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離乳食を食べなくなった

なーちゃんママ
生後7ヶ月前半の子供を育てています。

生後5ヶ月に入ってすぐ離乳食を始め、生後6ヶ月過ぎから2回食にしています。
生後6ヶ月までは1回当たりおかゆ15〜20g、野菜10〜20g、タンパク質5〜10gを順調に食べていたのですが、最近食べなくなりました。
4口くらい食べると泣いてのけぞってしまい、食べません。
ただ、バナナを入れたパンがゆだけは食べます。

①こういったことは、よくあることなのでしょうか。何か赤ちゃんが食べやすい食材や調味の仕方があれば教えて下さい。

②また、基本は2回食で進めたいと思っているのですが、1回が4〜5口で終わってしまうため、もっと食べさせたいと思い、1日に3〜4回あげることもあります。こうゆうことをすると、かえって食のリズムが乱れてよくないでしょうか。

2022/11/20 13:55

一藁暁子

管理栄養士
なーちゃんママさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
7か月のお子さんが今までは順調に食べていたのに、最近離乳食を食べなくなってきたご様子なのですね。

①個人差はありますが、赤ちゃんが急に食事を食べなくなることは離乳食期間中にも比較的よく見られることです。
まだ母乳やミルクなど乳汁栄養からも必要な栄養を摂っている時期ですので、お子さんの身長・体重が成長曲線のカーブに沿って緩やかに増えているご様子であれば、過度に心配されなくても大丈夫です。
以下の食べてもらうためのポイントを説明しますので、ぜひ試してみてくださいね。

食べなくなる原因としては、
・お腹が空いていない
・味や食感が苦手、食形態があっていない
・食べさせ方やスプーンがあっていない
・椅子があっていない、姿勢が苦しい
・眠い、機嫌が悪い
・病中・病後で胃腸機能が低下している。
・歯が生えてきている
などが考えられます。

☆お腹が空いていない
離乳食を食べてもらうには、まずしっかりお腹を空かせた状態で与えることが大事になります。
目安としては授乳と離乳食の時間を3~4時間空けて食事リズムをつけていくよう心掛けてみてください。

☆味や食感・食形態
お子さんそれぞれの嗜好がありますので、バナナを入れたパンがゆが好きなご様子であれば、他のバナナやパンを使ったメニューを試してみたり、
母乳やミルクが好きなお子さんであれば、お粥や野菜に少し母乳を加えて与えてみたり、野菜が苦手で甘い味が好きなようであれば甘味のある人参やカボチャを試してみる、葉物野菜は苦みを感じやすいので出汁を加えてみるなど、試してみてください。

食形態については、急に硬めや大きめにしてしまうと食べずらさから一時的に食事量が減ってしまうことがあります。
まずはお子さんの好きなバナナやパン粥などから少しずつ大きめ、硬めに調整していきましょう。
もし食形態を上げて食べなくなった場合には一段階食形態を戻してご様子をみてくださいね。

☆食べさせ方・スプーン
よくあるNG例としてスプーンを口の奥までいれていたり、上あごに離乳食を擦り付けるように食べさせている場合があります。
このような食べさせ方をすると、うまく離乳食を飲み込めず、オエッとえずくようになったり、食べることを拒否するようになります。
必ずスプーンはお子さんの下唇に置くようにして、お子さん自ら上唇で離乳食を取り込むようにサポートしましょう。
そしてごっくんと飲み込んで口の中が空っぽになってから、次の一口を食べさせてくださいね。
また、口の中が敏感なお子さんはスプーンの材質でもシリコンスプーンが好きだったり、プラスチックが良かったり、好みがありますので、スプーンの材質や形などもチェックしてみると良いかもしれません。


食形態や食べさせ方はこちらの動画も参考にしてくださいね。
●赤ちゃんのお口の発達と離乳食の進め方(7~8か月ごろ)
https://baby-calendar.jp/special/baby_food02

●7~8カ月ごろ(離乳食中期)の進め方
https://baby-calendar.jp/baby-food/7months-8months

☆椅子や姿勢
赤ちゃんの成長は早いので、成長とともに椅子のベルトがお腹や足に食い込んで痛かったり、逆に椅子が身体に合わずお尻がずり落ちているような姿勢になってしまう場合ばあり、このような姿勢だと離乳食を嫌がったり、上手に食べられず途中でぐずってしまうこともあります。
咀嚼を始める7か月以降は椅子に座って食べるほうが噛む力が育ちやすいので、お子さんのご様子をみながら食べる姿勢に気を付けつつ、徐々に椅子で食べることに慣らしていきましょう。

☆眠かったり、機嫌が悪い
☆病中・病後で胃腸機能が低下している。
☆歯が生えてきている
その時の体調や気分によっては、何をしても食べてくれないこともあります。
機嫌が悪かったり、食べるよりも遊びたい様子の時は無理強いせず時間帯をずらしたり、少し遊んで気持ちを切り替えてから再スタートさせると良いと思います。

また、体調が悪い時は胃腸機能も低下しますし、お子さんも離乳食より母乳やミルクを欲しがることが多いです。体調が回復するまでは離乳食は無理に食べさせず、母乳やミルクをメインに与えても問題ありません。
歯が生えてきているときも、口の中のむず痒さから食事を嫌がることがありますが、ある程度歯が生えるとまた食べるようになります。
それでも何をしても食べてくれない場合には一度かかりつけの小児科で診ていただいてください。

②について
1回の食事量が少ない場合、7~8か月の目安量の範囲内であれば、数回に分けて食べさせても良いのですが、数回に分けて食べさせることで中々お腹が空かず食べられないという可能性も考えられます、
どちらの方法がお子さんに合っているか、一度しっかりお腹を空かせて食べるかどうかも試してみて、お腹がペコペコに空いても離乳食をほとんど食べないようであれば分食方式をとってみるのも一つの方法かと思います。

離乳食の食事量や進み具合などはお子さん一人ひとり違いますので、お子さんに合わせた方法で進めてあげてくださいね。

またお力になれることがありましたらお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。

2022/11/21 13:29

なーちゃんママ

0歳7カ月
ご回答ありがとうございます。
まずはバナナやパンを使った他のメニューを試してみたいと思います。

2022/11/21 16:23

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