カルシウム、鉄分

あいさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

１０カ月のお子様のカルシウム、鉄分についてのご相談ですね。

鉄分やカルシウムを補うために、積極的に良い食材を取り入れられていますね。素晴らしいと思います。

鉄分、カルシウム補給に育児用ミルクを離乳食に使用する事は推奨しています。　特に母乳育児の場合は、鉄不足になり易いので、育児用ミルクを積極的に使用していきましょう。

ヨーグルトは、甘味のないもので８０ｇ程度でしたら毎日召し上がっても問題ないです。

鉄分やカルシウム補給については下記もご参考下さい。

【鉄分が多く含まれる食材】
◉赤身の肉(ヒレ肉・もも肉)
◉レバー
◉魚(カツオ・マグロ・ぶり・ツナ缶など)
◉卵(特に卵黄)
◉大豆製品(豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
◉乾物(干しひじき・高野豆腐・切り干し大根)
◉オートミール

特に動物性の食材(肉類・魚類)には吸収率の良いヘム鉄が多く含まれますのでお勧めです。卵は動物性ですが非ヘム鉄になります。非ヘム鉄は、ビタミンＣと一緒に摂る事で鉄の吸収率がアップしますので、野菜や果物類なども一緒に取り入れると良いですね。


【カルシウムを多く含む食材】
◉乳・乳製品（牛乳・ヨーグルト・チーズ）
◉小魚・乾物(高野豆腐・切り干し大根)・海藻類（わかめ・ひじき・のり）
◉大豆製品（豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など）
◉緑黄色野菜（小松菜・ほうれん草・大根の葉）です。

上記の中でも、乳製品は特に吸収率が高い食材なので、ヨーグルト以外にも、牛乳やチーズなども使用していくと良いと思います。　脂肪分の少ないカッテージチーズを使用したり、パルメザンチーズやプロセスチーズの使用もお勧めです。

よろしくお願い致します。
　

あいさん、おはようございます。

今からでも遅くないですよ。　
今までとても鉄分を意識されていましたし、これからより意識して頂く事でより安心感が出てくると思います。お子様に悪い影響があったという事は無いと思います。

鉄分に関しては今色々な論文が発表されていますが、乳児期の現時点で気づかれたことは今後のお子様の発達に対してもとても良い財産になると思います。
母乳育児だからと言って皆が皆、貧血になったり、発達に影響が出てしまうという事ではないですし、ミルク育児よりも多少リスクが上がってしまう事があるという事です。

その点あいさんは、鉄の必要性について理解されて、積極的に離乳食を進められていますし、今まで離乳食の強い拒否がなく進められてきたのであれば、リスクはそれほど高い状況ではないと思います。

それでも心配な場合は、ミルクを離乳食に取り入れるだけではなくて、１日１回の授乳をミルクに変えてあげるだけでもより安心感が増すのかなと思います。
１日１５０ｍｌ程度のミルクを飲ませる事で、貧血の改善が認められたというデータもありますよ。
母乳育児にこだわりがなければ、ミルクを飲ませてあげる機会を作るのも良い策だと思います。

以上のことを考慮しつつお子様に合った方法で考えていってあげて下さいね。

あいさん、お返事ありがとうございます。
初めての育児で心配になる事も多いですよね。
こちらでは、ママさんの不安を少しでも解消して頂きたいと思い寄り添った形で回答させていただいております。
また何かお困りのことがあればいつでもお声掛け下さいね。