大豆イソフラボンについて

ゆかっぽこ
妊娠中の大豆イソフラボンの摂取についてですが、
あまり摂りすぎは良くないと

私は毎日、朝ごはんに納豆1パック、味噌汁を入れていて、最近はきな粉牛乳も始めました。
これだと摂りすぎになるのでしょうか。
サプリメントからではなく、食品からなら大丈夫ですか? 

2020/7/1 6:12

久野多恵

管理栄養士
ゆかっぽこさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。

妊娠中の大豆イソフラボン摂取に関するご相談ですね。
食品安全委員会によると、妊婦は大豆イソフラボンを日常の食生活に上乗せして摂取することは、推奨できないとしています。その理由としては、妊婦(妊娠の可能性のある方を含む)が、大豆イソフラボンを追加摂取することに関する有益性を見出せないと考え、妊婦(妊娠の可能性のある方を含む)が、特定保健用食品として大豆イソフラボンを日常的な食生活に上乗せして摂取することは推奨できない、
としました。

この記述は、日常生活において摂取する分には過剰になる事は稀であり、サプリなどで追加摂取する事がない様にとする注意喚起になります。

大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値70〜75mg/日とされています。

納豆1パック(40g)に含まれる大豆イソフラボン量は、約29mgとなります。
きな粉牛乳のきな粉の量がわかりませんが、大さじ1としても5g程度ですので、これに含まれる大豆イソフラボン量は、約13mgとなります。
これらを合わせると、42mgですので1日の摂取目安量の上限値には届きませんので、ご安心頂いて大丈夫ですよ。

その他の大豆製品に含まれる大豆イソフラボン含有量を記載しますので、参考にして頂けたらと思います。

・豆腐(100g)   20.3mg
・豆乳(100ml)  24.8mg
・味噌(10g)     5.0mg  
・煮大豆(20g)   14.4mg
・油揚げ(20g)    7.8mg

食品から摂取する分には、しっかりと計算する必要はありませんが、サプリメントで上乗せして摂らない様に注意して頂くと安心ですね。よろしくお願い致します。

2020/7/1 9:59

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