手づかみ食べの進め方

めめりりさん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。

10カ月のお子様の手づかみ食べの進め方についてのご相談ですね。
小さく切った野菜や果物をテーブルに置いてあげるという方法はとても良いと思います。　
握りつぶしたり、床に落としたり、という状況も悪くないですよ。

手づかみ食べの目的は、上手に食べる事ではなく、目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという、目と手と口の協働運動の獲得の為と言われます。　現状、目で見たものを自分でやりたいように触ったり、握りつぶしたりという事を出来ている状況はとても良い段階です。　食材を実際に触る事で、手も器用に動かせるようになってきますし、柔らかいものはどの程度の力加減で握ればつぶれないかという事も感覚で学んでいきます。　今の状況をたくさん体験させてあげて良いですし、お母さんが手を添えて、口まで持っていくという介助をしてあげても良いですよ。

ただ手を出す事をとても嫌がるお子様もいますので、様子をみつつ、現状は食材の特性を学でいる時期と思って、小さ目のものをテーブルに置いてあげて好きなようにやらせてあげるという方法で問題ないと思います。お子様の好きなものを中心につかませてあげると良いです。　いずれ口までの距離感がわかるようになってきたら、自分から食べるようになってくると思います。　お母さんがお手本を見せたり、手を添えて介助してあげるという方法で進めてみてくださいね。

カミカミが上手に発達して来たら、野菜スティックやスティックパンや、大き目のおにぎりや食パンそのままなど、大き目のものを前歯でかじり取って食べるように進めてあげられると良いと思います。

よろしくお願い致します。