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離乳食について

まーさ
離乳食について色々相談させてください。
元々全然食べないところから食べるようになってくれたのはいいのですが、 なかなか完食しません。
 今の月齢だとご飯は80g食べないといけないですが半分の40gしか食べられません。
おかずは5〜60グラム食べます。 
他の子は全部で200g食べていると聞いて全然ダメだなと思ってしまいます。
母乳をまだし飲んでいるからか身長体重は大丈夫です。曲線内には入っています。
母乳は必ず離乳食からしっかり時間を離しています。
せめてもと、健康に良さそうなおやつをあげようとしてもおやつを親が目の前で食べて見せても食べてくれません。口に入れてひとかけら食べたら嫌がります。
同じようにつかみ食べもしません。親がスプーンで口に運ぶもの以外は食べ物じゃなくておもちゃと認識されるようです。
 2つ目に、離乳食のレパートリーが増えません。
旦那が野菜嫌いで決まった野菜しか食べないので取り分けの方が手間がかかる気がして別で作っています。 
いつも何種類かの野菜を柔らかく煮込んで刻んで、別でひき肉などのタンパク質を用意して混ぜ、調味料を変えることで肉じゃが風やシチュー風など、味を変えてあげています。
いつも離乳食を急に食べなくなる時は大体、苦手なものを食べさせられた時です。 また食べなくなったらと思うと怖くて、今以上に違う味のものをあげる勇気が出ません…
まず白いご飯以外食べません。うどん、そうめんなどは拒否でした。
野菜系は、トマトやほうれん草など、独特の味が強いもの以外は食べてくれるので嫌がらないものを組み合わせてあげています。
タンパク質は割となんでも食べてくれます。
 ベビーフードは5ヶ月からのものはいいですが、それ以上になると薄めても独特の味が嫌なようで食べてくれません。
 ながくなってしまいましたがよろしくお願いします。

2020/8/7 10:36

久野多恵

管理栄養士
まーささん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

以前ご相談頂いてから、とても良く食べられてきたなという印象です。
この時期のご飯80gという量は、食べなくてはいけない量ではなく、おおよその目安量です。 この目安量や同じ月齢のお子様などと比べなくても大丈夫です。
お子様が無理なく食べられる量が、その子に合った量という事になりますので、現在の量で様子を見て頂いて良いです。とても愛情深く育てられているお母さんですから、周りが気になったり、目安量通りに食べて欲しいと思うのは自然の感情だと思いますが、200g食べていないから全然ダメという事はありませんし、今までの状況から考えると、現在の状況まで頑張られた、お母さんにもお子さんにも大花まるをあげたい気持ちです。

身長体重も順調に伸びているご様子なので、無理せずにお子様のペースで進めてあげましょう。離乳食は、完食することを目指さなくても良いとされています。お子様に合った量で、お子様の口腔発達に合った形状で進めて「食べる力」を育ててあげる事が主眼になりますので、もぐもぐやかみかみを促しあげる事を目的に進めてあげて下さいね。

もともと人間には「新寄の恐怖」といって、食べ慣れない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。お子さんがあまり食べ慣れないものを受け入れられないというのは恐怖心が強い事もありますので、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子ども食べない事について向き合いやすくなります。
気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のことと考えましょう。親ははこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでもお子さんが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。

手づかみ食べは、お子様自身に興味が出てこないと、進みずらいものではあります。 手づかみ食べの前段階として、食材を握りつぶしたり、投げたりという行動も、食材の特性を学ぶ機会になっていますので、悪くありません。 このような体験をたくさんする事によって、目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという距離感を覚えて、だんだんと上手に食べられる様になってきます。
今はその前段階と思って、手で掴めそうなものを皿に置いて、お子様のおもうがままに触らせてあげるというのも継続されて良いと思います。

2つ目、離乳食のレパートリーについて、取り分けの方が手間がかかるのであれば、今のやり方で良いとお思います。 調味料を変えてとても上手に進められていますね。 今までの経緯もありますから、食べ慣れないものを与えるのに消極的になってしまうお気持ちもとても理解が出来ます。 苦手と思うものを無理強いする事はありませんが、食体験を増やして恐怖心を拭ってあげるという視点では、お子様が嫌がらない程度に、食べ慣れないものも少しずつ目にする機会を増やしてあげると良いですね。 お子様自身が食べ進まなくても良いので、時々準備して、大人が美味しそうに食べる姿をたくさん見せてあげて、恐怖心を取り除いてあげましょう。

食べ慣れないものでも10回以上は試さないと受け入れられないというデータもあります。 拒否感がとても強い場合は無理に進める必要はありませんし、トマトやほうれん草などが食べられなくても他の野菜で栄養は補えますから、長期戦と捉えて、少しずつ慣らす様にしていきましょう。 食べないから仕方ないと食卓にあげないと、食べないもの=嫌いなものとして定着してしまいます。 食べないものは食べ慣れていないだけで、恐怖心を取り除けば食べられるものに変化していきますので、根気強く時々試す様にしていけると良いですね。
よろしくお願い致します。

2020/8/7 22:01

まーさ

0歳11カ月
返事遅くなって申し訳ありません。
ベビーフードなども使いながらなんとかトマトソースなど食べるようになりました!
 まだパンなどパサパサするのは苦手なようですが…
 手づかみの練習などもひきづきしっかりやっていきたいと思います。
どうせ食べないからと思わずに挑戦するのは大事ですね。 
これからもっと色んなものを食べさせてあげようと思います。
ありがとうございました。 

2020/8/18 9:34

久野多恵

管理栄養士
まーささん、お返事ありがとうございます。

ベビーフードを活用しながら、トマトソースなども食べられる様になってきたのですね。だんだんと色々な味に慣れてきて着実に前に進められていますね。 パンなどパサパサするものを嫌がるというお子様も多いですが、フレンチトーストにしたり、ミルクやヨーグルトなどに浸してあげても良いですよ。
色々なものを食べさせてあげようと考えられているのはとても素晴らしいと思います。
また何か悩まれる事があればいつでもお声掛け下さいね。

2020/8/18 16:36

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