旅行中の食事

bakoshiroさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

2歳2か月のお子様の旅行中のお食事についてのご相談ですね。
この時期は主に大人の食事からの取り分けや、うどんなどの麺類等を外食にされる方が多いように思いますよ。
また、揚げ物等も少しずつ与えても良い時期ですし、ベビーフードだけでは固さや噛み応えの面でも少し不足するということもありますので、少しずつ食べられるものを増やしていかれても良いように思います。
生野菜に醤油を直接かけると塩分量が多くなることもありますので、食べられるのであれば、マヨネーズや、その他のおかずと一緒に食べるなどの工夫で減塩に出来ると良いですね。

基本的に、塩分量・脂肪量・糖分量が多すぎないものを選ぶということが基本となりますので、大人の味付けであれば、味を薄くする工夫をしてあげれば良いと思います。　例えば、麺類であれば汁を与えないという工夫で減塩になりますし、煮物であれば煮汁を与えない、外側を削るなどの工夫が良いと思います。ソースや醤油など、あとからかける調味料は塩分が高くなりがちになりますので、大人が必ず味をみながら与えてください。

奥歯が生えそろう３歳頃までは、子供の咀しゃく機能はまだ発達段階ですから、子供の発達に合った固さや大きさなどを調整しながら、食べる力や食事への興味を育ててあげる事が大切です。
食べてはいけないものというものは生魚や生卵などはまだ控えて頂いた方が良いです。それ以外のものは基本的に食べてはいけないものというものはありませんが、１歳～２歳児にはまだ食べにくいものがありますので、食べやすくする工夫が必要なものはあります。

◉ぺらぺらしたもの(レタス・わかめ)　⇒　加熱したり細かく刻む
◉皮が口に残るもの(豆・トマト)　⇒　皮を取り除く
◉固すぎるもの(塊肉・海老・いか)　⇒　ミンチ状にする
◉弾力があるもの(蒟蒻・かまぼこ・きのこ)　⇒　細かく切る
◉口の中でまとまらないもの(ブロッコリー・ひき肉)　⇒　とろみのあるものと混ぜる
◉唾液を吸うもの(パン・ゆで卵・さつまいも)　⇒　水分を加える
◉かみつぶせなくて口にいつまでも残るもの(薄切り肉)　⇒　細かく切って、片栗粉などでとろみをつける
◉誤嚥しやすいもの(こんにゃくゼリー・もち・ピーナッツ)　⇒　３歳頃までは与えない

上記のものに注意しながら、お子様が食べやすい様に調理してあげて下さいね。

雑穀米などは、消化の面から３歳くらいからを目安にすると良いということはお伝えしています。

よろしくお願い致します。

卵について、決まりはないですが、基本的に２歳くらいからはだんだんと火の通りの完全でない卵を試していかれても良いと思います。
その際は、外出先で試すのではなく自宅で試すようにしましょう。

初めて食べるものについて、２歳を過ぎていますので、蕎麦やくるみやアーモンド、ピーナッツ等でなければ、食べ進めても良いと思います。
何歳になっても初めてのものは少量から少しずつ様子を見るということは大切だとは思いますが、必ずそうしなくてはいけないという決まりがあるわけではないです。

初めての食材にもよりますが、野菜等はアレルゲン性が高いものではないので、少量から出なくても良いとは思います。　家族性のアレルギーがあったり、アレルゲン性の高い食材は少量から試してくださいね。
よろしくお願いいたします。

bakoshiroさん、こんばんは。

うなぎはビタミンAは多いですが、頻度多くたくさんの量を食べるわけではないですし、うなぎの上限量というものも特にはないです。
1切れ程度食べさせてあげる分には問題ないですよ。
よろしくお願いいたします。