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掴み食べの時期

すくすく
いつもお世話になっております。7ヶ月半の息子です。

 大人の夕飯時に息子をハイチェアに座らせて、卵ボーロを ハイチェアの机の上に1粒乗せてあげました。
すると握り直しや落とす事を数回してから口に運んで食べました!
結局3粒同じことが出来ました。
掴み食べの練習は、カミカミが出来る様になる時期からスタートするのでしょうか?
開始時期とメニューなど簡単に進め方を教えてください。

2020/9/5 19:26

久野多恵

管理栄養士
すくすくさん、こんにちは。
いつもご相談頂きありがとうございます。

卵ボーロを自分の手で掴み、口まで運べたのですね。
小さいものを適度な力加減でつまめたこと自体もすごい事ですが、それを口まで運んで食べられたのは、とても良い状況ですね。 お子様の意欲に合わせてボーロで手づかみを練習させてあげているのはとても良いと思います。

手づかみ食べの練習は、離乳食後期くらいから興味をもって出来始めるというお子様が多いですが、7か月現在でもお子様自身に興味があるのであれば、進めてあげても良いですよ。 ただ、前歯でかじり取って、形あるものを上手にもぐもぐカミカミするという事は難しいかもしれませんので、ボーロなどこの月齢でも安心なものを使って練習をさせてあげると良いです。
赤ちゃんせんべいでも良いですし、野菜を柔らかく煮たものを目の前に置いてあげても良いです。 せんべいやボーロなどを与えすぎるとくせになり、そればかり欲しがるというケースもありますので、与えすぎには注意しましょう。

手づかみ食べの開始時期は、お子様が興味が出てきた頃となります。 7か月ころから興味を持つ子もいれば、1歳を過ぎてもやりたがらないお子様もいますので、お子様の興味次第で進めてあげて良いです。
手づかみ食べメニューは一般的に後期食が多いので、よくあるおやきやホットケーキや食パンなどは、まだかじりとって食べるのは難しいかもしれませんし、誤嚥に繋がる危険性もありますので、離乳食中期で手づかみ食べを進める場合は、お子様の口腔発達に合わせた食材を選ぶ事が大切です。

手づかみ食べは、上手に食べる事、綺麗に食べる事を目的とせずに、色々な食材を手で掴み、それぞれの特性を学ぶ機会ととらえると良いです。 詰め込みすぎて誤嚥しない様に十分に見守ってあげる事は大切ですが、手で掴めそうなものであれば、何でも良いので、お子様の好きな食材を中心に進めてみて下さいね。

離乳食後期になりしっかりともぐもぐカミカミできる様になったら、おやきやホットケーキやパンなどがお勧めですが、現時点では野菜を柔らかく煮たもの、刻んだ果物、ヨーグルトに浸したパン、豆腐などが良いと思います。
よろしくお願い致します。

2020/9/6 11:47

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