閲覧数:262

離乳食について

白玉だんご
いつもお世話になっています。
生後6ヶ月の娘を育てています。離乳食開始し、40日です。
前回、離乳食初期について、詳しく回答いただき、大変助かりました!
恐れ入りますが今回、追加で二点ご相談です。
①二回食をいつ頃始めたら良いかわからず、迷っています。
②離乳食初期は食べる量に重きを置かずに色々な食材の味や食感に慣れてごっくんの練習をする時期(このご説明で離乳食初期の目的を大変よく理解でき、どの参考書よりも一番腑に落ちる説明でした!!)とのことでしたが、先々ではありますが離乳食中期、後期の目的や中期、後期はそれぞれどのような時期と捉えると良いでしょうか。
お忙しいと思いますが、よろしくおねがいします。 

2020/9/1 21:23

久野多恵

管理栄養士
白玉だんごさん、おはようございます。
いつもご相談頂きありがとうございます。

追加のご質問について、新しく投稿して下さり助かります。ありがとうございます。

①2回食への移行は、離乳食を開始して1カ月が経過しており、だんだんと食べる量が増えてきて、上手にごっくんが出来ている状況であれば、いつでも良いです。

②離乳食中期(7~8カ月頃)になると、舌が上下にも動くように発達してきますので、舌を上あごに押し付けて食材を押しつぶしてもぐもぐ食べる事が出来る様になってくる時期となります。 この時期にペースト状のものばかりを与えていると、もぐもぐせずに容易に飲みこめてしまい、もぐもぐの動きがなかなか引き出されないので、少しずつ粒のものを加えるように離乳食の形状を変化させていきます。 ただ、粒のものを極端に嫌がるお子様もいますので、ペースト状に粒のものを混ぜて少しずつ慣らしてあげると良いです。

例えばお粥ならば、10倍粥のペースト ⇒ 10倍粥をすり潰したもの ⇒ 7倍粥のすり潰したもの ⇒ 7倍粥を粗くすりつぶしたもの ⇒ 7倍粥そのまま という様にだんだんと変化させていくと口腔発達も促されてきます。


離乳食後期(9~11カ月頃)になると、もっと舌が巧みに動くようになり、左右にも動かせるように変化してきます。 粒の大きさをだんだんと大きく変化させる事で、上あごで押しつぶせないものを奥の歯ぐきまで舌で移動させて、歯ぐきで押しつぶしてかみかみして食べるように変化してきます。 
水分量が多すぎたり、粒が小さすぎると、もぐもぐカミカミしなくても容易に飲みこめてしまうので、丸呑みの癖がつく事もあります。 

離乳食はたくさん食べるから良いという事ではなく、お子様の口腔発達に合わせて食材の形状を変化させて「食べる力」を育ててあげる事が主眼となります。
月齢別の目安量はありますが、これはあくまでも参考程度に見て頂き、離乳食初期でも離乳食後期になってもお子様が無理なく食べ進む量で、無理なく、「食べる力」を育ててあげれば良いのです。

目の前の準備したものを完食させる事を目指してしまうママさんも多くおられますが、無理強いは禁物です。可愛いお口の動きに注目して、食べ進めていけると良いですね。

上記した口腔発達もあくまでも目安です。お子様によって個人差があり、多少前後する事はありますので、中期になったのにもぐもぐが出来なくて心配にならなくても良いです。 離乳食中期の期間で、もぐもぐする事に慣れさせてあげれば良いですよ。

2020/9/2 10:58

白玉だんご

0歳6カ月
今回も大変わかりやすい説明でした。ご相談前まで、離乳食についてよく理解できていませんでした。ミルクを卒業するために与える食べ物、柔らかくした食べ物を徐々にかたちあるものとして与えていく、という理解でした。
【離乳食とは、お子様の口腔発達に合わせて食材の形状を変化させて「食べる力」を育ててあげる事】こちらの説明で、娘へ離乳食を与えている目的がはっきり分かりました。完食を目指したり、無理強いは決してせず、親子で楽しみながら食べる力をつけていけるように取り組んでいきます!離乳食の目的を的確に教えていただき、初期の段階で久野さんへ相談して本当に良かったです!ありがとうございました。
またご相談することがあると思います。今後ともよろしくお願いします。  

2020/9/2 16:20

相談はこちら

相談受付中の専門家

0歳6カ月の注目相談

0歳7カ月の注目相談

離乳食の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家