離乳食茶の抱っこについて

ちいさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
10か月のお子さんが食事中に抱っこしてほしそうに泣いてしまうご様子なのですね。

赤ちゃんは最初はお腹が空いているので食事に集中して食べてくれますが、ある程度時間が経過してお腹が満たされてくると、集中力が切れてきて遊び始めたり、ぐずったりといった行動がみられやすくなります。

食事量が少なくて、もっと食べてほしい場合には抱っこしてあげてお子さんが機嫌よく食べられるようにサポートしてあげるのも良いと思います。
抱っこの癖がついてしまうのではないかと心配なお気持ちもあるかと思いますが、まだ1歳未満でしたら食事のマナーを厳しく躾ける必要はありませんし、椅子に座って食べる習慣は成長とともに徐々に身についてきますので心配いりませんよ。

今の時期から少しずつ良い行動を伸ばしていけるように、一人で座って食べられているご様子なら『上手に食べてえらいね！すごいね！』と沢山ほめて、正しい行動を促してあげましょう。

また、赤ちゃんが食事に集中できる時間は10～15分程といわれていますので、これ以上の時間が経過して全然食べないようでしたら一度ご馳走様をするのも一つの方法です。

食事を食べさせようとしても集中力が切れたり、遊んで食べないようなら『遊んだらご馳走様しようね』と伝えて一度ごちそうさまをしますが、食事を片づけようとすると嫌がってまだ食べたがる様子なら『ご飯の時間はちゃんと食べようね』と声掛けをしてから再度食べさせてもOKです。

こういった行動をを何度か繰り返すうちに、『食事の時間にはちゃんとご飯を食べないとご飯がなくなってしまう』ということをお子さん自身が徐々に理解していきます。

座って食べる習慣が身についてくるのは大体2～3歳以降になる場合が多いので今の時期から焦らなくても大丈夫です。
また、保育園や幼稚園に通い始めると、周りの行動を見ながら食事を食べるようになってくるので、自然と食事のマナーや椅子に座って食べることも覚えていきます。

食事中にぐずったり、遊んだりは多くの赤ちゃんにみられる行動ですが、乳幼児期にお子さんがマイペースに食事時間を楽しんでいらっしゃることは良いことだと思いますので、
お子さんの『食べることが好き・楽しい』という気持ちは大事にしつつ、焦らずお子さんのご様子に応じて少しずつ食事のマナーなどを身につけさせていってくださいね。

またお困りの際にはお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。