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妊娠中にトマト缶を食べてしまいました
おもち
お世話になっております。
妊娠中の食事で気をつけなければいけないカテゴリーではあまり見かけませんが、トマト缶は妊娠中要注意という記事を見かけました。
ビスフェノールAという成分がトマト自身がもつ酸によって缶の内側で溶け出してしまう危険があるといわれています。
これは1日の耐容摂取量を超えなくても、胎児の発育に影響があるとなっていましたが、先日パスタソースを作る際に使用して食べてしまいました。大丈夫なのか不安になりご相談させていただきました。
お忙しい中申し訳ありませんが、ご対応お願いいたします。
妊娠中の食事で気をつけなければいけないカテゴリーではあまり見かけませんが、トマト缶は妊娠中要注意という記事を見かけました。
ビスフェノールAという成分がトマト自身がもつ酸によって缶の内側で溶け出してしまう危険があるといわれています。
これは1日の耐容摂取量を超えなくても、胎児の発育に影響があるとなっていましたが、先日パスタソースを作る際に使用して食べてしまいました。大丈夫なのか不安になりご相談させていただきました。
お忙しい中申し訳ありませんが、ご対応お願いいたします。
2021/7/28 12:53
おもちさん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。
BPA(ビスフェノールA)について、以前からも何人かの妊婦さんにご相談頂いていますが、結論から申しますと、時々トマト缶を召し上がる頻度においては、問題ないと思います。
1997 年頃から、BPA の暴露により内分泌系及び生殖系への影響があることが指摘され、その後、これらに関する試験結果が数多く報告されています。
妊娠又は授乳中に高用量のBPA の暴露を受けると、マウスの動物実験において、思春期遅延、成長低下、生存率低下などの発達への影響が報告されているが、ヒトの生殖発生や発達に悪影響が及んだという直接的な証拠はないとされています。
国内で製造される食品缶や飲料缶について、他の合成樹脂を容器に用いるなどの技術改良により、ビスフェノールAの溶出が少ないものへ改善が進んでいるようです。また、関係事業者によって自主的な取り組みがなされてきており、2008年7月には業界としてのガイドラインが制定されています。
厚生労働省は、BPAについてのQ&Aを公開してします。参考にして下さい。
【ビスフェノールAについてのQ&A】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html
具体的には、偏った食事を避け、毎食缶詰を中心とするような食生活にならないよう、いろいろな食品をバランスよく摂るように心がけることが大切と結論づけています。
ご記載の缶詰の頻度からすると、多量のBPAが身体に暴露するという事は考えにくいと思いますので、心配いらないと思います。
保存容器は、耐熱温度を守って使用し、ガラス容器などを活用するなどの工夫もお勧めです。
心配な気持ちであれば、缶詰でなくパック詰めのホール缶なども市販されていますので、今後はそのよう物を探されると心の安心感に繋がると思います。
ネットには色々な情報があるため、見れば見る程不安になってしまいますよね。 そのお気持ちもとてもわかりますよ。 ただ、胎児やお子様のの発達に影響が出るほどの添加物が含まれているという事は考えにくいので、安心して頂いて良いように思います。
ご相談頂きありがとうございます。
BPA(ビスフェノールA)について、以前からも何人かの妊婦さんにご相談頂いていますが、結論から申しますと、時々トマト缶を召し上がる頻度においては、問題ないと思います。
1997 年頃から、BPA の暴露により内分泌系及び生殖系への影響があることが指摘され、その後、これらに関する試験結果が数多く報告されています。
妊娠又は授乳中に高用量のBPA の暴露を受けると、マウスの動物実験において、思春期遅延、成長低下、生存率低下などの発達への影響が報告されているが、ヒトの生殖発生や発達に悪影響が及んだという直接的な証拠はないとされています。
国内で製造される食品缶や飲料缶について、他の合成樹脂を容器に用いるなどの技術改良により、ビスフェノールAの溶出が少ないものへ改善が進んでいるようです。また、関係事業者によって自主的な取り組みがなされてきており、2008年7月には業界としてのガイドラインが制定されています。
厚生労働省は、BPAについてのQ&Aを公開してします。参考にして下さい。
【ビスフェノールAについてのQ&A】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html
具体的には、偏った食事を避け、毎食缶詰を中心とするような食生活にならないよう、いろいろな食品をバランスよく摂るように心がけることが大切と結論づけています。
ご記載の缶詰の頻度からすると、多量のBPAが身体に暴露するという事は考えにくいと思いますので、心配いらないと思います。
保存容器は、耐熱温度を守って使用し、ガラス容器などを活用するなどの工夫もお勧めです。
心配な気持ちであれば、缶詰でなくパック詰めのホール缶なども市販されていますので、今後はそのよう物を探されると心の安心感に繋がると思います。
ネットには色々な情報があるため、見れば見る程不安になってしまいますよね。 そのお気持ちもとてもわかりますよ。 ただ、胎児やお子様のの発達に影響が出るほどの添加物が含まれているという事は考えにくいので、安心して頂いて良いように思います。
2021/7/29 12:03

おもち
妊娠12週
久野さん、ご丁寧なご回答いただきありがとうございました!
とても安心しました。ありがとうございました。
とても安心しました。ありがとうございました。
2021/7/29 12:44
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