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乳製品と調味料について

ぷもり
いつもお世話になっております。1歳5か月の息子の幼児食の進め方について伺いたいです。

離乳食も好き嫌いなく順調に進み、いよいよ幼児食に移行しようと思っています。
素材だけの味で離乳食を進め、未だに調味料を使用したことがありません。
本などをもとに少しづつ慣らして行こうと考えているのですが、義母が反対していて困っています。

味を付けたものは2歳を過ぎるまで禁止。理由は体に良くないから。
乳製品全般(牛乳・チーズ・ヨーグルト)も小学生になるまで禁止。こちらは虫歯になるからという理由。

調味料は少し遅らせてもいいのかなとは思いますが、乳製品、特に牛乳は健康のために与えた方がいいと思うのですが、飲まなくても問題ないのでしょうか。出来ればチーズやヨーグルトも食べさせたいです。
いくら私が与えたいといっても義母は「自分の子供もそのように育て虫歯がゼロなので自分の言うことは正しい」と考えを変えてくれません。

もし飲ませないことによって健康や発達に影響があるのなら問題なのでどのような弊害があるか教えてください。

2021/5/14 21:29

久野多恵

管理栄養士
ぷもりさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

1歳5カ月のお子様の乳製品と調味料についてのご相談ですね。

好き嫌いもなく順調に離乳食が進められており、幼児食に移行する段階なのですね。とても良い状況で喜ばしい事ですね。

味付について、濃い味付けだったり、大人と全く同じ味付けは推奨していませんが、食体験を広げる要素として、お母さんと同じものを食べられる喜びを教えてあげるという点では、薄味の調味料を使用して色々な味の体験をさせてあげるという事はメリットであると思います。また、取り分け食を進められるという良い点もあります。
ただ調味料を使用するか否かはご家庭の判断によると思いますので、メリットデメリットを考慮しながら進めてあげて下さい。

乳製品については、それ自体が虫歯の原因となるという事ではないですし、歯を磨く習慣をつけてあげれば良いように思います。 母乳やミルクを卒業したら、それにかわる栄養素として、牛乳・フォローアップミルク・ヨーグルト・チーズなどの乳製品を補っていく事を推奨しています。 
1~2歳児のカルシウムの推奨量は、男児450mg、女児400mgですが、乳製品を全く摂らないでこの推奨量を補うのは難しいですし、カルシウムの吸収率の良い乳製品を摂取していく事は国の食事摂取基準においても推奨されています。

虫歯がなかったことはとても素晴らしい事だと思いますが、必要な栄養を摂取せずに虫歯が無くなっても栄養面での心配が残るところですし、乳製品を摂取すると虫歯になり易いというエビデンスも無いですし、歯を丈夫にする為には、歯を形成するためのカルシウムもしっかりと摂って頂くと安心であると思います。
乳製品を摂取しない理由が虫歯だけであれば、乳製品を与えつつ歯の管理もしっかりとして頂けると良いのではないかなと思います。
最終的にはご家庭の判断になると思いますが、ご参考までに宜しくお願い致します。

2021/5/15 21:01

ぷもり

1歳5カ月
返事が遅くなり申し訳ありません。

とても分かりやすく説明していただき感謝いたします。
教えていただいたことを義母に説明し、なんとか納得してもらえるよう頑張ります。


2021/5/17 21:21

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