閲覧数:673

離乳食と赤ちゃんの機嫌

えり
いつもお世話になっております。 現在8ヶ月の息子の離乳食について相談させて下さい。

 元々月齢よりもゆっくり目に進めており、現在2回食で、1回目は7倍粥50g、野菜果物30g、タンパク質15g程、2回目はもう少し少なめの量で与えています。完母で、離乳食の量に比例して飲む量が減ってきています。

 ここ1週間ほど毎日息子の機嫌が悪く、離乳食の時は大抵ご機嫌斜めの状態です。今まではぐずり始めたら切り上げていたのですが、最近は初めからぐずっているので騙し騙し与えています。ぐずりつつも口を開けて飲み込んでくれるので、食べる気はあるようです。本当に嫌な時はスプーンを押し返してくるので、そこまできたら切り上げています。

 ぐずっている理由としては、①下の歯が生え始めていてムズムズしているから②段々便が硬くなってきて、便秘気味でお腹が苦しいからかと思っています。
 元々小さめですが、体重は離乳食を始めてから上向きに増えています。

 今後機嫌が悪くても、離乳食をこのままの調子で与えていっても大丈夫でしょうか。食事の時間を楽しくしたいと思うのですが、最近は私の方が食べてくれるのか不安になり、それが顔に出てしまっているのかもしれません。

 お忙しいとは思いますが、アドバイスをお願いします。

2022/10/16 17:14

久野多恵

管理栄養士
えりさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

8か月のお子様の離乳食に関するご相談ですね。
離乳食の時間になると機嫌がわるくなるとのこと、だましだまし与えているのですね。

離乳食の役割のことを考えると、お子様が嫌がっているときは切り上げて良いと思います。ぐずりながら、あまりお子様が乗り気ではない時に口に入れたとしても、誤嚥したり、丸飲みになったりする危険性もあると思います。

離乳食の役割は、お子様の口腔発達合わせて形状を変化させてもぐもぐやかみかみなどの「食べる力」を育ててあげるところにあります。 量より質ということになります。 口に入れたとしても食事の時間が楽しくないもので継続してしまうと、食事への印象が尚更悪くなり、ますます食べ進まなくなるということもあります。

離乳食は大人のペースではなく子供のペースに合わせてあげて、楽しい雰囲気で進めることが大切ですので、お子様のご機嫌に合わせて、時間を変更したり、量を減らしたり、味付けをしてみたり、ベビーフードを活用したり、取り分け食を進めてみたり、お子様の好きなものを中心に進めてみたり、できそうな事を工夫していけると良いですね。

歯がむずがゆいのが原因であれば、尚更今の時期に無理強いしない方がよろしいかと思います。 便秘が原因で食べ進まないということも良くありますので、水分、食物繊維、乳酸菌等の摂取で排便を促していけると良いですね。

あまり食事が進まない時は、授乳したり、育児用ミルクを補給するなどの工夫がお勧めです。

お子様の状況をきっちりと把握できるわけではありませんので、一般的な助言となりますが、ぐずりながらも美味しそうに、食べる気があり、無理なく食べるのであれば、様子を見ながら与えていただいても良いと思いますが、上記の点で改善できそうなことは実践してみてくださいね。

よろしくお願いいたします。

2022/10/16 22:30

えり

0歳8カ月
丁寧なご回答ありがとうございます。
食べさせなければと言う親の焦りから、子どもの気持ちを考えてあげられていなかったと反省しています…。 

ご提案頂いた方法を色々と試してみたいと思います。

再度の質問になりますが、機嫌が悪い時期に新しい食材や形状を変えるのはあまり良くないでしょうか。 

2022/10/16 23:25

久野多恵

管理栄養士
えりさん、こんばんは。
お返事ありがとうございます。

ご機嫌が悪い時期であっても、新しい食材を試したり、形状を変えて、反応を見てみるという方法は良いと思います。
それが意外と良い方向に転ぶこともあります。ただ、一番大切なのは、お子様のペースというところにあるので、新しい食材、形状を変えたことで嫌がった場合は、元に戻すなどして、お子様の様子をみながら進めてあげてくださいね。

2022/10/17 23:56

えり

0歳8カ月
ご返信ありがとうございます。
息子の様子を見ながら、引き続き新しい形状 と食材は取り入れていきたいと思います。

昨日から1回食を昼から朝に 変えてみました。朝の方が比較的機嫌がいいので、あまりぐずらずに食べてくれています。
これからも色々試して、息子との食事の時間を大切にしていきたいと思います。 

2022/10/18 8:41

相談はこちら

相談受付中の専門家

0歳8カ月の注目相談

0歳9カ月の注目相談

離乳食の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家