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鉄分について

いーちゃん
いつもお世話になります。
貧血にならないようにどの食材を何g取り入れたら良いですか?
また1日分の鉄分をとれるような離乳食のレシピはありますか?
 
ほうれん草と小松菜では小松菜のほうが鉄分が多いですか?今は小松菜を小さじ2から3あげています。 

完全母乳なので貧血が心配です。汗もよくかきます。

2021/5/16 16:04

久野多恵

管理栄養士
いーちゃんさん、こんばんは。
いつもご相談頂きありがとうございます。

7か月のお子様の鉄分補給に関するご相談ですね。
貧血になるかならないかはそのお子様の体質や妊娠期のお母さんからの貯蔵鉄の移行なども関係してきますので、その食材を何グラム取り入れたら貧血にならないという事は断言はできないですし、具体的な食材を特定してグラムでお伝えするのは難しいです。

ただ貧血を予防するために、食事摂取基準に基づいて月齢別の鉄の推奨量を意識していく事は大切だと思います。

6~11カ月児の鉄の推奨量は、
・男児 5.0㎎/日
・女児 4.5㎎/日
となります。

1日分の鉄分をとれるような具体的なレシピのご提示は細かい計算が必要になりますので、ご提示する事は難しいですが、下記の鉄分が多く含まれる食材を積極的に取り入れる事、育児用ミルクを離乳食に活用する事が鉄供給の大切な要素となります。

【鉄分が多く含まれる食材】
◉赤身の肉(ヒレ肉・もも肉) ←離乳食後期頃から
◉レバー
◉魚(カツオ・マグロ・ぶり・ツナ缶など)
◉卵(特に卵黄)
◉大豆製品(豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
◉乾物(干しひじき・高野豆腐・切り干し大根)
◉オートミール、ライスシリアル
などです。 

特に動物性の食材(肉類・魚類)には吸収率の良いヘム鉄が多く含まれますのでお勧めです。卵は動物性ですが非ヘム鉄になります。非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂る事で鉄の吸収率がアップしますので、野菜や果物類なども一緒に取り入れると良いです。

ほうれん草と小松菜では、100g当たりの食品成分表の数値を比べると、小松菜の方が少し鉄分が多く含まれる事がわかります。 ただ、離乳食で小さじ2~3程度となると、鉄分の差はあまりありませんので、どちらを取り入れて頂いても良いです。
よろしくお願い致します。

2021/5/16 23:28

いーちゃん

0歳7カ月
ありがとうございます。
レバーはパウダーを使っても鉄分とれますか?
丸ごとレバー という商品を今頼んでます。


ビタミンCと一緒に撮る野菜は、にんじんや玉ねぎ、カボチャでもいいでしょうか?

2021/5/18 16:35

久野多恵

管理栄養士
いーちゃんさん、お返事ありがとうございます。

レバーパウダーを取り入れるのも良いと思いますよ。
商品によっては摂りすぎるとビタミンA過剰になる事がありますので、目安量などがわからなければまたご相談下さいね。

ビタミンCは、にんじん、玉ねぎ、かぼちゃでももちろん良いですし、ブロッコリー、ピーマンなどでも良いです。また、いちご、りんごなどの果物もお勧めです。

2021/5/19 12:03

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