2歳イヤイヤ補助食品

アヒルさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
2歳8か月のお子さんはいやいや期で野菜が苦手なご様子なのですね。

揚げ物などサクサクした食感がお好きであれば、かき揚げや野菜入りコロッケ、野菜チップスなども良いかもしれないですね。
ノンフライヤーという油を使わずに揚げ物風の料理が作れる家電もありますので、油の摂りすぎが気になる時には活用してみるのもおすすめです。
また、揚げ物はレンジやトースターで再加熱すると油が浮き出てきますので、浮き出た脂をキッチンペーパーで吸い取ると余分なカロリーをカットできますのでお試しくださいね。

バナナジュースや青汁などもビタミンミネラルが補えますのでとても良いと思いますし、鉄分やカルシウムなどが添加されたふりかけやフォローアップミルクを活用するのも一つの方法かと思います。

あまり苦手な食べものを強要して食べさせると、余計にその食べ物に嫌なイメージがついて拒否が強くなってしまうこともあるので、「一口だけ頑張ってみる？」ときいて本人が「うん」といったらほんの少量でもよいので一口食べてもらい、
たべられたら「すごいね！一口食べられたね！」と沢山褒めてあげるといったことを繰り返し、徐々にお子さんの自信を高めていけると良いと思います。

煮物など全く食べてくれないメニューは「○○くんの好きな○○が入っているよ。おいしいから一口食べてみて」「においだけでもかいでみて」など声掛けして、もし苦手なものをほんのちょっとでもにおいをかいだり、ぺろっとなめたりできたのなら、それだけでもOKです。少しずつ苦手な食材との距離を縮めていくイメージで根気よくサポートしていきましょう。

2～3歳の時期は一番好き嫌いが激しくでやすい時期ですが、学童期くらいまでには咀嚼機能や味覚や脳の発達によって自然と食べられる食材が増えてくる場合がほとんどですので、今の時期はお子さんが少しでも食事を食べてくれる方法を優先して、好き嫌いに関しては「今はこういう時期、いつかは食べてくれる」と思って肩の力を抜いて長い目で見てあげて良いように思います。

せっかく作ったものを食べてくれないと親としてはついイライラしてしまったり、不安になってしまうこともあるかと思いますが、食事を出しても食べるか食べないかを決めるのはお子さん自身ですし、偏食や食べムラの原因はお子さんの性格や感覚的な問題によるものが多く、親御さんだけの責任ではないといえます。

食へのこだわりもそのお子さんなりに理由があることですので、そのこだわりを理解し寄り添いながら、なにより家族で楽しく食事時間を過ごすことを大事にしていただけたら嬉しいです。

またお力になれることがありましたらお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。