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1歳10ヶ月 食べムラと食事の後出しについて

ひとみん
お世話になります。
1歳10ヶ月の男の子の食事についてです。
朝 7時
おやつ 10時
昼 12時(お腹すいてそうな時は早める)
おやつ 15時 
夜 17:30か18時
毎回50mlくらいずつ牛乳を飲んでおり、
3時のおやつは、昼寝がずれこんだ際にはおやつは牛乳のみです。

主食はパン、うどんは好みますがお米は海苔で挟んだおにぎりや納豆もしくはキャラクターの混ぜ込みごはん以外は残すか拒否です。

主菜も以前食べていたハンバーグなども残すことが増えました。魚類はツナか、しらす、鮭を炒めた自家製鮭フレーク、鯖ハンバーグ以外は食べません。

汁物に野菜を柔らかくしたものをいれてあれば食べますがキャベツ、レタス、もやし等は口から出します。くたくたのものばかりでなく少しずつ硬さのあるものもと思いますが、きんぴら以外は好みの硬さでないと吐き出します。

いわゆる副菜が、どんどん食べるものが減っていて、確実に食べるのは生のトマトとアボカドです。
調理したものは人参とれんこんのきんぴらは食べるときもありますが切り方を変えたら口をつけることすらしません。
 
以前好きだったブロッコリーやピーマンも卵焼きに少量いれるくらいしかたべません。卵焼きやチャーハン、ハンバーグも、野菜の比率が少しでも高くなると口をつけないどころか、皿ごと突き返してきます。

お供えものだと思って、新しい調理法や珍しいおかずも出しつつ必ず食べてくれるものも出してはいるのですが、場合によっては主食一切手をつけず、おかずもアンパンマンポテトとトマトだけしか食べない という日もあります。

ただ、量はなかなか食べる子なので、気に入らない食事のときには食べずに突き返したり怒って暴れる、ベビーチェアからはいだしてテーブルによじ登りなどしたあと、「おやつ!キウイ!アンパンマン!牛乳!」など要求してきます。

相談としては
1.ほとんど食べなかった時に 代替品を出すべきか
(もっと低月齢の時に相談した際にはミルクなどの後出しはあまり推奨できないと伺いました)知恵もついているので、わがままを言えば果物やパンなど好きなものが出ると覚えると思います。しかし栄養的には心配な部分もあり‥食べない時に、おにぎりにしてあげるとか別のおかずを作り直す溶かすべきなのか迷います

2.以前食べていたものも手をつけない、食べるメニューが固定されていることが仕方ない時期なのか‥
これまでも工夫はしてきたつもりですが意味がなかったのかなあと気落ちすることが多いです。かわいい形に切ってみてもダメ、キャラクターのふりかけをかければキャラクターのところだけえぐって食べて他は投げる、肉巻きにしたらそもそも全体的に食べない‥大人と同じ食事でも食べなくなってきてモチベーションがなかなか、保てません‥

長々と申し訳ありませんがアドバイスいただけたら幸いです。

2022/4/21 18:53

久野多恵

管理栄養士
ひとみんさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

1歳10か月のお子様のお食事に関するご相談ですね。
現状を詳しくご記載いただきありがとうございます。現状を踏まえつつご質問に順番にお答えいたします。

1.お考えの通り、食事の後出しは、「食事を食べなくても好きなものがもらえる」という知恵がつきますので、推奨はしていません。
準備したものを食べない場合は、時間で切り上げて、食事の時間に食べないとお腹がすいてしまうということを教えてあげると良いということは偏食外来の先生もお話されていました。 次の補食や食事の時間には食べてもらえるものを出してあげて良いですが、食べなかった時に好きなものを後出しすることは悪循環になることがありますので気を付けていけると良いですね。

2.以前食べていたものを食べなくなったり、自己主張が強くなるのはお子様の健やかな成長の過程ということもできます。
今まで工夫してきたことが意味がなかったということはないですよ。この時期は偏食や食べむらのお悩みがとても多い時期ですし、自己中心的に物事を考える時期なので、一喜一憂せずに、お子様主導の食事を進めていければ良いですよ。

もともと人間には「新寄の恐怖」といって、食べ慣れない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。お子さんの偏食で悩む方は、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子どもの偏食について向き合いやすくなります。
前述しましたが、偏食とは、お子さんが健やかに成長している証になります。そのため、気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のことと考えましょう。親ははこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでもお子さんが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。
「偏食」は長期戦だと考えることがポイントになります。何回も同じ食材を繰り返し食べさせることで、少しずつ食材に慣れていきますので、長期スパンで何回もチャレンジし、子どもの食体験を増やしていくことが重要になります。もどかしさもあり、なかなか進まない事でのイライラ感もあるかもしれませんが、食事の時間を楽しい雰囲気で良い印象にしていく事が、今後のお子様の成長、心を豊かに育てる事にも繋がると感じます。

私も食べない子の育児でとても悩んでいた時期がありましたので、なかなかモチベーションが保てないというお気持ちも痛いほどわかります。

ただ、今までのお母さんの努力が無駄だったということはないですし、食育としてお子様にとても良い体験をたくさんしてあげられていて、素晴らしいと思いますよ。

ある程度食べるメニューが固定されてしまうことは仕方ないですが、食べないものでも克服する機会を少しずつ作って、焦らず進めていけると良いですね。

2022/4/21 22:46

ひとみん

1歳10カ月
先生、ひとつひとつ丁寧にありがとうございました。

食事後出しはせず、次の食事のときに食べてくれるものもうまく組み合わせながら進めてみます。

長期戦ととらえて、苦手なものもちょこちょこ出してみたり少しずつ好きなものも増やしてあげられたらと思います。

ありがとうございました

2022/4/21 22:54

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