検査の状況と、色々とみて総合判断としての助言かと思います。
インスリンを使用するということは、母子にとって良い方につながる判断をされたのだと思います。ただ、不安があるのであれば、そのお気持ちを医師にお伝えいただいて良いと思いますよ。治療は本人が納得してからでないと開始しずらいのかと思います。

私の立場は、医師ではないので、インスリンを使用しなくてはいけない状況というのはわかりませんし、理屈だけでは判断できないこともあるのかなとは推測します。

子を安心に出産するために、母体の安全につながるのであれば、インスリンの治療も必要なことではあるのかなとは思いますが、医師に相談して納得した治療が進められると良いですね。