閲覧数:1,108

もぐもぐ期のすすめかた
みみづく
こんにちは。9ヶ月になる息子を育てています。
離乳食を始めて4ヶ月半が経ちましたがようやく野菜のみじん切りが食べれるようになりました。
もともと10倍粥(そのままのもの)やみじん切りを与えるとオエッとしてえずいたり吐き戻してしまうことが多く長いことゴックン期でした。そこで最近10倍粥にも野菜などのみじん切りにも、とろみをつけることで食べれることが判明しました。そのためもっと早くからでもトロミをつけたら食べれていたのかもしれません。今でもトロミなしではすぐにえずいたり咳き込んだりするため、そのままではあげれない状態です。
そこでご相談したいのがこれからの離乳食の進め方です。
1 ペースト以外の固形物は、小さくともトロミをつけないと食べれないのですが、普通はみなさんトロミなしでもモグモグ期の子は食べることができるのでしょうか?
2 トロミなしではおかゆも固形野菜も食べれないのですが、ずっとトロミは使いながら進めていいのでしょうか?つまり、トロミなしで食べれるようになることは目標なのでしょうか?
3 離乳食のすすめかたですが、 今後の口腔の発達のためには、トロミは徐々に少なくしてシャビシャビの中に野菜やご飯などが浮いている方(お味噌汁のように)がいいのでしょうか?それともトロミは強くして水分感を減らしたほうがいいのでしょうか?
4 カミカミ期に以降していくイメージがわかりません。モグモグが出来るようになると、子供が勝手に食事を歯茎でつぶして食べるようになるのでしょうか?
質問が多くてすみません。どうぞよろしくお願いします。
離乳食を始めて4ヶ月半が経ちましたがようやく野菜のみじん切りが食べれるようになりました。
もともと10倍粥(そのままのもの)やみじん切りを与えるとオエッとしてえずいたり吐き戻してしまうことが多く長いことゴックン期でした。そこで最近10倍粥にも野菜などのみじん切りにも、とろみをつけることで食べれることが判明しました。そのためもっと早くからでもトロミをつけたら食べれていたのかもしれません。今でもトロミなしではすぐにえずいたり咳き込んだりするため、そのままではあげれない状態です。
そこでご相談したいのがこれからの離乳食の進め方です。
1 ペースト以外の固形物は、小さくともトロミをつけないと食べれないのですが、普通はみなさんトロミなしでもモグモグ期の子は食べることができるのでしょうか?
2 トロミなしではおかゆも固形野菜も食べれないのですが、ずっとトロミは使いながら進めていいのでしょうか?つまり、トロミなしで食べれるようになることは目標なのでしょうか?
3 離乳食のすすめかたですが、 今後の口腔の発達のためには、トロミは徐々に少なくしてシャビシャビの中に野菜やご飯などが浮いている方(お味噌汁のように)がいいのでしょうか?それともトロミは強くして水分感を減らしたほうがいいのでしょうか?
4 カミカミ期に以降していくイメージがわかりません。モグモグが出来るようになると、子供が勝手に食事を歯茎でつぶして食べるようになるのでしょうか?
質問が多くてすみません。どうぞよろしくお願いします。
2022/7/16 23:26
みみづくさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
9か月のお子さんの咀嚼機能についてのご質問ですね。
現在は10倍粥やみじん切りの野菜にとろみをつけて食べられているご様子とのことなのですね。
以下順番にお答えしていきます。
①ペースト以外の固形物は、小さくともトロミをつけないと食べれないのですが、普通はみなさんトロミなしでもモグモグ期の子は食べることができるのでしょうか?
⇒赤ちゃんの咀嚼機能は個人差がありますので、とろみがなくても柔らかいお野菜やお粥ならそのまま食べられるお子さんもいれば、とろみが必要なお子さんもおりますよ。
②トロミなしではおかゆも固形野菜も食べれないのですが、ずっとトロミは使いながら進めていいのでしょうか?つまり、トロミなしで食べれるようになることは目標なのでしょうか?
⇒離乳食の時期はまだ食べる練習をしている時期ですので、お子さんの食べるご様子に合わせて、トロミを使いながら進めていっても構いません。
お子さんの咀嚼機能の発達に伴い、1~2歳ごろには徐々にとろみを使わなくても食べられる食材が増えてくる場合が多いので、お子さんのペースに合わせて焦らず進めてみてくださいね。
離乳食中期ごろでは舌が前後上下に動くようになり、舌と上あごで柔らかい食べ物をすりつぶして食べるようになっていきます。
ただ、舌の動きはまだ未熟ですので、口の中でバラけやすい食材(みじん切りの野菜やひき肉など)は舌でうまくすりつぶせず、そのまま気管に入ってむせたりオエっとえずいたりしやすいので、その場合はとろみと付けてあげると口の中でまとまりやすくなるので、舌ですりつぶし嚥下をしやすくなるメリットがあります。
③離乳食のすすめかたですが、 今後の口腔の発達のためには、トロミは徐々に少なくしてシャビシャビの中に野菜やご飯などが浮いている方(お味噌汁のように)がいいのでしょうか?それともトロミは強くして水分感を減らしたほうがいいのでしょうか?
⇒離乳食後期ごろでは舌が前後上下左右に動くようになり、舌を使って歯茎に食べ物をのせて噛む動きができるようになります。
舌の動きが発達してくると、とろみをつけなくても固形物を噛んでペースト状にして、舌でまとめてから喉に送り込んで嚥下するという動作ができるようになってくるのですが、お子さんがとろみがある方が食べやすいご様子であれば、とろみ付きで進めていただいて大丈夫です。
とろみは水分量を減らしてしまうとべたついたり、だまになって誤嚥しやすくなるので、とろみの強さはスプーンを傾けるとポタポタっとゆっくり流れ落ちるくらいの硬さが目安になります。
食材の硬さや大きさ、とろみの強さがわかりにくい場合はベビーフードを参考にするのもおすすめです。
④カミカミ期に以降していくイメージがわかりません。モグモグが出来るようになると、子供が勝手に食事を歯茎でつぶして食べるようになるのでしょうか?
⇒離乳食の食形態は急に変えてしまうとお子さんも慣れなくて丸呑みしたり、オエっと口から出してしまうしてしまう原因になります。
少しずつ舌の使い方を練習するために、まずは1品少量から少し食形態をアップしたチャレンジメニューを用意して練習させていくのがポイントです。
初めは絹ごし豆腐や熟したバナナなど形はあるけどほんの軽い力で簡単に舌でつぶせる食材を小さめに切って、モグモグの練習をさせてあげたり、
お粥は10倍粥にすこしだけ7倍粥を混ぜてあげて、モグモグに慣れてきたら徐々に7倍粥の比率を多くしてステップアップさせていきます。
数回モグモグできるようになってきたら少しずつサイズを大きくしていき、野菜もお粥と同様にとろみ付きの細かい刻み野菜に少し大きめ・硬めにした野菜を少しずつ混ぜていき、徐々に噛む力をつけていきます。
食べられなかったら一段階食形態を戻して、しばらく時間をおいてから再チャレンジさせていきましょう。
食べさせるときにはスプーンに山盛りの量を食べさせたり、スプーンを口の奥まで入れたり、上あごに擦り付けるようにたべさせないように注意してくださいね。
スプーンは下唇にそっとのせて、お子さん自ら口の中に取り込めるように食べさせてあげると、口の中に舌を動かして食べるスペースができ、モグモグ・カミカミがしやすくなります。
モグモグができていると唇の両端が同時に伸び縮するような様子が見られ、カミカミができていると食べているときの唇が左右にねじれるように動き、食べ物を噛んでいる方の口角が上がるようになりますので、お子さんが食べている口元をよく観察しながら進めてみてください。
モグモグ期・カミカミ期のお口の発達や食形態は、当サイトのこちらの動画もぜひ参考にしてみてください。
☆7~8カ月ごろ(離乳食中期)の離乳食の進め方
https://baby-calendar.jp/baby-food/7months-8months
☆9~11カ月ごろ(離乳食後期)の離乳食の進め方
https://baby-calendar.jp/baby-food/9months-11months
長くなりましたが少しでもご参考になりましたら幸いです。
またお困りの際にはお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご相談ありがとうございます。
9か月のお子さんの咀嚼機能についてのご質問ですね。
現在は10倍粥やみじん切りの野菜にとろみをつけて食べられているご様子とのことなのですね。
以下順番にお答えしていきます。
①ペースト以外の固形物は、小さくともトロミをつけないと食べれないのですが、普通はみなさんトロミなしでもモグモグ期の子は食べることができるのでしょうか?
⇒赤ちゃんの咀嚼機能は個人差がありますので、とろみがなくても柔らかいお野菜やお粥ならそのまま食べられるお子さんもいれば、とろみが必要なお子さんもおりますよ。
②トロミなしではおかゆも固形野菜も食べれないのですが、ずっとトロミは使いながら進めていいのでしょうか?つまり、トロミなしで食べれるようになることは目標なのでしょうか?
⇒離乳食の時期はまだ食べる練習をしている時期ですので、お子さんの食べるご様子に合わせて、トロミを使いながら進めていっても構いません。
お子さんの咀嚼機能の発達に伴い、1~2歳ごろには徐々にとろみを使わなくても食べられる食材が増えてくる場合が多いので、お子さんのペースに合わせて焦らず進めてみてくださいね。
離乳食中期ごろでは舌が前後上下に動くようになり、舌と上あごで柔らかい食べ物をすりつぶして食べるようになっていきます。
ただ、舌の動きはまだ未熟ですので、口の中でバラけやすい食材(みじん切りの野菜やひき肉など)は舌でうまくすりつぶせず、そのまま気管に入ってむせたりオエっとえずいたりしやすいので、その場合はとろみと付けてあげると口の中でまとまりやすくなるので、舌ですりつぶし嚥下をしやすくなるメリットがあります。
③離乳食のすすめかたですが、 今後の口腔の発達のためには、トロミは徐々に少なくしてシャビシャビの中に野菜やご飯などが浮いている方(お味噌汁のように)がいいのでしょうか?それともトロミは強くして水分感を減らしたほうがいいのでしょうか?
⇒離乳食後期ごろでは舌が前後上下左右に動くようになり、舌を使って歯茎に食べ物をのせて噛む動きができるようになります。
舌の動きが発達してくると、とろみをつけなくても固形物を噛んでペースト状にして、舌でまとめてから喉に送り込んで嚥下するという動作ができるようになってくるのですが、お子さんがとろみがある方が食べやすいご様子であれば、とろみ付きで進めていただいて大丈夫です。
とろみは水分量を減らしてしまうとべたついたり、だまになって誤嚥しやすくなるので、とろみの強さはスプーンを傾けるとポタポタっとゆっくり流れ落ちるくらいの硬さが目安になります。
食材の硬さや大きさ、とろみの強さがわかりにくい場合はベビーフードを参考にするのもおすすめです。
④カミカミ期に以降していくイメージがわかりません。モグモグが出来るようになると、子供が勝手に食事を歯茎でつぶして食べるようになるのでしょうか?
⇒離乳食の食形態は急に変えてしまうとお子さんも慣れなくて丸呑みしたり、オエっと口から出してしまうしてしまう原因になります。
少しずつ舌の使い方を練習するために、まずは1品少量から少し食形態をアップしたチャレンジメニューを用意して練習させていくのがポイントです。
初めは絹ごし豆腐や熟したバナナなど形はあるけどほんの軽い力で簡単に舌でつぶせる食材を小さめに切って、モグモグの練習をさせてあげたり、
お粥は10倍粥にすこしだけ7倍粥を混ぜてあげて、モグモグに慣れてきたら徐々に7倍粥の比率を多くしてステップアップさせていきます。
数回モグモグできるようになってきたら少しずつサイズを大きくしていき、野菜もお粥と同様にとろみ付きの細かい刻み野菜に少し大きめ・硬めにした野菜を少しずつ混ぜていき、徐々に噛む力をつけていきます。
食べられなかったら一段階食形態を戻して、しばらく時間をおいてから再チャレンジさせていきましょう。
食べさせるときにはスプーンに山盛りの量を食べさせたり、スプーンを口の奥まで入れたり、上あごに擦り付けるようにたべさせないように注意してくださいね。
スプーンは下唇にそっとのせて、お子さん自ら口の中に取り込めるように食べさせてあげると、口の中に舌を動かして食べるスペースができ、モグモグ・カミカミがしやすくなります。
モグモグができていると唇の両端が同時に伸び縮するような様子が見られ、カミカミができていると食べているときの唇が左右にねじれるように動き、食べ物を噛んでいる方の口角が上がるようになりますので、お子さんが食べている口元をよく観察しながら進めてみてください。
モグモグ期・カミカミ期のお口の発達や食形態は、当サイトのこちらの動画もぜひ参考にしてみてください。
☆7~8カ月ごろ(離乳食中期)の離乳食の進め方
https://baby-calendar.jp/baby-food/7months-8months
☆9~11カ月ごろ(離乳食後期)の離乳食の進め方
https://baby-calendar.jp/baby-food/9months-11months
長くなりましたが少しでもご参考になりましたら幸いです。
またお困りの際にはお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。
2022/7/18 14:39

みみづく
0歳9カ月
丁寧なお返事をいつもありがとうございます。
とろみが必用ならこのままつづけても問題ないとのこと、安心致しました。
③のところですが、とろみはきついと逆に食べにくくり、誤嚥の原因になりうるのですね。
逆に、可能ならとろみは徐々に減らしたほうがよいということはありますか?(とろみはしばらく続けても問題ないとのことでしたが、野菜を食べるのもお粥を食べるのも何にでもとろみを使わないといけないので、本当はトロみなしで食べれるようになってれたらなという思いがあります。)
④のところも追加で質問させて頂きたいのですが、もぐもぐ期で食べることを練習し、食べ物の形態を変えているうちに、いつの間にかカミカミするようになるのでしょうか?それは口の動きを見て、いつの間にかカミカミするようになったみたい‥!という感じで気づくのでしょうか?
よろしくお願いします。
とろみが必用ならこのままつづけても問題ないとのこと、安心致しました。
③のところですが、とろみはきついと逆に食べにくくり、誤嚥の原因になりうるのですね。
逆に、可能ならとろみは徐々に減らしたほうがよいということはありますか?(とろみはしばらく続けても問題ないとのことでしたが、野菜を食べるのもお粥を食べるのも何にでもとろみを使わないといけないので、本当はトロみなしで食べれるようになってれたらなという思いがあります。)
④のところも追加で質問させて頂きたいのですが、もぐもぐ期で食べることを練習し、食べ物の形態を変えているうちに、いつの間にかカミカミするようになるのでしょうか?それは口の動きを見て、いつの間にかカミカミするようになったみたい‥!という感じで気づくのでしょうか?
よろしくお願いします。
2022/7/21 16:58
みみづくさん、お返事ありがとうございます。
③については、今はまだ野菜やお粥もとろみをつけた方がスムーズに食べられるご様子なら続けていただいて大丈夫です。
目安としては1~2歳頃になり固形物を噛んで食べることが上手になってきたら少しずつとろみを減らしていくと良いかと思います。
また、お子さんの成長発達によって、とろみの食感を嫌がるようになって、とろみなしの食事の方をよく食べたがるようになるお子さんもおりますので、そのような様子がみられたら、とろみなしにしてあげても良いと思います。
④については、ある日突然上手にモグモグやカミカミができるわけではなく、運動機能の発達と同じで何度も練習を重ねるうちに、徐々にできるようになっていきます。
咀嚼機能の発達は、お子さんの口元の動きと食べられるものの食形態で判断していきます。
成長とともに顎や舌の筋力も発達してくると食べるのも上手になっていくのもありますが、いつまでも柔らかすぎたり、全く噛む動作を促さない食形態の離乳食を続けていっても咀嚼するための筋肉がなかなかつきません。
そのため、お子さんの食べる様子をよく観察して、頑張れば数回モグモグ・カミカミできるくらいの食形態に徐々に上げていくことで噛む力を鍛えていくのが大事になります。
咀嚼機能の発達にも個人差はありますが、どんなお子さんでも2~3歳ごろには固形物を噛む力はついてきますので、焦らず練習をすすめてみてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。
③については、今はまだ野菜やお粥もとろみをつけた方がスムーズに食べられるご様子なら続けていただいて大丈夫です。
目安としては1~2歳頃になり固形物を噛んで食べることが上手になってきたら少しずつとろみを減らしていくと良いかと思います。
また、お子さんの成長発達によって、とろみの食感を嫌がるようになって、とろみなしの食事の方をよく食べたがるようになるお子さんもおりますので、そのような様子がみられたら、とろみなしにしてあげても良いと思います。
④については、ある日突然上手にモグモグやカミカミができるわけではなく、運動機能の発達と同じで何度も練習を重ねるうちに、徐々にできるようになっていきます。
咀嚼機能の発達は、お子さんの口元の動きと食べられるものの食形態で判断していきます。
成長とともに顎や舌の筋力も発達してくると食べるのも上手になっていくのもありますが、いつまでも柔らかすぎたり、全く噛む動作を促さない食形態の離乳食を続けていっても咀嚼するための筋肉がなかなかつきません。
そのため、お子さんの食べる様子をよく観察して、頑張れば数回モグモグ・カミカミできるくらいの食形態に徐々に上げていくことで噛む力を鍛えていくのが大事になります。
咀嚼機能の発達にも個人差はありますが、どんなお子さんでも2~3歳ごろには固形物を噛む力はついてきますので、焦らず練習をすすめてみてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。
2022/7/22 15:22

みみづく
0歳9カ月
丁寧な回答をいつもありがとうございます。
よく観察してその時その時でその子に合った食形態にできるとよいのですね。
焦らず頑張っていこうとおもいます!
ありがとうございました。
よく観察してその時その時でその子に合った食形態にできるとよいのですね。
焦らず頑張っていこうとおもいます!
ありがとうございました。
2022/7/22 15:27
相談はこちら
0歳9カ月の注目相談
0歳10カ月の注目相談
離乳食の注目相談
相談はこちら