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未だに手づかみ食べをしない

やち
9ヶ月頃から手づかみ食べ用のメニューを準備するようになりましたが、1歳になっても自分で食べてくれません。
野菜スティックやパン、おやきやハンバーグ等どれも床に投げ捨てられます。
パンはほんの1、2回自分で食べてくれる事もたまにありますが、それ以外の食材は一度もつかみ食べしてくれたことがないです。私が子供の手に持たせて口元まで誘導すれば何回かに一回は食べてくれますが、それすら嫌がることがほとんどです。
また、赤ちゃん用のおせんべいだけは最初の頃から自分で持って食べれていたのですが、最近はおせんべいも割って投げ捨てて自分で食べてくれず、口を開けて催促するようになりました。

私が目の前で食べて見せたり空腹になるまで待ったり色々やってみましたが効果はありませんでした。
食べること自体は大好きで何でも食べてくれますがもう1歳なのに自分で食べてくれず、どこを見ても手づかみ食べは大事だからさせないといけないと書いてあるので毎日悩んでいます。

2023/8/30 8:39

久野多恵

管理栄養士
やちさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

お子様の手づかみ食べについてのご相談ですね。
手づかみ食べができる時期には個人差が大きいですし、特に自我が出てくるこの時期は、強制されることを嫌がりますから、親が熱心に考えれば考えるほど難しくなるということもありますよ。
手づかみ食べは必ずやらなくてはいけないということではないですし、お子様自身が興味がないことを無理に進めることも出来ませんので、見守っていただいて良いと思います。いずれ出来るようになればいいなーくらいのスタンスで、肩の力を抜いてお子様のペースも見守ってあげて良いと思いますよ。

今は特に自我の芽生えで自己主張が伸びたり、強制されることを嫌がりますから、食事はお子様主導で考えてあげましょう。
自分で食べたくないものを手に持たされても余計に拒否感が出てしまうかもしれません。

手でつかめそうなものをお子様のお皿においておき、自分で触りたがったり、持ちたがったりすることがあれば進めるというスタンスで良いと思います。
食べる事が大好きで何でも食べてくれるということは、とても素晴らしく、この時期にそのような食の意欲があることはなかなかないことだと思いますよ。できないことに目が行きがちですが、今の状況で焦る必要は全くないので、出来ることに目を向けて、思いっきり褒めてあげたり、食べられることに喜びを感じてあげて良いと思います。

手づかみ食べが大切と言われるのは、目と手と口の協働運動の獲得であったり、手の刺激で脳を活性したり、食事に集中するというメリットがあります。
手づかみ食べでなくても、おもちゃを舐めたり、おままごとをしたり、食べさせてあげる状況でも良く食べているということで、このような同様のメリットは得られていますので、心配いりませんよ。

やちさんの今のお子様の食の意欲はとても素晴らしいです。床に投げ捨てられても、大きなリアクションはせずに冷静に対処しましょう。大きな声を出したり、怒ったり、反応してしまうと、構ってもらっていると思って余計にその行動がエスカレートすることがあります。
投げ捨てても、しばらく拾わずに対応したり、「食べたくないのね~」と冷静に反応してあげると良いと思いますよ。

手づかみ食べを全くせずに食具を上手に使えるようになるお子様もいますので、スプーンやフォークを持たせてあげても良いかもしれないですね。ただ力を入れて練習する必要はないです。何事にもお子様主導で、お子様のやりたいように進めてあげると良い方向につながることもありますよ。周りの言葉や情報にはとらわれずに、お子様のペースを見守って進めてあげてくださいね。
ご参考までによろしくお願いいたします。

2023/9/2 8:23

やち

1歳0カ月
出来ないことばかりに目が行ってましたが今出来ることをたくさん褒めてあげて、つかみ食べは自分がしたいときにしてくれたらいいししなくてもいいや、ぐらいの気持ちで見守ってみようと思います。
肩の力を抜いて、あまりいろんな情報に囚われないよう心掛けます。ありがとうございました。

2023/9/4 21:14

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