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卒乳へ向けて授乳回数の減らし方

由比
お世話になります。
1歳の息子が4月から保育所に入ることになり、私は職場復帰が決まりました。
職場が遠方のこともあり、恐らく時間的・精神的な余裕がなくなるので、入所時点では卒乳しているようにしたいと考えています。

現在は3食+間食時にお茶など100~150ml、3食は食後に授乳も行っている状況です。
眠前は粉ミルクを与えていましたが牛乳へ切り替え中です(今は100ml与えています)。
食後の授乳でどれほど水分が摂れているかは分かりませんが、もし授乳を止めるとなるともう少し食事中に水分をあげた方が良いでしょうか?
用意した水分を全量は飲めない時も多く、1回の摂取量が少ないかな?と思うことがあります。
また、いきなり授乳を0回にするよりは3回から2回、1回と段階的に減らしていく方が良いのでしょうか?
夕食が遅くなると食後の授乳をskipしたり、一時保育に預けることもあって、1日2回の授乳で過ごした経験はあります。

現在のところ身長・体重どちらも成長曲線内、うんちも大体毎日出ています。
卒乳へ向けてアドバイス頂けると助かります。
よろしくお願いします。

2022/2/2 9:44

一藁暁子

管理栄養士
由比さん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
1歳のお子さんの卒乳についてのご質問ですね。

身長・体重も成長曲線の範囲内で、排便も問題ないとのことで、上手に離乳食を進められていますね。

1歳以降になると離乳食は1日3回+おやつで、栄養源のほとんどを離乳食から摂るようになりますので、
離乳食を十分に食べている場合は、栄養補給の意味での授乳は必要なくなるため、母乳やミルクは与えなくてもよくなります。

ただし卒乳をした場合には、1日に必要なカルシウムや水分量が減りやすくなるので、カルシウムと水分摂取のために1日300~400㎖ほどの牛乳やヨーグルトなどの乳製品をとっていくことをお勧めします。

カルシウムは牛乳、乳製品(ヨーグルトやチーズなど)、小魚、小松菜、切り干し大根、大豆、大豆製品(豆腐、納豆、豆乳、きなこなど)に含まれています。
カルシウムの吸収率も食品によって違い、牛乳は約40%、小魚は約33%、野菜・豆類は約19%程度といわれています。

1~2 歳のカルシウムの推奨量は男児 450㎎、女児400㎎ですので、牛乳を毎日コップ1~2杯に小魚や野菜、大豆製品をこまめに食べるようにすると効率よく摂取できます。

また、水分については食事で汁物や果物など水分の多い食材や料理を用意したり、机の上に麦茶を入れたマグなどを置いておき、お子さんが飲みたいときに飲めるようサポートしていけると良いと思います。

もしお茶類が苦手なようであれば、ノンカフェインのコーン茶やブレンド茶など他の種類のお茶を試してみたり、1日の量を決めて赤ちゃん用の野菜果物ジュースなどを与えてみるのも一つの方法です。

卒乳の方法については特に決まりはなく、そこまで母乳やミルクを欲しがらない場合には、日を決めてその日からきっぱり授乳をしないようにする方法もありますし、日中だけやめて、夜間は続けるなどの方法もあります。
お子さんにとって授乳は心の安定剤の要素もありますので、お子さんのご様子に合わせて進められると良いかと思います。

具体的な方法などについては助産師さんの方が専門分野になりますので、ぜひ助産師さんにもご相談してみてくださいね。

またお力になれることがありましたらお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。

2022/2/2 10:16

由比

1歳0カ月
回答ありがとうございました。
子供の様子を見ながら取り組んでみようと思います。

2022/2/2 17:01

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