1歳4ヶ月の水分補給について

りおさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
1歳4か月のお子さんの水分補給の方法についてお悩みなのですね。

牛乳やフォロミなどの乳製品は育児用ミルクに近いので、哺乳瓶で飲むことに安心感やこだわりがあるのかもしれませんね。
コップで飲ませようとしただけで泣いてしまうご様子であれば、しばらく練習はお休みさせて、お子さんが自分からやってみようという気持ちになるまで待ってあげてもよいかもしれません。

脳や手先、口周りの筋力の発達により、2～3歳頃には上手にコップやストローで飲めるようになる場合がほとんどですし、保育園や幼稚園などお友達と一緒に食べたり飲んだりする機会が増えると、周りをみて自然と飲み方を学習してくることも多いので、焦らずお子さんのペースを尊重しながら練習をすすめてみてくださいね。

お風呂場で練習したり、おままごとでコップを使って飲むそぶりを見せるのはとても良いことですので、今後も継続していきましょう。

ストロー飲みの練習は、お子さんが喉が渇いているタイミング（遊んだ後や入浴後、汗をかいた後など）に市販の乳幼児用紙パック飲料で行うのがおすすめです。
喉が渇いていない場合や食後でお腹いっぱいの時は、飲みたい気持ちになりにくく、どんな練習も嫌がったり拒否する場合が多いので、練習させるタイミングの見極めも大事になります。

紙パック飲料にストローをさして、お子さんにストローをくわえさせ、親御さんがパックをゆっくりと押してストローから水分を少量ずつ出します。
そうすることでストローから水分が出てくることを認識して、ストローから水分を吸って飲むことを自然と覚えていきます。
パック飲料は少し甘味がついたものなど、お子さんの好きな味の飲み物だと喜んで飲んでくれやすいので、ぜひお試しくださいね。

コップやストロー、ストローマグの練習は楽しく遊び感覚で練習させるのが成功のポイントなので、失敗しても怒らずに、少しでもできたら沢山褒めてやる気をだしていくのが大事です。

こぼしてしまうのが気になる時にはお風呂場でストローから吸ったり、息を吐いてぶくぶくさせたり、水遊び感覚で楽しくストローの練習させてみてください。
ピロピロ笛のような、吸ったり吐いたりするおもちゃで遊ぶだけでも、口周りの筋力を鍛えてくれるので、コップからすすったり、ストローから吸ったりすることが上達しやすくなりますよ。

また、少しずつ飲めるようになってきたら、喉が渇いたときや、気が向いたときにお子さんが水分を摂れるように、手の届くところにお茶などを入れたマグを置いておくのもおすすめです。

コップやストローの練習に順番はありませんが、お子さんが飲料をこぼしたり濡れることに抵抗があるご様子の場合は、コップよりもペットボトルの蓋やおちょこなどほんの少量しか入らない容器でちょっとずつ飲む練習した方がやりやすいかもしれません。

また、ストローマグも最初に紙パック飲料のストローで練習させてから、ストローマグに移行した方がスムーズに習得できる場合も多いです。
トライ＆エラーを繰り返しつつ、お子さんと一緒に楽しんで練習しやすい方法をぜひお試してになってくださいね。

またお困りの際にはお声掛けください。
ご参考までに、どうぞよろしくお願いいたします。