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じゃがいもについて
かなまる
こんばんは。
じゃがいもの皮についてお伺いしたいのですが
先日夕食にて、じゃがいもの皮をつけて揚げて食べました。その後じゃがいもの皮は食べてよかったのか不安になり、質問させて頂きました。よろしくお願いいたします。 じゃがいもは切ってから水につけてからあげました。
じゃがいもの皮についてお伺いしたいのですが
先日夕食にて、じゃがいもの皮をつけて揚げて食べました。その後じゃがいもの皮は食べてよかったのか不安になり、質問させて頂きました。よろしくお願いいたします。 じゃがいもは切ってから水につけてからあげました。
2021/12/17 20:37
かなまるさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。
ご妊娠中にじゃがいもの皮を召し上がり心配なお気持ちなのですね。
結論から申しますと、現状体調の変化がないのであれば、特に大きな心配はいりません。
じゃがいもによる中毒を起こすのが「ソラニン」や「チャコニン」という天然の毒素です。
これらを多く摂取してしまうと下痢や嘔吐、腹痛、めまいなどの中毒症状を引き起こすことがあります。
これらの毒素は、じゃがいもの芽や緑色に変色した皮の部分に多く含まれています。
今回召し上がったじゃがいもの皮が緑色に変化しておらず、芽の部分を取り除いていれば天然の毒素は心配いりませんが、もし召し上がったとしても、現在何か上記のような症状が見られていなければ赤ちゃんに影響が出るということも考えにくいので、様子を見ていただいて大丈夫です。
お調べしたところによると、妊婦さんがこれらを食べてお腹の赤ちゃんに影響が出たという報告はないようですが、妊娠中はできるだけ不安要素は無いにこしたことはないと思います。
今後も、じゃが芋の芽や緑色の部分はしっかりと取り除いて頂く事と、緑色になっていなくても皮は剥いて調理して頂くと安心かと思います。
また、じゃがいもに関しては、アクリルアミドという毒素にも気を付ける必要があります。
じゃが芋は生のまま冷凍保存したり、長期間冷蔵すると、還元糖が増えます。
還元糖が増えたじゃがいもを炒め物や揚げ物に使うとアクリルアミドという毒素ができやすくなります。冷蔵したじゃがいもを1週間くらい常温に置いておくと、還元糖が減り、炒め物や揚げ物に使うことができます。
じゃが芋を加工する際に、水さらしすると、加熱したときにアクリルアミドに変わる成分(アスパラギンや還元糖)が食材の表面から洗い流されます。そのため、炒めたり揚げたりしたときにアクリルアミドができにくくなります。
冷凍コロッケや冷凍ポテトは、加工されている段階で、水にさらされていると思いますので、生の状態で冷凍保存している物よりは、アクリルアミド濃度は低いと思います。
それでも全くないという事はありませんので、揚げ物は高カロリーでもありますし、頻度が多くならない様にしましょう。
アクリルアミドを減らすために家庭でできる事を、農林水産省がまとめたものがあります。こちらを参考にして頂き、アクリルアミドを減らす工夫していけると安心ですね。よろしくお願いいたします。
【安全で健やかな食生活を送るために ~アクリルアミドを減らすために家庭でできること~】※農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/pdf/aa_kani.pdf
ご相談いただきありがとうございます。
ご妊娠中にじゃがいもの皮を召し上がり心配なお気持ちなのですね。
結論から申しますと、現状体調の変化がないのであれば、特に大きな心配はいりません。
じゃがいもによる中毒を起こすのが「ソラニン」や「チャコニン」という天然の毒素です。
これらを多く摂取してしまうと下痢や嘔吐、腹痛、めまいなどの中毒症状を引き起こすことがあります。
これらの毒素は、じゃがいもの芽や緑色に変色した皮の部分に多く含まれています。
今回召し上がったじゃがいもの皮が緑色に変化しておらず、芽の部分を取り除いていれば天然の毒素は心配いりませんが、もし召し上がったとしても、現在何か上記のような症状が見られていなければ赤ちゃんに影響が出るということも考えにくいので、様子を見ていただいて大丈夫です。
お調べしたところによると、妊婦さんがこれらを食べてお腹の赤ちゃんに影響が出たという報告はないようですが、妊娠中はできるだけ不安要素は無いにこしたことはないと思います。
今後も、じゃが芋の芽や緑色の部分はしっかりと取り除いて頂く事と、緑色になっていなくても皮は剥いて調理して頂くと安心かと思います。
また、じゃがいもに関しては、アクリルアミドという毒素にも気を付ける必要があります。
じゃが芋は生のまま冷凍保存したり、長期間冷蔵すると、還元糖が増えます。
還元糖が増えたじゃがいもを炒め物や揚げ物に使うとアクリルアミドという毒素ができやすくなります。冷蔵したじゃがいもを1週間くらい常温に置いておくと、還元糖が減り、炒め物や揚げ物に使うことができます。
じゃが芋を加工する際に、水さらしすると、加熱したときにアクリルアミドに変わる成分(アスパラギンや還元糖)が食材の表面から洗い流されます。そのため、炒めたり揚げたりしたときにアクリルアミドができにくくなります。
冷凍コロッケや冷凍ポテトは、加工されている段階で、水にさらされていると思いますので、生の状態で冷凍保存している物よりは、アクリルアミド濃度は低いと思います。
それでも全くないという事はありませんので、揚げ物は高カロリーでもありますし、頻度が多くならない様にしましょう。
アクリルアミドを減らすために家庭でできる事を、農林水産省がまとめたものがあります。こちらを参考にして頂き、アクリルアミドを減らす工夫していけると安心ですね。よろしくお願いいたします。
【安全で健やかな食生活を送るために ~アクリルアミドを減らすために家庭でできること~】※農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/pdf/aa_kani.pdf
2021/12/18 19:18

かなまる
妊娠25週
ご回答頂きありがとうございます。
不安要素が無くなり安心しました。
たくさんお調べ頂き本当にありがとうございます。
不安要素が無くなり安心しました。
たくさんお調べ頂き本当にありがとうございます。
2021/12/19 9:22
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