NG食材の影響はいつからか

うさこ
食べ物の影響について教えてください。
バランスのよい食事や葉酸の摂取は妊娠前から大切だと言われていますが、NG食材はいつから注意が必要でしょうか。
妊娠3~4週目ではまだあまり気にしなくてよいのでしょうか。

鰻やレバー、アルコールは避けていますが、お寿司や焼肉(生肉は食べませんが完全に火が通っていないもの)、卵もやや半熟で食べることがあります。
妊娠がまだ確実でない状況であっても、避けるべき食べ物について知りたいです。

また、外食やお惣菜の保存料について、こちらはそこまで気にしなくて大丈夫でしょうか(塩分の方が気にすべきポイントでしょうか…)。

一週間のうち、仕事のお昼休み3回、休日(昼、夜)など、平均週7回ほど外で食事をしています。

37歳、2回目の人工受精をして現在妊娠3週目です。
栄養などいろいろ気を付けなければと考える反面、神経質になりすぎてもよくないと思う気持ちもあり、結局、何にどれくらい注意が必要なのかよくわからず、質問させていただきました。

ご教示のほど宜しくお願いいたします。

2021/12/20 10:12

久野多恵

管理栄養士
うさこさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

妊娠中の食事についてのご相談ですね。
ご記載の中で妊娠初期であっても避けるべき食材は、完全に火が通っていない肉類です。
生焼けや完全に火が通っていない肉類は、トキソプラズマ菌に注意が必要です。
妊娠全期間を通して気を付けましょう。

ウナギやレバーは食べてはいけないものではないです。
ビタミンAの含有量が多いことから、食べすぎには注意しましょうという食材で、特に妊娠初期には注意が必要なので、今のうちから気を付けましょう。
レバーは1~2週間のうちに焼き鳥串1本程度が目安です。
うなぎのビタミンAはそこまで多くはないので、時々1人分食べる程度でしたら問題ありません。

生の魚や生卵については、絶対に食べてはいけないものではないですが、食中毒のリスクがどうしても高くなります。食中毒になったからといって直接的に赤ちゃんの発達に影響が出るということではないですが、下痢や嘔吐などの症状が強いと脱水になったり、子宮収縮を引き起こしてしまうこともあります。
心配な場合は避けていただいたほうが良いでしょう。

また、リステリア菌にも注意が必要です。
生ハム、パテ、スモークサーモン、ナチュラルチーズ等非加熱で長期間保存可能な食材にはリステリア菌が生息している可能性があります。リステリア菌は胎児にも影響が出てしまうことがありますので、しっかりと加熱して召し上がるようにしましょう。

外食や総菜の保存料については、日本では厳しい管理のもと使用制限がなされていますので、体や赤ちゃんに害が出るということは考えにくいです。気にするか気にしないかはご家庭の判断になるかと思います。
外食や総菜は塩分が濃いことがありますので、塩分過多には気を付けましょう。

神経質になりすぎてもストレスが溜まってしまいますが、妊娠中に食べてはいけないものというものはありますので、そこだけは厳密に守って進めてくださいね。
そのほか、妊娠中に注意したい食材についてはこちらをご確認ください。

【医師監修】妊娠中の食事で気を付けることとは?妊娠中に良い食べ物・注意したい食べ物
https://baby-calendar.jp/knowledge/pregnancy/1318

2021/12/20 20:20

うさこ

妊娠3週
ご回答ありがとうございました(^-^)
これから気をつけていこうと思います。

2021/12/21 22:55

久野多恵

管理栄養士
うさこさん、お返事ありがとうございます。
また何かお困りのことがあればいつでもお声かけください。

2021/12/22 21:50

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