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鉄分不足について

たろまま
生後半年の息子の母親です。
離乳食も2回になり、本人も食べる気があり、色々食べさせているのですが、SNSで鉄分不足になるので、ライスシリアルを食べさせてたりしてます。という投稿を読みました。
投稿された方も全員にライスシリアルがいいという訳ではないですが。と書いてあったのですが、母親である私も妊娠前、妊娠中もずっと貧血で、ヘモグロビンの値も低い時は9とかでした。

息子も遺伝してしまうのでしょうか?

そして鉄分不足にならないためには何か対策はあるのでしょうか?

2020/9/26 10:55

久野多恵

管理栄養士
たろままさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

生後半年のお子様の鉄分についてのご相談ですね。
生後6カ月頃までは赤ちゃんの体内には、貯蔵鉄がありますので、鉄分不足になる事は無いと言われます。
たろままさんご本人が貧血であったとの事、体質が似てくるという事はありますが、お母さんが貧血であった為に、息子さんにもそれが必ず遺伝してしまうという事ではありません。 ただ、妊娠中の貧血が胎児の発育不良を起こしたり、早産や流産を誘発してしまうという事は言われます。

鉄不足にならない為には、完全母乳育児の場合は、育児用ミルクを取り入れると良いとされます。 乳児の鉄欠乏性貧血の割合を調べると、母乳のみのお子様が一番多いという結果です。 育児用ミルクは、母乳の成分により近づけて製造されていますが、鉄分を付加していますので、完全母乳の方は、離乳食にミルクを取り入れたメニューを取り入れたり、ミルクを飲む機会を設けても良いと思います。

また、貯蔵鉄がなくなってくる6~7か月以降は、鉄分が多い食材も意識して摂取していけると良いですね。
鉄分を多く含む食材は、赤身の肉や魚、レバー、卵、貝類、大豆製品、緑黄色野菜などです。 肉類は脂肪分の少ないももやヒレ肉などの赤身が多い部分を選び、魚はカツオやマグロやツナ缶などでも良いです。ただ、赤身の肉類は9カ月頃から、赤身の魚は7か月頃からの使用になります。マグロのあらがスーパーで手に入れば、色の濃い部分を使用すると鉄分が豊富に含まれます。7か月頃から使用できます。
離乳食初期から鉄分の豊富な卵黄は使用できます。ただ卵黄はごく少量から少しずつ増やす様にしましょう。
大豆製品は、納豆や高野豆腐やきな粉がお勧めです。 高野豆腐を煮ものにしてあげても良いですが、乾物のままおろし金ですりおろして色々な料理に入れ込んであげても良いです。とろみがつくので離乳食も食べやすくなりますよ。納豆、高野豆腐は7か月頃から使用できます。
緑黄色野菜は、特に小松菜やほうれん草などが鉄分豊富なものになります。 

いずれも食べられる月齢になったら、意識的に取り入れるようにすると良いですね。

2020/9/26 22:39

たろまま

0歳6カ月
ありがとうございます。
今のところ卵黄のみのたまごボーロや卵黄をあげてもアレルギーもなく、割と何でも食べてくれるので、もう少ししたら徐々にあげていきたいと思います。

2020/9/28 10:10

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