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偏食の子の現状とその後の進め方について

nu---
あと1週間で1歳2ヵ月になる子の離乳食に関してです。
口内の感覚過敏?があるのか偏食がひどく、食べるものがほぼ固定されてしまっています。新しい物は警戒し口にさえ入れず、口に入れても9割以上の確率で気に入らずにそれ以降一切食べなくなります。
色々な種類の食べ物を経験させてあげたいと思いつつ、結局食べないので困っています。

【質問】
・摂取カロリーや野菜不足ではないか?食べないものが多い中でどう補えば良いか?
・たんぱく質の量や種類が足りていなかったり偏っているのではないか?
・オートミールやベビーフード等、ドロッとしているものは食べないので、なんでもかんでも小麦粉を適量追加しておやきにしています。小麦粉をとりすぎることで弊害はないか?
・これから先の幼児食へ向けてどのように進めていけばいいか?

《食べているもの》
(毎日)

・オートミール15g(牛乳60mlでふやかす)
・きな粉
・野菜※とツナを煮込んだもの40g
 ※玉ねぎ、にんじん、なす、白菜や青梗菜
・豆腐60g


・ヨーグルト75g
・白米90gほど
・12ヶ月以上用ベビーフード 1パック分(80g~120g)


・野菜とツナを煮込んだもの30g
・ほうれん草か小松菜10g
・しらす10g
・うどん95gほど

補食(午後)
・いちご2個かみかん1個
・ハイハイン等の甘くない菓子

★母乳2~4回/日

(2日に1回ぐらい)
・卵豆腐35gほど
・1歳からのチーズ1本(12g)

《食べないもの》
・肉、魚全般(しらすも種類を変えたら食べなかった)
・上記以外のほとんどの野菜、果物
→ベビーフードに入っているものでおやきにしたものは割と食べます
・牛乳
・納豆
・卵(アレルギーなのであまりあげられない)

2022/2/2 11:22

久野多恵

管理栄養士
nu---さん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

1歳2か月のお子様のお食事に関するご相談ですね。
この時期になると自我が芽生え始めて、自己主張が伸びてくる時期なので、その影響が食事にも現れてきてしまいます。 栄養バランスよく食べて欲しいと思っていても、なかなか難しいのがこの頃のお食事です。

今まで食べていたものをある日から突然食べなくなったり、特定のものばかり欲しがったり、遊びに夢中で椅子に座らなかった理という行動もこの時期には良く見られます。 その中でも、好きなものを見つけてあげられていて、色々試行錯誤して頑張っていますね。
これらの自我の芽生えはお子様の健やかな成長の証でもありますので、上手く付き合っていけると良いですね。

偏食でありながらも、とても良く考えられていて、バランスも良いと思います。 特定のものに偏ってしまうということはこの時期よくあることですが、その中でも良く食べられている状況だと思いますよ。
この時期好きなもの、食べ進まないものがあるのは当然のことですし、食べてくれるものの中でとても上手に工夫されていると思います。

また、子どもは食べ慣れないものは食べたがらないという本能的なものが備わっていて、そういったことが偏食につながっていることもあります。もともと人間には「新寄の恐怖」といって、食べ慣れない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。お子さんの偏食で悩む方は、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子どもの偏食について向き合いやすくなります。
偏食とは、お子さんが健やかに成長している証になります。そのため、気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のことと考えましょう。親ははこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでもお子さんが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。

ここで気を付けてほしいのが「偏食で食べないのが当たり前だったら、仕方がない」と諦めてしまうことです。親が何もサポートをおこなわないと、子どもは食体験からますます遠のいてしまい、偏食が悪化しかねない状態になります。そのため「偏食」は長期戦だと考えることがポイントになります。何回も同じ食材を繰り返し食べさせることで、少しずつ食材に慣れていきますので、長期スパンで何回もチャレンジし、子どもの食体験を増やしていくことが重要になります。もどかしさもあり、なかなか進まない事でのイライラ感もあるかもしれませんが、食事の時間を楽しい雰囲気で良い印象にしていく事が、今後のお子様の成長、心を豊かに育てる事にも繋がると感じます。
その工夫として、食に興味を持たせるために子どものテンションを上げることはおすすめです。好きなキャラクターの食器にしたり、100均などで売っている道具を使って、見た目をかわいくするということも良いですね。
食事は五感を使うもので、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感をフルに活用するというのは食だけとされています。子どもが「おいしそうだなぁ」「かわいいな」という視覚から入り、ポリポリと触感が良いものだったり、おいしそうなにおいだったり、食材を触ったりして確かめるなど、五感をフル活用できる食べさせ方も効果的です。
2歳くらいまでの子どもは、大人に食べさせてもらうのをすごく嫌がる時期でもあり、自我が強く自己中心になりやすい時期になります。そのため、子どもの気持ちにある程度寄り添い、強制をしないことが大切です。
また、おままごとや絵本を通して食育を学ぶこともできます。おままごとをすると食事の大切さなどを楽しく学ぶことができます。ほかにも、遊びの要素を取り入れながら、食事前に歌を歌いながら食卓に導いたり、手遊び歌やぬいぐるみを取り入れて「くまちゃん食べているから○○ちゃんも食べてみようね」と声かけをおこなうなど、楽しい雰囲気づくりが大切になります。
毎日忙しくされていると思いますので、なかなか楽しい雰囲気づくりといっても、大変かと思いますが、お母さんが余裕があってできそうな時だけでも、すこしずつ実践してみて下さいね。

【質問について】
・この時期はたくさんの量を食べられないので、1日1回~2回の補食を与えることを推奨しています。 イモ類、パン、おにぎり、蒸しパン、ホットケーキ、コーンフレーク、ヨーグルト、チーズ、果物等がお勧めです。 午後に1回の補食を与えているようですね。 エネルギー不足にならないように炭水化物等も取り入れていくと良いと思います。

・たんぱく質の種類は、焦らず徐々に増やしていければよいです。 ツナはお好きなようですね。 大豆の水煮や枝豆、高野豆腐、お麩、豆乳等もお勧めです。
おやきに入れ込んだり、乾物は削ってあげればそれとはわからないように取り入れることができます。

・小麦粉の量が多すぎなければ毎日となっても問題ないです。 おやきにする場合、米粉や大豆粉等も使用して作ってあげると小麦ばかりにはならないと思いますよ。

・幼児食に向けては、母乳をだんだんと減らしていく時期になりますが、牛乳が飲めないようなので、フォローアップミルクを取り入れてみても良いと思います。
1~3歳児に不足しがちな栄養を補給するのにはお勧めです。
補食も第4の食事として、3食で補えない栄養を摂るという意味合いで内容を考えていけると良いですね。

2022/2/2 21:22

nu---

1歳2カ月
親切丁寧なご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまってすいません。
こちらの気持ちに寄り添っていただいた内容で、とても参考になりました。
また、食事のバランスも悪くないと言っていただけて少し安心しました。高野豆腐と米粉も早速買ってきたので使っていきたいと思います。

食体験の積み重ねに関してのお話、まさに今親のサポートができていないと感じているところでした。
毎日同じメニューになっていることに罪悪感を抱きつつ、どうせ作っても食べないから、と作る労力と食べないことがストレスで、食べない食材にチャレンジすることを避けてしまっていました。
これからは大人の食事から取り分ける等して、毎日のメニューと少しでも違うものを食べ慣れていけるよう工夫してみたいと思います。

2022/2/7 10:12

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