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今後の離乳食の進め方について

ねこいぬ
もう少しで1歳4ヶ月になる娘を育てています。

この時期の離乳食の進め方がよく分からなくなってきました。食べられる食材、調味料の量、食材の固さ・大きさなどです。離乳食を始めた頃はまずはモグモグに慣れる、食べられる食材を増やしていくなど私の中で目標が明確だったのですが、今は何を目標に進めていけば良いのか分からなくなってしまいました。1歳6ヶ月頃までに大人と同じようなご飯が食べられるようになれば良いのでしょうか??
また味付けも、どこまで味が付いていて平気なのか、これは薄いのか濃いのかと日々悩んでいます。
 去年の4月から保育園に通っていて、保育園では1歳から幼児食になっています。一気に使われる食材も増え食べた事の無いものは、家で試さなくてはいけないのですが、この時期に食べられる食材も良く分かりません。1歳を過ぎれば食べてはいけない、もしくはまだ食べない方が良い食材などは無いのでしょうか?例えば、今月の献立だとまだ食べたことのない食材は、高菜・海老・ゆであずき・こしあんなどです。

現在、離乳食完了期で1日3回の ご飯+おやつ2回です。おやつは平日保育園で食べていて休日は1回の方が多いです。
保育園での量は分かりませんが、家では普通のご飯90g、肉or魚20g(その他のタンパク質はそれぞれの目安量)、野菜50g、フルーツ20gくらい(1日1〜2回) を食べています。食べる事は好きなようでほぼ完食します。

悩みがはっきりとしていなくて申し訳ありません。
どうぞ宜しくお願いします。

2023/1/3 19:51

久野多恵

管理栄養士
ねこいぬさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

1歳4か月になるお子様の離乳食の進め方についてのご相談ですね。 卒乳をして、幼児食をしっかりともぐもぐカミカミ食べられているのであれば、全体量も少しずつ増やしても大丈夫ですよ。
今は完了期の量を目安に食事を進めている様子ですが、食事量もしっかりと計測しなくても良いですし、たんぱく質も少し多めに与えても大丈夫です。保育園では幼児食を進めているご様子ですので、食事量は成人女性の約半分、味付けも薄味を継続し、かたさは一定にせずに、柔らかいもの、固いもの、大きいもの、小さいもの、いろいろなバリエーションで与えて、その食材によって食べ方を変えて咀嚼できるようにもぐもぐかみかみを促してあげましょう。 固さの決まりがあるわけではないですが、1つの目安として、肉団子くらいの固さを意識していただくと良いです。

高菜・ゆであずき・こしあんなどは食べても良いと思います。エビは離乳食期には積極的にお勧めするものではないですが、保育園では出されることも多いので、自宅で試しておくと良いと思います。ただ、エビは弾力があり誤嚥の危険性もありますので、ミンチ状や細かく刻んで与えるようにしましょう。

1歳半までに進めたいのは、大人の食事からの取り分けをすすめて、同じものを食べられるようになる機会を増やすということです。離乳食の最終的な目的は、大人と同じ食事を自立して食べられるようになるというところになります。 大人と同じ味付けではなく、薄味にするということは継続していただきたいですが、調理法や固さ、大きさ等を工夫して、お子様が無理なく食べられるように試行錯誤して進めてあげてくださいね。 

1歳半以降の食事量についてお伝えします。よかったら参考にしてくださいね。

【1歳半~2歳の子供の1日の食事量目安】(3食+おやつ)
主食 穀類 250~300g

主菜 肉  30g
   魚  30g
   大豆製品 30~40g
   卵  2/3個 

副菜 緑黄色野菜 40g
   淡色野菜  60g
   芋類    40g
   果物    100~150g
   きのこ・海藻類  15~20g
   
牛乳・乳製品 300~400g
 
※1日の目安量ですが、3日間くらいを平均して補えていれば問題ありません。おおよその目安量です。最初はこのくらいかなと計っても良いですが、体格や活動量によっても必要量には違いがでてきますので、きっちりと計る必要はないです。
体重が成長曲線のカーブに沿って伸びる様に管理してあげましょう。

奥歯が生えそろう3歳頃までは、子供の咀しゃく機能はまだ発達段階ですから、子供の発達に合った固さや大きさなどを調整しながら、食べる力や食事への興味を育ててあげる事が大切です。
食べてはいけないものというものは生魚や生卵などはまだ控えて頂いた方が良いです。それ以外のものは基本的に食べてはいけないものというものはありませんが、1歳~2歳児にはまだ食べにくいものがありますので、食べやすくする工夫が必要なものはあります。

◉ぺらぺらしたもの(レタス・わかめ) ⇒ 加熱したり細かく刻む
◉皮が口に残るもの(豆・トマト) ⇒ 皮を取り除く
◉固すぎるもの(塊肉・海老・いか) ⇒ ミンチ状にする
◉弾力があるもの(蒟蒻・かまぼこ・きのこ) ⇒ 細かく切る
◉口の中でまとまらないもの(ブロッコリー・ひき肉) ⇒ とろみのあるものと混ぜる
◉唾液を吸うもの(パン・ゆで卵・さつまいも) ⇒ 水分を加える
◉かみつぶせなくて口にいつまでも残るもの(薄切り肉) ⇒ 細かく切って、片栗粉などでとろみをつける
◉誤嚥しやすいもの(こんにゃくゼリー・もち・ピーナッツ) ⇒ 3歳頃までは与えない

上記のものに注意しながら、お子様が食べやすい様に調理してあげて下さいね。
よろしくお願い致します。

2023/1/3 22:18

ねこいぬ

1歳3カ月
とても詳しく教えて頂き本当にありがとうございます!!

どう進めていったら良いのか道に迷ってる感じだったので、進む道がハッキリした気がします。

本当に本当にありがとうございます! 

2023/1/3 23:27

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