妊娠後期にすっぽん料理食べることについて

ピースケさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。

すっぽん料理については、生食でたべないで中心部までしっかりと加熱した料理であれば食べても大丈夫です。
食中毒や寄生虫の感染リスクがあるので、生食や生き血などは少量でも摂らないように気を付けてくださいね。

すっぽんは栄養豊富な食材なので、滋養強壮の効果も高いとされています。
妊娠中の摂取の注意点としては、ビタミンAが100ｇ中に94μｇと多く含まれているので、連日多量に食べるのは気を付けた方が良いでしょう。

日本人の食事摂取基準では妊婦が1日に摂取したいビタミンAの量は、以下の通りとされています。
★18～29歳
妊娠初期～中期650μg／日
妊娠後期730μg／日

★30～49歳
妊娠初期～中期700μg／日
妊娠後期780μg／日

１日あたりのビタミンAの耐容上限量2700μgとされていますので、妊娠中はこの量を超えないように注意しましょう。
すっぽんだけで上限量を超えることはないかと思いますが、うなぎやレバーなど他のビタミンAが豊富な食品も摂るとオーバーしやすいので、すっぽんを食べたらその日やしばらくはビタミンAの摂りすぎに気を付けるという感じで調整していただくと良いかと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。