閲覧数:361

お魚の種類

ミキティ
久野さま

大変ご無沙汰しております。
第一子の時は、とてもお世話になり感謝しております。
第二子も年明けから離乳食を始めますので、また色々と教えて頂けると有り難いです。

さて、今回は離乳食というよりも2歳6ヶ月の娘の幼児食について教えてください。

魚を食べることで得られる栄養素は、青魚、赤魚、白身魚など種類によって大きく違いはありますか?
保育園の給食と被らない様にほぼ毎日魚料理を食べてもらえるように出しているのですが、スーパーやお魚屋さんで手に入る種類に偏りがあって、白身魚が続くときもしばしばあります。調理法を変えているので問題なくパクパク食べてくれるので嬉しいのすが、どうせなら青魚をと思ってしまいます…
また、下の子がいるので買い物もままならないのですが、青魚は買ったその日に調理しないといけないですか?
青魚に関わらず、魚は冷凍してもいいものなのでしょうか?
どうしても魚料理を出せない時は、えごま油を汁物に混ぜてもOKでしょうか?
現在、フォロミを360ml/日飲んでいます。

お忙しいと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

2022/11/29 8:50

久野多恵

管理栄養士
ミキティさん、こんにちは。
いつもご相談いただきありがとうございます。

お二人目をご出産されて、もうすぐ離乳食開始なのですね。また何かお困りのことがあればいつでもお声かけくださいね。

2歳6か月のお子様の幼児食についてのご相談ですね。保育園の給食とかぶらないようにメニューを考えられているのはすばらしいですね。
魚の栄養素については、青魚、赤魚、白身魚によって多少異なりますが、ある特定の魚に偏ることなく、いろいろなものを召し上がることで、それぞれの魚がもつアミノ酸のバランスが良くなったり、いろいろな味や触感の違いを体験できて、良い食育になると思います。
n3系の脂肪酸が多い青魚が必ずしも一番良いということではないですし、赤身魚は吸収率の高いヘム鉄が豊富なので、貧血防止には役立ちます。 白身魚も臭みや癖がなく、食べやすいと感じるお子様も多いです。
食事は栄養を摂ることだけが目的ではなく、色や形、食感や舌ざわり等の違いを感じることで、食体験が増えてきます。 いろいろな食体験を積むことは、そのお子様にとっての財産になりますし、同じ味の共感や親子の会話などにもつながり、心も豊かに育てることができ、とても良い食育なると感じます。

青魚を与えるメリットは、DHAやEPAなどのn3系の脂肪酸を期待しての事かと思いますが、魚料理を出せないからと言って、えごま油で必ずしもn3系を補給できなくても問題ないです。 えごま油やアマニ油は、加熱に弱いとされますので、n3系の脂肪酸を期待したいのであれば、サラダやパンにかけるなどの加熱なしの摂取が良いとは言われます。 お子様が油を直接かけたものを召し上がるかはわかりませんが、えごま油を少量を与える分には特に問題ないですよ。

青魚は腐敗が進みやすいとされますので、なるべく新鮮なうちに調理できると良いです。 すぐに調理が難しい場合は、冷凍しておくと良いですね。
再冷凍にならなければ、魚は冷凍しても大丈夫です。

フォロミは1歳~3歳の不足しがちな栄養を補給するためのものですので、継続しても問題ないです。 DHAが含まれているフォロミであれば、えごま油は必須ではないとは思いますが、エネルギー、脂質過多にならない程度であれば、摂取しても問題ないです。

ご参考までによろしくお願いいたします。

2022/12/1 15:07

ミキティ

2歳6カ月
久野さま

こんばんは。
ご回答ありがとうございます。

青魚に限らずまんべんなくですね。赤身魚にヘム鉄が含まれているとは知らなかったです。今まで食卓への頻度がそこまで高くなかったですが、これからはもう少し登場回数が増えそうです。魚の冷凍も問題ないとのこと、買い物が少しはラクになりそうです。
栄養にばかり目を向けるのではなく、素敵な食体験をすることで心身共に良い食育に繋がるんですね。

今飲んでいるフォロミにDHAが含まれていたので、えごま油を使ってまでは控えようと思います。大人でも匂いが気になりますしね…

今回もとても勉強になりました。
ありがとうございました。

2022/12/1 21:49

相談はこちら

相談受付中の専門家

2歳6カ月の注目相談

2歳7カ月の注目相談

離乳食の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家