食べないときの栄養面が心配

みやさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

１歳のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
今は自我の芽生えで自己主張が伸びる時期なので、その影響が食事にも現れやすい時期です。
偏食や食べむらで悩む親御さんもとても多い時期となります。　一生懸命に作ったものを食べてくれないととても悲しくなってしまいますよね。
ただ、食には興味があるご様子なので、お子様主導の食事を進めて、手づかみ食べ中心に進めてみるのも良いと思います。　

栄養面に関しては、おやつの時間に補食となるとても良い内容のものを与えていますね。　幼児期は１度に食べられる量も少ないので、３食を５回に分けて食べるというような感覚で、おやつを習慣化してあげると良いように思いますよ。　

食後の授乳はお子様が欲しがるのであればまだ与えても良い時期ですが、欲しがらないのであればだんだんと減らしても良いです。　その代わりの栄養として、牛乳やフォローアップミルクを飲めるように練習していけると良いですね。

この時期野菜を急に食べなくなるということも残念ながらよくあります。　形を変更したり、とても工夫して頑張っていますね。
野菜を食べやすくする方法については下記もご参考ください。

●うまみのある食品(肉、ハム、ベーコン、油揚げ、かつお節、しらすなど)と組み合わせる
●良く茹でて、あくなどを取り除いてから調理する。
●初めのうちはごく少量使う。
●細かく刻んでそれとはわからないように、隠し味のように使う。
●揚げて油の旨みを利用する。

揚げ物が好きなお子様も多いので、野菜を素揚げにしてあげて、おやつ感覚で出してあげるものお勧めです。　じゃがいも、かぼちゃ、ごぼう、れんこん、人参、カリフラワーなどが食べやすく美味しいですよ。良かったらお試し下さいね。
もし食べなくても、大人が美味しそうに食べる姿をたくさん見せてあげて下さい。　食べ慣れないものを欲しがらないというのは自然なことですし、新しい食材は１０回以上は試さないと受け入れられないというデータもあります。
根気が必要で、もどかしさもあるのですが、少しずつ食体験を増やしていけると良いですね。

褒められる体験、嬉しい体験、楽しい体験が、食への興味を促し、偏食や食べムラを無くしていく近道にもなります。お食事の時間が楽しい雰囲気で過ごせるように、お子様のできる事食べられる事に注目して、たくさん褒めてあげて下さいね。

みやさん、お返事ありがとうございます。

１日３食と補食を２回設けるという感覚で進めると良いと思います。
例えばですが、朝食７時、補食１０時、昼食１２時半、補食１５時、夕食１８時などと２時間半～３時間あくと空腹感も生まれやすいとされています。

補食は炭水化物中心の軽いものでも良いと思います。
芋類や小さめのおにぎり、スティックパン、蒸しパン、ホットケーキ、コーンフレーク、果物等はいかがでしょうか？

素揚げの野菜については、お子様が食べられるかどうかはわかりませんが、かじり取りが難しければ小さめに切ってあげるなどの対応で、お子様に合った形状にしてあげてくださいね。