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離乳食の主食主菜副菜の量について

ハチミツボタン
6ヶ月の娘の離乳食の量について相談です。5ヶ月に入ってからすぐ離乳食をスタートし、6ヶ月から2回食にしました。食べることに興味津々で毎日残さずきれいに食べてくれています。食事1回あたりの主食主菜副菜のg数の目安を教えていただきたいです。また、鉄分を取る工夫も教えていただきたいです。

2020/7/31 8:33

久野多恵

管理栄養士
ハチミツボタンさん、おはようございます。
ご質問ありがとうございます。

6カ月のお子様の離乳食量についてのご相談ですね。
食べる事に興味があり、毎日残さず食べてくれているのはとても喜ばしい事ですね。
お母さんもとても上手に進められていて素晴らしいと思います。

離乳食初期は、たくさん食べて栄養を摂る事を目的としていない為、また、食べる量にとても個人差があるじきなので、離乳食の目安量は決められていないのです。 
たくさん食べても食べなくても、この時期の発達に影響が出るという事はなく、お子様が無理なく食べられる量で、色々な味に慣れて上手にごっくんして食べる事を練習させてあげる期間になります。

この時期はミルクや母乳の栄養が主でとても大切な時期なので、たくさん食べさせ過ぎて、ミルクや母乳量が減ってしまう事が心配になりますので、哺乳量に影響が出ない様に進めていきましょう。

哺乳量に影響がなくたくさん食べられるお子様の場合は、離乳食開始して1カ月頃には小さじ10程度まで増やして良いです。 それ以降は、徐々に増やして良いですが、離乳食中期(7か月~8カ月頃)の目安量を超えない範囲まで、増やしても大丈夫です。

ご参考までに7~8カ月頃の目安量を添付しますが、主食も野菜もたんぱく質も、この目安の下限量よりも多く与えない様に注意し、哺乳量が減らない様に進めましょう。

【離乳食中期 7~8カ月頃 離乳食1回目安量】
◉炭水化物
5倍がゆ50~80g
またはパンがゆ15~20g
またはやわらかくゆでたうどん35~55g
またはいも類20~30g
◉ビタミン・ミネラル
野菜・果物20~30g
◉たんぱく質
魚10~15g
または肉10~15g
または豆腐30~40g
または卵黄1個~全卵1/3個
または乳製品50~70g

鉄分を摂る工夫について、離乳食初期に与えられる鉄分豊富な食材は、卵黄やきな粉や豆腐や高野豆腐や水煮大豆や緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)などです。 7か月以降になると、鉄分豊富な赤身の魚(カツオやマグロやツナ缶)や納豆なども使用できる様になります。

また、母乳育児であれば、離乳食にミルクを加えたメニューを与える事でも鉄分が摂れます。 ミルク粥やパン粥やミルクスープ、ポタージュスープなどミルクを使用したメニューもお勧めです。

よろしくお願い致します。

2020/7/31 10:21

ハチミツボタン

0歳6カ月
とても詳しく教えてくださり、ありがとうございます。こちらを参考にして、これからも離乳食作りを頑張っていきたいと思います!

2020/7/31 12:21

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