1人目妊娠糖尿病だった場合の2人目の初期の食事について

あー
初めまして。
つわり中の血糖値対策できる食事についてご相談をさせてください。
1人目を2年前に出産 しました。
その時妊娠初期の検査で血糖値がひっかかり
その後、妊娠14週くらいで妊娠糖尿病と診断されました。
 
産後の検査では糖尿病にはなっていなかったものの
不安だったことと、2人目のためにと食事を気をつけて過ごしてきました。

先日妊娠が判明し、現在6週目ですが、
妊娠が判る前に受けた健康診断で
空腹時血糖が92ありました。

今まで80台だったので
とても不安に感じていたところの妊娠で、
このまま妊娠糖尿病になるのではと思っています。

初期から気をつけたいのですが
 つわりがはじまり
じゃがりこやポテト系のスナックを
朝起きてすぐ食べないと気持ち悪くなり
食べたいものもあまりおもいうかばなくなってきていて
たこやきやおにぎり
など血糖値に良くないものしか
食べたいと思えません。
食べれる時は食前にミニトマトをたべていますが、
それも最近はなかなか食べる気になれません。
 
 なるべくジュースや甘いものは食べていませんが
水とお茶が少し厳しくなってきています。

1人目の時は
何もわからず食べたい飲みたいもののみをたべていて
飲み物はオレンジジュースと グレープジュースしか飲めず
たべものは
氷のアイスやじゃがりこ
おにぎりなどでつわりを過ごしました。

今回もそうなりそうで
なんとかそれは避けたいと思っています。
 
    妊娠糖尿病がわかるのはもっと後だと思うので
それまでつわり中にお腹の子のためにも
少しでも血糖値があがらないようにしたいです。

つわり中で食べられそうなもので
簡単に食べられそうなもの
おすすめはありますでしょうか?

長くなってしまいましたが、
よろしくお願いいたします。

2022/5/27 17:35

久野多恵

管理栄養士
あーさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

妊娠糖尿病予防のお食事についてのご相談ですね。
妊娠糖尿病は妊娠期特有のホルモンバランスによって起きるものなので、通常の糖尿病よりも数値は悪くはないです。

また、妊娠糖尿病だからと言って、糖質を摂取してはいけないということではないので、必要なエネルギー確保、お母さんの体力維持、赤ちゃんへの栄養供給、体内の正常な代謝などのために、糖質はとても大切な役割を担っています。
糖質=食べてはいけないもの ではなく、うまく血糖コントロールするということがとても大切となります。

たこやきやおにぎり等も妊娠糖尿病にわるいものということではないです。
身体の栄養源になる良いものですし、逆に低血糖を招いてしまいますので、今は食べられるものを食べられるだけ食べていきましょう。

つわりがおさまり、選んで食べられるようになったら、栄養バランスを考えて、血糖値が急上昇しないような生活リズムに整えていければ大丈夫ですよ。

妊娠糖尿病の食事指導も、糖質を極端に制限することを推奨していません。
血糖値を急上昇させないように、食べ過ぎを防ぎ、1食分の糖質量を減らして、その減らした分を分割食として間食で食べるという方法が取られます。 1日当たりのエネルギー量を極端に減らすような指導はしませんので、そこも考慮して食事を進めていけると良いですね。
今はそこまで糖質を考えて制限することはないです。食べられるものを食べて体力維持していきましょう。お母さんが楽に過ごせるようにしてくださいね。
ホルモンバランスの関係で食事に気を使った方が良いのは妊娠20週頃なります。

赤ちゃんに糖分を送ろうとする働きが増しますので、自然と血液中の糖が高くなる傾向があります。逆に空腹時には低血糖になりやすいです。 そのため、糖質を分割して摂取する必要があるのです。糖分の多いジュース類は糖が吸収されやすい形で入っているので、できるかぎり控えたいものになります。
フレーバーが少しついた水や水に柑橘系の果汁を絞ったりして、飲みやすいものを探されると良いですね。 アイスは、フローズンフルーツがお勧めです。コンビニやスーパーなどで冷凍のフルーツが種類多く市販されていますので、よかったら見てみていただくと良いと思います。こちらはビタミン・ミネラル源となります。

⇒食事についての予防策は下記になります。
 ◉1日3食、規則正しく食べる。
 ◉主食・主菜・副菜のバランスを整える。
 ◉食物繊維をしっかりと摂取する。
 ◉腹八分目を心掛ける。
 ◉脂肪分・糖分・塩分の多いものは控える。
 ◉良く噛んでゆっくりと食べる。
 ◉甘い飲料は避ける。
 ◉有酸素運動を行う。

血糖コントロールをつけるという事が一番大切なので、そのためには、ドカ食いや食べムラがある食生活は糖尿病のリスクが上がります。 食事の時間を決めて、食事量は一定にしていく事が大切です。
また、血糖値の急上昇を防ぐ為にも野菜から食べるという習慣はとても良いので、今後も継続しましょう。

合った食材が見つかると良いのですが、ご参考までにつわり時におすすめのレシピを添付しますので、参考にして頂けたら幸いです。

【つわりカテゴリのレシピ一覧】
https://baby-calendar.jp/pregnancy-food-recipe/category-28

【ふわふわ&トロトロの納豆ごはん】
https://baby-calendar.jp/recipe/5302

【梅ぽん豚もやし】
https://baby-calendar.jp/recipe/4914

【冷製トマトソースがけさっぱり豚冷しゃぶ】
https://baby-calendar.jp/recipe/4845


その他、卵とうふ、枝豆豆腐、冷ややっこ、サラダチキン、ゆで卵、豆腐バー、卵焼き等何かすぐに口にできそうなたんぱく源を準備しておくのもお勧めです。




2022/5/28 8:16

あー

妊娠6週
久野様

ご回答ありがとうございました。
大変勉強になりました。

分食をうまく活用し、
教えていただいたレシピや食材を
つわり中に取り入れて
血糖値が急上昇急降下しないよう
心がけたいと思います。

なかなかつわり中に食べられそうな
血糖値コントロールのおすすめ食材が
見つからなかったので
とても安心できました!

お忙しいところありがとうございました。

いただいた情報をもとに
つわりを乗り越え
引き続き、食べる順番など
食事を気をつけて
妊娠生活を送りたいと思います。


不安な気持ちを救ってくださり、
ありがとうございました! 

2022/5/28 8:37

久野多恵

管理栄養士
あーさん、ご丁寧なお返事をありがとうございました。

不安な気持ちが少しでも軽くなったご様子で、とても安心しました。
つわりはとてもお辛い状況であり、食べるものも限られているとは思いますが、無理のない食事をして過ごしていけると良いですね。
また何かお困りのことがあればいつでもおこえかけください。

2022/5/28 21:10

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