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鉄分について

マミ
お世話になります。赤ちゃんの鉄不足を防ぐために、中期ではマグロ、納豆、卵などを与えていきたいなと思っていますが、中期、後期でそれぞれ、どんな食材を具体的にどのくらいの量食べられれば、貧血は予防できますか?

たとえば納豆を食べさせたとして、小さじ1程度しか食べなければ不足でしょうか?

2023/9/12 10:32

久野多恵

管理栄養士
マミさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

お子様の鉄分摂取についてのご相談ですね。
鉄分を意識することはとても素晴らしいことです。ただ、ミルク育児や母乳育児でも鉄分摂取量が変わりますし、食べ合わせによる吸収率も違います。ヘム鉄、非ヘム鉄という鉄分の種類によっても変わってきますし、個人の体質もありますので、これだけ食べれば貧血を予防できるという具体的な量は決められていません。

納豆を意識して食べる事は良いことですが、それだけで鉄分が充分摂取できるということはないです。
赤身の魚や肉、レバー、大豆製品、卵黄、緑黄色野菜等を意識していくということが貧血予防につながります。

【鉄分が多く含まれる食材】
◉赤身の肉(ヒレ肉・もも肉) ※9か月頃から
◉レバー ※9か月頃から
◉魚(カツオ・マグロ・ぶり・ツナ缶など)
◉卵(特に卵黄)
◉大豆製品(豆腐・納豆・油あげ・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
◉乾物(干しひじき・高野豆腐・切り干し大根)
◉オートミール、フォローアップミルク

特に動物性の食材(肉類・魚類)には吸収率の良いヘム鉄が多く含まれますのでお勧めです。卵は動物性ですが非ヘム鉄になります。非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂る事で鉄の吸収率がアップしますので、野菜や果物類なども一緒に取り入れると良いです。

完全母乳育児の場合は、ミルク育児に比べて鉄分不足になりやすい傾向にあります。その場合は、ミルクを離乳食に取り入れたり、1日1回でもミルクを飲ませてあげるなどの対応が有効になることもありますよ。
よろしくお願いいたします。

2023/9/12 22:03

マミ

0歳7カ月
ありがとうございます!
 

2023/9/12 22:24

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