ゴーヤについて

ayu
現在8wの者です。5wくらいからつわりが始まり、6wくらいから個人的な感覚としてピークで、8wに入るともう心が折れてしまうほどのさらなるピークをむかえました。吐き気、ムカムカが主です。自分には酸味(梅干しや冷やし中華やめんつゆなど)が合わず、アイスなどの冷たい者もお腹が痛くなってしまうので合わず、この3週間ほど色々な食材を試してみました。ほとんどのものが一度試した後はもう二度と食べたくない、となってしまっていました。ですが、昨晩、ゴーヤチャンプルのゴーヤのみ(気持ち悪く肉や豆腐などは食べたくなかったので)食べてみたところ、食後の吐き気がいつもより楽な気がしました。もちろん、ずっとではなく、2時間ほどしたらまたいつものムカムカはやってきましたが、なんとなく今朝の感じもいつもよりマシな気がしました。しかし、調べてみると、葉酸など入っていて良い面もあるものの、「苦味成分は毒でありあまり良くない」「下痢や腹痛を起こしかねないので妊婦にはむかない」なども書いてあり、心配になり質問させていただきました。いくらゴーヤなら食べられるとはいっても、もし妊婦にはむかない食材であればやめたいと思っています。また、「多すぎなければむしろ弱った胃の助けになる」という意見も見たのですが、多すぎの範囲というのは、どの程度でしょうか?たとえば一般的なゴーヤチャンプルー1,2人前を一日にとるくらいなら問題ないのでしょうか?
また、もし他にも消化の助けになるようなもの、吐き気がきにくいものなどありましたら教えていただけると嬉しいです。 

2020/7/28 10:46

久野多恵

管理栄養士
ayuさん、おはようございます。
ご相談ありがとうございます。

つわりのピークのなか過ごされているとのこと、とてもお辛い状況ですね。ゴーヤに対しては、強い拒否感もなく楽に召し上がれたとのこと、ビタミンや葉酸などが豊富なので、とても栄養価が高い野菜ですね。

ゴーヤについての安全性を、信頼できるデータベースにおいてお調べしたところによると、

『通常の食品として適切に摂取する場合は安全性が示唆されているが、動物実験ではニガウリ種子や生のニガウリ果実による妊娠阻害および流産誘発の可能性が報告されているため、これらを妊娠中に摂取することはおそらく危険である。また、授乳中の安全性については信頼できる十分な情報が見当たらないため、通常の食材として摂取する以外は避ける。』
とされています。

以上の事から、妊娠中に良く加熱料理したゴーヤを通常の食材として摂取する分には問題ないですが、ゴーヤの種や生の状態のゴーヤを食べる事は控えて頂いた方が宜しいかと思います。

つわりでお辛いことと存じますが、特定の食材だけを過度に摂取することも控えた方が良いので、良く加熱料理したゴーヤチャンプルを1人前程度時々摂取するようにされると良いと思います。

つわりの症状には、個人差がとても大きいので、食べられる食材、食べやすい食材というのも様々です。 トマトやトマトソース系のものや冷奴や卵豆腐や茶碗蒸しなどののど越しが良いものを好まれる方もいらっしゃいます。 そうめんなどの麺類なら口にできる方や、こってり系のラーメンやパスタ、ファーストフード系のものを好まれる方もいらっしゃいます。

つわりは、妊娠期に多く分泌されるプロゲステロン、エストロゲンにより、吐き気や消化不良が起きやすいです。消化のよいものと胃の働きをよくするものを中心に考えましょう。
食後に気持ち悪い人は、食べ過ぎないよう、お腹がすいたときに気持ち悪い人は、そこまでがまんしないことが大切です。消化のよい食品を選びましょう。また甘いものや主食ばかりに偏ると、ビタミンB群の不足を招きますます体調が悪化します。食べられるようなら、卵・豆腐・鶏肉などを取り入れましょう。また、最低でも1日1リットルの水分(甘くないもの)が必要です。味がダメな人は、氷を入れて味を消したり、ストローなどで飲むなどの工夫をしてみましょう。一気に飲むと吐きやすくなります、少しずつ飲むようにしましょう。嘔吐してしまった場合は、塩分も大事です。汁物など飲みやすい温度でとりましょう。
食事以外にも、この時期は楽しい気持ちで過ごせる工夫が必要です。家事や育児は無理をせず、楽しく過ごせることに時間をつかい、人とコミュニケーションも大事に過ごしましょう。

ayuさんに合った食材が見つかると良いのですが、ご参考までにつわり時におすすめのレシピを添付しますので、参考にして頂けたら幸いです。

【つわりカテゴリのレシピ一覧】
https://baby-calendar.jp/pregnancy-food-recipe/category-28

2020/7/29 7:56

相談はこちら

相談受付中の専門家

妊娠8週の注目相談

妊娠9週の注目相談

妊娠中の食事・体重管理の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家