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妊娠中の食事(甘い物)について
ノリ
12週に入った妊婦の夫です。
コロナ禍のため検診に同席出来ず、産婦人科で聞くことも出来ず悩んでいるところ、こちらを見つけ質問させて頂きました。
妻が甘い物が好きなため、食べすぎて妊娠糖尿病になってしまうのではないかと心配しています。
毎日アイスやケーキを食べ、多いときはスタバでフラペチーノとドーナッツを食べて帰ってきます。
妊娠中はどのくらい甘いのもを食べてもいいのもでしょうか?
コロナ禍のため検診に同席出来ず、産婦人科で聞くことも出来ず悩んでいるところ、こちらを見つけ質問させて頂きました。
妻が甘い物が好きなため、食べすぎて妊娠糖尿病になってしまうのではないかと心配しています。
毎日アイスやケーキを食べ、多いときはスタバでフラペチーノとドーナッツを食べて帰ってきます。
妊娠中はどのくらい甘いのもを食べてもいいのもでしょうか?
2022/4/22 22:59
ノリさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。
妊娠中の甘い物の摂取についてのご相談ですね。
毎日多くの甘いものを食べているのは心配になりますね。
妊娠期は甘いものを食べてはいけないわけではないですが、頻度と量には注意が必要です。
ご記載のものは、洋菓子やバター、生クリームなどを多く使用しているものであるため、糖分・脂質がとても多いです。
そのようなものを頻度多く摂ることで、体重管理が難しくなったり、血糖コントロールが乱れて、妊娠糖尿病のリスクも上がってしまうかもしれません。
妊娠糖尿病は、通常の糖尿病とは違って数値的にも軽いものであり、妊娠期特有のホルモンバランスの影響が高く、出産と同時に数値が改善する方が多いのですが、甘いものを習慣化していることで出産後も糖尿病のリスクが高くなってしまう懸念はあります。
妊娠期に妊娠糖尿病に罹患してしまうと、お母さんの体重管理が難しくなったり、体重が増えるすぎることで、妊娠高血圧症、巨大児分娩、難産、分娩時出血多量などのリスクも上がります。
妊娠糖尿病予防の食事で大切なことは、血糖コントロールとつけるという事が一番になります。 その為にできる事は以下になります。
・1日3食時間を決めて、食べムラをなくす。
・3食共、主食・主菜・副菜を揃えて栄養バランスを整え、適正エネルギーにする。
・脂肪分・糖分・塩分の多い菓子類は控える。
・食事の前に、野菜類・きのこ類・海藻類などを食べて、血糖値の急上昇を抑える。
・適度な運動を取り入れる(運動は食後30分後が効果あり※運動は医師の助言のもと行って下さい。)
甘いものをどれくらい食べても良いという数値的な目安はありませんが、脂肪分・糖分の多いものはなるべく控えるということが推奨されています。
時々のご褒美として、頻度と量を決めて召し上がる分には良いとは思いますが、毎日習慣的に甘いものを摂取するということは推奨しません。
今までの習慣であるとなかなか難しいかもしれませんが、妊娠初期から体重増加が多すぎると中期、後期と進むにつれて尚更体重管理場難しくなりますので今のうちから気を付けておきたいですね。
妊娠期の食事のバランスについては下記を参考にしてください。
【妊産婦のための食生活指針・食事バランスガイド(2021年改定版)】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000788598.pdf
また、ベビーカレンダーアプリ内に、この食事バランスガイドの活用法について説明した動画がありますので、合わせて参考にして頂けたら幸いです。
【妊娠中の基礎知識】妊娠中の食事のとり方(食事基本編)
https://www.youtube.com/watch?v=BD5Fl4F7Pbc&feature=youtu.be
ご相談いただきありがとうございます。
妊娠中の甘い物の摂取についてのご相談ですね。
毎日多くの甘いものを食べているのは心配になりますね。
妊娠期は甘いものを食べてはいけないわけではないですが、頻度と量には注意が必要です。
ご記載のものは、洋菓子やバター、生クリームなどを多く使用しているものであるため、糖分・脂質がとても多いです。
そのようなものを頻度多く摂ることで、体重管理が難しくなったり、血糖コントロールが乱れて、妊娠糖尿病のリスクも上がってしまうかもしれません。
妊娠糖尿病は、通常の糖尿病とは違って数値的にも軽いものであり、妊娠期特有のホルモンバランスの影響が高く、出産と同時に数値が改善する方が多いのですが、甘いものを習慣化していることで出産後も糖尿病のリスクが高くなってしまう懸念はあります。
妊娠期に妊娠糖尿病に罹患してしまうと、お母さんの体重管理が難しくなったり、体重が増えるすぎることで、妊娠高血圧症、巨大児分娩、難産、分娩時出血多量などのリスクも上がります。
妊娠糖尿病予防の食事で大切なことは、血糖コントロールとつけるという事が一番になります。 その為にできる事は以下になります。
・1日3食時間を決めて、食べムラをなくす。
・3食共、主食・主菜・副菜を揃えて栄養バランスを整え、適正エネルギーにする。
・脂肪分・糖分・塩分の多い菓子類は控える。
・食事の前に、野菜類・きのこ類・海藻類などを食べて、血糖値の急上昇を抑える。
・適度な運動を取り入れる(運動は食後30分後が効果あり※運動は医師の助言のもと行って下さい。)
甘いものをどれくらい食べても良いという数値的な目安はありませんが、脂肪分・糖分の多いものはなるべく控えるということが推奨されています。
時々のご褒美として、頻度と量を決めて召し上がる分には良いとは思いますが、毎日習慣的に甘いものを摂取するということは推奨しません。
今までの習慣であるとなかなか難しいかもしれませんが、妊娠初期から体重増加が多すぎると中期、後期と進むにつれて尚更体重管理場難しくなりますので今のうちから気を付けておきたいですね。
妊娠期の食事のバランスについては下記を参考にしてください。
【妊産婦のための食生活指針・食事バランスガイド(2021年改定版)】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000788598.pdf
また、ベビーカレンダーアプリ内に、この食事バランスガイドの活用法について説明した動画がありますので、合わせて参考にして頂けたら幸いです。
【妊娠中の基礎知識】妊娠中の食事のとり方(食事基本編)
https://www.youtube.com/watch?v=BD5Fl4F7Pbc&feature=youtu.be
2022/4/23 15:28

ノリ
妊娠12週
久野様
ご回答頂きありがとうございます。
とても参考になりました。
低カロリーで満足感が得られそうな食べ物を探してみて、血糖をコントロールする方法も試してみます。
奥さんと話し合って一緒に頑張ります。
ご回答頂きありがとうございます。
とても参考になりました。
低カロリーで満足感が得られそうな食べ物を探してみて、血糖をコントロールする方法も試してみます。
奥さんと話し合って一緒に頑張ります。
2022/4/23 19:48
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