ミルクを飲まず水分不足にならないか心配です

きりたにさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
8か月のお子さんがミルクを飲まなくなってきたご様子なのですね。

７・８か月ごろの離乳食は1日2回、栄養の約30～40％を離乳食から摂るようになります。離乳食の量が増えるにつれて授乳量は減少してくる傾向もありますが、ミルクを与えれば少しでも飲んでくれるご様子であれば、引き続きお子さんが欲しがるだけ飲ませるようにしていきましょう。
7・8か月の授乳回数目安は母乳もミルクも1日5回くらい。ミルクは1日700～900mlが目安です。
授乳や離乳食のタイムスケジュールは大体3～4時間間隔なので理想的です。
夜間の授乳をしなくなったのであれば、夜から朝までの授乳時間がかなり空きますので、就寝前に飲ませてあげると良いかと思います。

赤ちゃんは喉が渇けば本能的にミルクなどの水分を欲しがりますので、一口も飲みたがらず嫌がるようであればミルクを無理強いしなくても良いのですが、7・8か月の離乳食は水分量が多いので、離乳食をしっかり食べているご様子であれば脱水のリスクは低いので過度に心配されなくても大丈夫です。

また、離乳食を好んでよく食べてくれるようでしたら、食事からもこまめに水分を摂れるように、お粥や麺類、パン粥、スープや煮物、果物、ヨーグルトなど水分が多いメニューを取り入れてみるのも一つの方法です。

赤ちゃんの時期は栄養摂取の目的から、水分は基本的に母乳やミルクで摂ることが推奨されていますので、カロリーや栄養成分がほぼない麦茶などは与えすぎには注意が必要です。
授乳量が減ってきて、体重が停滞または減少傾向にある場合には、ミルクを離乳食の食材に取り入れてミルク粥やミルクスープにしてミルクの栄養を摂っていく方法もオススメです。

当サイトのミルクを使用した離乳食レシピも参考にしてくださいね。
★7～8カ月ごろ(離乳食中期)のミルクのレシピ
https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe/category-9?q=%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF&ct=#search

脱水になると、おしっこの回数が減っていたり、尿の色がいつもより濃く、ぐったりしていて元気がない、唇や口の中、皮膚が乾燥しているなどの症状が現れます。
便秘が悪化していたり、もし上記のような体調の変化がみられる場合には、一度小児科で診ていただくと安心かと思います。

またお力になれることがありましたらお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。

現在の体重は7.6㎏とのことですね。体重は成長曲線の範囲内であり、曲線のカーブに沿って緩やかに増えているご様子であれば過度に心配されなくても大丈夫です。
もし体重増加せず横ばいや体重減少が続く場合には、かかりつけの小児科にご相談されると安心です。

就寝前のミルクは就寝時間を引き延ばす必要はありません。就寝前は3時間の授乳間隔をあける必要はありませんので、現在のまま20時に寝かしつけして、就寝前にお子さんが飲めるだけ授乳させてあげてみてくださいね。

どうぞよろしくお願いいたします。