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離乳食とミルクについて

さくら
1歳2カ月の男の子です。素人の測り方ですが、身長72、体重8、頭囲46くらいです。
生まれた時が、3158、49なので、離乳食を始めてから成長が鈍化しています。
生活としては、 朝7時頃に起きて、10時頃おやつがわりにミルクを60ほど飲んで、30-2時間お昼寝します。お昼ご飯を食べて、2時3時頃にお昼寝して、起きたらおやつを食べています。6時頃からお風呂に入り、7時頃から晩ご飯を食べて8時頃には布団に入ります。なかなか寝られず、早い時は8時30分.遅い時は9時30分に寝ます。夜12時頃に起きてミルクを欲しがるので、ミルクを120ほど飲みます。それで朝まで寝ることもあれば、3時5時にミルクを欲しがることもあります。
離乳食は、ご飯80グラム、パンなら50グラム、野菜40グラム、魚15グラムもしくは豆腐25 グラムと、豆類を食べています。
食べるのは好きでいくらでもほしがるのですが、食べすぎなのかゲップをするので、今はこの量であげています。
 ①夜のミルクは続けていいのでしょうか?②寝体重が小さいのですが、大丈夫ですか? 離乳食の内容についても教えてもらえると嬉しいです。
発達的には、特に気になる点はありません。伝い歩きをして、たまに気づかず立っていることがある程度です。よろしくお願いします。

2020/7/26 16:27

久野多恵

管理栄養士
さくらさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

1歳2ヶ月のお子様の離乳食とミルクについてのご相談ですね。1日のスケジュールや食事量などをご記載頂きありがとうございます。 全体的には、良い生活リズムで過ごされていますし、離乳食も栄養バランスを整えるようにされており、とても素晴らしいと思います。
ご質問内容に関して、

①夜のミルクは、まだ続けても問題ありません。 離乳の完了は1歳~1歳半頃を目安としていますので、1歳半頃までに夜のミルクを無くす様に進め、その分の栄養をおやつや牛乳などで補っていくように移行できると良いですね。 おやつの時間などに牛乳は飲んでいますか? 
離乳が完了しても、1日300~400gの乳製品(牛乳・フォロ―アップミルク・ヨーグルト・チーズなど)を摂取する事が目安となります。 現在のミルク量は、10時頃の60mlと夜の120mlとプラスαという感じでしょうか? 牛乳を飲んでいない様であれば、おやつの時間に与える練習をしたり、牛乳に慣れるまでは育児用ミルクやフォローアップミルクを飲ませて、1日量を確保してあげても良いかなと思いました。

②身長と体重については、成長曲線のカーブに沿ってお子様なりの曲線が描けていれば良いです。 曲線の下の法で推移しているのであれば、その位置で伸びていくのがお子様なりの伸びという事になります。
曲線が下降気味であったり、停滞している事があれば、離乳食量やミルク量を増やしてあげる事を検討されても良いと思います。
体重が急激に伸びているわけではなさそうなので、体重増加を期待したい状況で、おかわりを欲しがるのであれば、主食や野菜類を中心に少し与えても良いと思います。 ゲップは、食事を空気と一緒に取り込んでしまう事で出やすいので、必ずしもお腹いっぱいというサインではないです。 吐き戻しするほど与えなくても良いですが、状況をみながら食事量は検討してみて下さい。

現在の離乳食量もミルク量も少なすぎるという事はありませんが、活発に動いていたり、消費エネルギーが多い場合は目安量では足りないというお子様もいますので、お子様自身の成長曲線が右肩上がりのカーブを描けるように加減してあげて下さいね。 よろしくお願い致します。

2020/7/26 23:36

さくら

1歳2カ月
ありがとうございます。
食事量を増やす場合、なにをどのくらい増やせばいいでしょうか?
また、お肉や乳製品を食べると赤い湿疹が出るので、少し控えているのですが、他の食材でカバーできるでしょうか?
栄養が足りているか心配なので。
よろしくお願いします。 

2020/7/27 10:28

久野多恵

管理栄養士
さくらさん、お返事ありがとうございます。

食事量を増やす場合、主食や野菜類を中心に増やしてみましょう。 お子様が好むもの、好む量で良いです。
目安量の2割程度は増やして頂いて大丈夫なので、お子様の食べ進みに応じて加減してあげて下さい。

肉類はたんぱく源になるので、魚や大豆製品や卵でカバーできます。 乳製品は、たんぱく質としては上記のものでカバーできますが、カルシウム源としては、大豆製品、小魚・乾物、緑黄色野菜、乳アレルギー用ミルクなどが代替品です。 牛乳アレルギーがあっても、ヨーグルトやチーズが大丈夫な場合もありますし、フォローアップミルクなら大丈夫という方もいますので、お子様が何に具体的に反応するか見極めるのも大切だと思います。

いずれにしても、アレルギーと判断された場合は、医師の判断である期間だけ食物除去を行ったり、除去を行う程でない場合は、少しずつ試していくという方法になります。自己判断の食物除去は栄養の偏りに繋がってしまいますので、心配な食材がある場合は、アレルギー専門の医師に相談されると安心だと思います。 もしアレルギーであった場合は、早期に見つけてあげて、それ対する対応をする事で、食物除去の期間をなるべく短くするという事が大切です。

ご参考までによろしくお願い致します。

2020/7/27 22:23

さくら

1歳2カ月
ありがとうございました。とてもわかりやすく、少しずつ実践していきたいと思います。なかなか栄養を考えながら、適正量が難しかったので参考にしてみます。
現在噛まずに飲み込んでしまうことが多いのですが、その点についてもご助言頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。 

2020/7/27 22:35

久野多恵

管理栄養士
さくらさん、お返事ありがとうございます。

食事を噛まずに丸呑みする事が多いという事ですが、お口の発達には個人差がありますから、これから食体験を増やしていく事で、固いものは奥歯で噛み潰して食べる様に変化していきますし、柔らかいものは数回もぐもぐするだけでも飲みこむという、食べ方の区別も覚えてきます。

ただ、みじん切りのような細かいものばかりですと、奥歯で押しつぶしてたべる、かみかみとする動作はあまり引き出されませんので、柔らかく煮込んだ野菜などは、ごろごろと大きいまま与えてみましょう。 自分に丁度良い1口量を覚えるには、前歯でかじり取って食べる事が大切になってきます。 食材がちいさすぎるものばかりですと、容易に口の中に押し込めてしまう為、早食いになったり、丸のみになってしまうという事が多いように思います。

お子様の口幅よりも大きいものを与える事で、口には押し込めませんし、前歯でかじり取って丁度良い1口量をだんだんと学習してきます。

食べずらさを感じて口から出したり、入れ込みすぎてオエっとなる経験も大切な過程です。 誤嚥には十分に気をつけて頂く必要はありますが、そのような体験をたくさんする事で、自分で食べ方を学んでいきますので、口から出す事を容認してあげて、入れ込みすぎてオエっとなっても、親は慌てずに、「少しいれすぎたから出そうね」と優しく対応してあげましょう。

食べずらい野菜などは細かく刻んであげても大丈夫です。おやきやお好み焼きやハンバーグなどに入れ込んで、細かい食材でもその他の食材と一緒に噛めるように変化させてあげると良いですね。

今後は、固さを増すというよりも、柔らかいものを大きくして与えてみる、お子様の口幅よりも大きい食材をかじり取って食べるように練習してみる、という事を進めていけると良いですね。

2020/7/28 9:05

さくら

1歳2カ月
とてもわかりやすく説明していただきありがとうございます。かじりとるのは苦手そうでかじりとるのではなく、詰め込んでいたのでやめていたのですが、やはり試みたほうがよいということですね?
 

2020/7/28 23:25

久野多恵

管理栄養士
さくらさん、お返事ありがとうございます。

そうですね。かじりとって食べらるように変化してくるのも、練習させて慣れさせてあげないと難しいです。 幼児期になったらすぐにかじり取るという事が出来るわけではありませんので、お母さんがかじりとるお手本をたくさん見せてあげたり、お子様が嫌がらない程度に試していけると良いですね。

2020/7/29 11:28

さくら

1歳2カ月
大きくなったらできるのかなと思っていたので、これから少しずつ食べさせてみます。ありがとうございました。

2020/7/29 13:04

久野多恵

管理栄養士
さくらさん、お返事ありがとうございます。

そうですね。双方にとって無理の内容に焦らずゆっくりと進めてみて下さいね。
また何かありましたら、いつでもお声掛け下さい。

2020/7/30 8:07

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