吐きそうなそぶりとムセ

らむさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
7か月のお子さんがお粥を食べると吐きそうなそぶりがみられるのですね。

食形態をアップさせたことにより、お粥の水分量が減り、粘度が増したことにより食べにくくなっている（お粥を飲み込むときに喉にひっかかりやすくなっている）可能性があります。

7・8か月ごろになると、絹ごしと豆腐くらいの硬さのものを、舌を前後上下に動かし、舌と上あごを使って食材をつぶし、唾液と混ぜて飲み込むようになっていきます。
食べさせる時には丸飲みをせずにしっかりとモグモグできているか確認しながら食べさせてあげてくださいね。

あくびのように口を大きく開ける動作の原因ははっきりとお答えはできませんが、お粥を飲み込んだ後に口の中や喉にお米粒やお粥のねばつきが残って違和感を感じているためかもしれません。

その場合には一度食形態を戻してみたり、一口量を少なくしてしっかり咀嚼して飲みこめるようにサポートしたり、お粥を食べさせた後には少しとろみのついた水分を飲ませてみるなどの方法をお試しくださいね。

赤ちゃんの噛む・飲み込む力はまだ未熟なので、お茶のようなサラサラの水分でも、水分の少ないべたべたのお粥や、パサパサのお肉や魚などでも上手に飲み込めないことがあります。
水分でむせるときには少しとろみをつけてあげたり、べたべた過ぎるときには水分を足して調整しましょう。
とろみの目安はスプーンを傾けるとポタポタ…と流れるくらいが目安です。

7・8か月のお口の発達や食形態についてはこちらのページの動画やレシピを参考にしてくださいね。

★赤ちゃんのお口の発達と離乳食の進め方（7～8か月ごろ）
https://baby-calendar.jp/special/baby_food02

どうぞよろしくお願いいたします。