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自分で食べたがる

ミモザ
7ヶ月になったばかりの子どもへの離乳食時の食べさせ方について相談です。離乳食開始時からですが自分でてに持って食べたがる子どもです。最初は離乳食開始が4ヶ月で赤ちゃん用のスプーンを用意して自分で持たせて食べさせていたのですが、6ヶ月になりコップの練習を始めると自分でコップやお皿を持って食べたがるようになりスプーンを持たせてもポイ!と投げて口に入れようとしません。やっと持ったかと思うと柄の部分を奥の歯茎で噛み始め感覚を楽しんでいます。
介助用のスプーンで食べさせても最初の5-6口は一緒に手を添えて食べてくれるのですがその後はお皿欲しがり口を開けてくれません。
お皿を渡すとお皿に口を当て離乳食を直接食べるような動作をするのですがなかなか口には入らず殆どこぼれてしまいます。
また、両手を皿に入れ離乳食を掴もうとするのですがまだ殆ど形状がない状態の離乳食のため掴めずに両手についてしまいなくなってしまいます。
時々てに付いているのに気づいて指を口に入れるのですが、その後はまたお皿を舐め(かじり)始めます。
どのように食べさせたらよいかわからずせっかく作った離乳食は子供の口に殆ど入ることなく毎日床や椅子子どもも全身離乳食だらけになって終わる日々です。アドバイスよろしくお願いいたします。

2021/7/15 22:24

一藁暁子

管理栄養士
ミモザさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
7か月のお子さんの離乳食の食べさせ方でお悩みなのですね。

お子さんが自分で食べたい意欲があることはとても素晴らしいですね。
赤ちゃんはまだおもちゃとそうでないものの区別が付かないので、目の前の食べ物の触感が気になったり、食べ物やスプーンを飛ばしたり落としたりして観察したり、食事も遊びの一部として楽しんでいます。

遊び食べは食べるよりも遊ぶことに興味が向いているときや、お腹が空いていない状態、ある程度お腹が満たされてくると遊び食べはおこりやすくなりますので、
まずは離乳食前の3~4時間は授乳を控えてできるだけお子さんがしっかりおなかが空いているタイミングで離乳食を食べさせるようにしてみてくださいね。

また、机の周りにお子さんが興味のあるおもちゃなどを置かないことや、食事の方に興味を向けるように声掛けしたり歌ったりといった工夫も効果的ですよ。

遊び食べなど困った食行動をとった場合は、周りが何かリアクションをすると逆に自分に興味をしてしてくれると思って行動がエスカレートしてしまうことがありますので、
黙って背中を向けたり、少し距離を置いて行動が落ち着くまでしばらく見守ったり冷静な対応をされると、お子さんは周りの反応がないことから行動が収まったり興奮した気持ちが落ち着いて行動が収まることがあります。

そしてもし遊び食べが落ち着いて遊ばずに座って離乳食を食べてくれたら沢山ほめてあげて、お子さんのやる気を高めて良い行動を少しずつ身に着けさせていくようにしていきましょう。

0歳頃はまだ食事のマナーを教えられる月齢ではありませんので、お子さんのご様子に応じては食べさせる離乳食とは別にお子さんの遊び食べ用に離乳食とスプーンなどを用意してあげる方法もおすすめです。

ある程度はお子さんが満足いくまで遊び食べをさせて様子を見てあげてもよいのですが、赤ちゃんが食事に集中できる時間はだいたい10~20分程度といわれていますので、それ以上時間が経っても食べずに遊んでいる様子であれば、一度ご馳走様をしても良いかと思いますよ。
対応には少し根気がいりますが、これもお子さんの成長の証と考えて長い目で見守ってあげてくださいね。

またお困りの際にはご相談くださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。

2021/7/16 11:41

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