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【離乳食後期】つかみ食べで何をあげたらよいか

白黒
現在10ヶ月の子どもがおります。 離乳食をよく食べ、つかみ食べに興味を示すので、1品でもつかみ食べようの食事を用意しようと思っています。 よく、茹で野菜をスティック状にしたものや、おやき、干し芋、バナナなどが例に上がりますが、むせることがあり心配です。 でも、お粥を焼きおにぎりのようにしたものだとむせませんがそこら中米粒まみれになり、急いでいる時には与えづらいです。 反対に、じゃがいも、バナナ などと片栗粉を混ぜたおやきも作ってみましたが、固かったようでえずいて戻しました。 野菜スティック、バナナなども柔らかすぎると握りつぶしてしまい、噛みちぎる練習にもならないのかな?と思ってしまいます。 そこで、 ① つかみ食べ開始直後は どんな食材で、どんな形状・サイズで与えれば良いのでしょうか? 特に、便秘がちでもあるので、干し芋は活用したいと思っているのですが、与える際のレシピや注意点があれば教えていただきたいです。 ② つかみ食べのその後のステップアップの仕方と目安もあればしりたいです。 よろしくお願いいたします。

2021/10/14 22:02

久野多恵

管理栄養士
白黒さん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。

10カ月のお子様の手づかみ食べのメニューについてのご相談ですね。
食材を掴みたい意欲がみられているようなので、1品手づかみ食べの食材を用意されるのはとても良いと思います。

手づかみ食べは、上手に食べる事、綺麗に食べる事を目的としていないので、きっちりとした手づかみメニューでなくても、食事と一緒に手で掴めそうなものをお皿に置いてあげるだけで良いです。 それを掴んで握りつぶしたり、ぐちゃぐちゃにしたり、投げ飛ばしたりという行動も手づかみ食べの前段階として大切な行動です。 目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという一連の行動は、目と手と口の協働運動が獲得されていないと難しいです。 手に持ったものを口まで持っていくという距離感を覚える過程も必要ですし、その前段階の色々な食材をたくさん手で握って体験し、食材の特性を学ぶ機会を増やしてあげるのはとても大切です。  
手づかみ食べは、上手に食べる事を目的とせずに、食材と触れ合う貴重な時間だと考え、握りつぶしたりすることも少し見守ってあげても良いと思います。握りつぶして手についた食材を、口まで持っていけるようにお母様が少し介助してあげるのも良いです。

ご質問に順番にお答え致します。

①むせてしまうようなものはあえて進めなくても良いですし、野菜スティックも厚みがあるので、前歯でかじり取りが出来ないと意外と難しいものになります。
つまめるくらいの野菜の角切りや、いちょう切りや短冊切りなど薄切りにした野菜でも良いと思います。
干し芋は固さがあるので、芋を与えるのであれば、ふかし芋やさつまいもをマッシュにしてスウィートポテトなどを作ってあげると食べやすいかと思います。
こちらのレシピは豆腐を入れているので、ぼそぼそ感が少なく食べやすいかと思います。

【離乳食後期】焼きスイートポテト
https://baby-calendar.jp/recipe/5604


②掴み食べのステップアップについては、お子様の口腔発達に合ったものを与えるということです。 離乳食をしっかりともぐもぐ、カミカミして食べられるようになってきて、前歯でかじり取りができるようになれば、おやきや食パンやホットケーキなどをそのままかじって食べるように進めても良いですし、まだむせたり、えずいたりという事が多いのであれば、水分に浸して与えたり、小さくしてつまむようにして与えたりという方法で進めて下さい。 
進み具合にも個人差がありますので、お子様の食べる様子を見ながら形状を変化させてみてくださいね。

よろしくお願い致します。

2021/10/15 10:01

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