つかみ食べについて

さかもとさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
1歳2か月のお子さんのつかみ食べについてお悩みなのですね。

手づかみ食べをするとうまく口に運べず頬や口回りに食べ物が付きやすくなり、塗ったワセリンもこすれて落ちやすくなり肌荒れすることもあるかと思います。

お肌が荒れている状態のときは食物アレルギーやアトピー悪化のリスクも高くなりますので、まずは皮膚科を受診して肌荒れの治療を優先しましょう。
治療中は手つかみ食べはお休みして、肌荒れが改善したら野菜スティックやボーロなど手や顔が汚れにくい食べ物で練習させるのも一つの方法かと思います。

手づかみ食べは自分で食べる練習の一環ですので、もしお子さんがスプーン食べに興味があり、その方が皮膚に触れるリスクが少ないようならスプーンやフォークの練習に進んでも問題ありません。
スプーン食べでも最初はうまく食べられずに口回りが汚れることがあると思うので、食前食後にワセリンをたっぷり塗って皮膚を保護することと、食後は流水で手やお顔回りについた食べ物をよく洗い流すことは今後も続けてくださいね。

またお困りの際にはお声かけください。
よろしくお願いいたします。

さかもとさん、お返事ありがとうございます。
アトピーの治療は根気がいるので大変ですよね。さかもとさんも離乳食とアトピー治療を並行して行うのはご苦労も多いかと思います。

お子さんによっては手掴み食べをほとんどせずに、そのままスプーンやフォークで食べるようになる場合もありますし、年齢とともに手指の発達が進み、３・４歳ごろになれば誰でも自然と食具を使って上手に食べられるようになりますので、お子さんのご様子に合わせて焦らず練習を進めていけば大丈夫ですよ。

手づかみ食べをしなくても、手指を使ったおもちゃなどで遊ばせたり、おままごと遊びなども自分で食べる練習には効果的ですので、ぜひ日々の遊びのなかで取り入れてみてくださいね。